50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【山梨、笛吹市】金峰山を諦めて、恵林寺とほったらかしの湯。2025年9月29日(月)

やまみほ


恵林寺境内から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は平日(月曜日)の山登りの予定でした。

そろそろ紅葉が始まっていて、週末は激混みになることで有名な山に出掛けようと思い、ターボとハガレーナと私の三人が日にちを合わせて有給を取得したのです。

毎度、毎度の枕詞のように呟いていますが、、

ホントは!至仏山に登りたかったのですよ!

まだお気楽として尾瀬に足を踏み入れたことがないのです。

度々候補に至仏山をあげていても、人気の尾瀬ですから、激混みになることを想像すると、なかなか実現せずに何年も過ごして来ました。

紅葉の始まりそうな週末なら、きっと鳩待峠までの木道が長蛇の列になるのだろうと思い、いくらか空いていそうな月曜日にお休みを取ったというのにですよ。

なんと、この日の至仏山は雨!!!

あー、なんてこったい(涙)

どんなに手を伸ばしても、遠ざかる至仏山、、。

だったら谷川岳は!?

それも曇り時々雨&強風の予報。

それなら金峰山はどうだろう??

ターボがまだ登った事がないのですよ。

金峰山の天気予報を見ると、朝のうちは曇りで6時台に折り畳み傘マーク。

その後10時位からお日様マークになっています。

夏の金峰山では大体高い雷確率も低い。

お、これはターボを金峰山に連れて行く滅多にないチャンスかも知れん!と思った次第です。

3時半に自宅を出発。

ワクワクしながら、秩父を抜けて雁坂トンネルを目指しました。


大滝から雁坂トンネルまでの道は途中土砂崩れで通行止めとなっているため、まだ開通していない工事途中の大滝トンネルを通りました。

地面はまだダートですが、トラックが行き交うからか、地面はしっかり踏み固められ、まるでコンクリートのようになっていました。

(とは言え、時々石が転がっているので、トンネル内は時速15km制限です)

雁坂トンネルを通り、山梨県に入り、大弛峠への林道に入ると、クネクネとした道が一時間も続きます。

ヘアピンカーブが連続する一時間はさすがにきつい。

運転者はもちろんですが、同乗者も、、💦

助手席に座っていた私はすっかり車酔いしてしまい、起き上がれなくなってしまいました。

6時半に大弛峠に着いて、座席を倒し、しばらく寝ることにしました。

吐き気が凄くてとても動けそうにありません(涙)


不幸中の幸いで、峠では小雨が降っていました。

週末では考えられないほど空いている大弛峠の駐車場です。

数台停まった車の中には私たちと同じように雨があがるのを待っている人たちがいるようでした。

しかし、雨脚は次第にどんどん強くなり、ついにはどしゃ降りになってきました。

あちゃー、こりゃ完全に雨雲の中にすっぽり入ってしまった模様。

しかも周囲の木々は大きく煽られ、どうやら強風が吹いているようです。

私の体調不良もあり、今日は金峰山は諦めることになりました。

再び車酔いしながら、クネクネ道を一時間下ります。

麓の道の駅でトイレ休憩し、体をほぐして深呼吸。

少し体調がましになってきたので、近くのお寺を観光することにしました。


訪れたのは、乾徳山恵林寺(けんとくさんえりんじ)です。

(パンフレットより)

恵林寺は1330年開創の古刹です。

開山は夢想国師。

後に、戦国の雄・武田信玄が菩提寺と定め、江戸期に柳沢吉保夫妻の廟所にもなりました。

夢想国師の作庭になる国指定の名勝庭園、生前の武田信玄の姿を写したと伝えられる武田不動尊がよく知られています。


武田信玄の墓所があることでも有名らしく、以前ハガレーナが訪れていて、その際に『風林火山』の手拭いをターボと私にお土産で買ってきてくれたお寺なのだそう。

ハガレーナに教えてもらってやって来ると、この日は裏千家の『献茶会』なるものが行われるらしく、美しくヘアセットし、上品なお召し物のご婦人方が大勢お寺に入って行きました。


私たちも一人500円の拝観料を支払い、建物の中へ。


一般人は立ち入り禁止の本堂内は、大勢の裏千家のお弟子さんたちがいるので、なかなか写真を撮れませんでした💦


本堂の裏にある恵林寺庭園は池泉回遊式庭園だそうです。

これは夢想国師の手によって造られたとのこと。

この後は撮影禁止となっている、うぐいす廊下と信玄の不動明王が納められた武田不動尊堂を見学しました。

うぐいす廊下はどんなに音をたてずに歩こうと思っても、必ず「きゅっきゅっ」と大きな音が鳴ってしまいました。


(パンフレットより写真を拝借)

信玄が比叡山より大僧正の位を受けた際、京都より仏師の斎藤康清を招き、対面で模刻させたという信玄等身大の不動明王です。

信玄は自らの髪を焼き、漆に混ぜてその胸元に塗りつけたと伝承されています。


武田信玄の不動明王はすごい迫力の作品で、遠くから見てもその異様な佇まいに圧倒されました。

また、ハガレーナに導かれて、真っ暗な迷路の中に入ったりもしました。

その時はてっきり敵を欺くための忍者用廊下なのかと思って、はしゃいでしまいましたが、、

後でパンフレットを見ると『冥歩禅(みょうぼぜん)』という瞑想路だったのだと知りました。

「真っ暗な闇の中を歩きながら自分自身の心に向き合い、祈りの思いを確かなものにした上で、再び光の満ち溢れる世界に戻ってくる」ためのものだったらしいです。


しっとりとした中庭もありました。

満艦飾のご婦人方が溢れかえったお寺に迷い込んだ、思いっきり場違いな登山仕様の私たち。

一応、少しだけ、お上品に写真におさまってみたけれど、、(笑)


上の写真は廊下に展示してあった信玄不動明王の大きなポスターです。

アップで見ると血走った眼光の鋭さが良くわかって、こんなに凄かったんだ!と驚きました。

社務所(売店)には、私たちが持っている『風林火山』と並んで快川国師が唱えたとされる有名な『滅却心頭火自涼』をモチーフにした手拭いがあったので、最近お気楽隊イツメンとなったとうにお土産で購入しました。


お寺のあちこちに、武田菱があります。


経蔵を覗いてみると、どなたかの像が安置されていたので、ちょっと顔真似してみましたが、、誰一人として似てなかったです(涙)


毎月12日しか近づくことを許されない武田信玄の墓所をどうしても見たくて塀の隙間から写真を撮ったり、虎の彫刻を真似してみたり、、すっかり体調が回復したやまみほでありました🤣


境内を歩き回ってお腹がすいたので、茶店で「武者だんご」をいただきました。


その後向かったのは、『ほったらかし温泉』です。

平日なのに、そこそこ賑わっていました。

天候が回復してきて、青空も見えます。

雲から顔を出した雄大な富士山を眺めながら、の~んびり、疲れていない体を癒しました(笑)

お昼ご飯は、天ざるそば。

木陰で涼やかな風を感じながら、大展望ランチを楽しみました。


富士山や周辺の山々。

大菩薩嶺もよく見えました。

今日はあちらの山にしておけば、ご機嫌に歩けたのかもしれません。


奥秩父方面も晴れてきていましたが、なぜか金峰山だけは厚い雲に隠れて見えませんでした(下の写真の左端辺り)。

いまだに雨が降っているのかなぁ。

今日は珍しく山の選択に失敗してしまいましたね(涙)

しかし、平日だとあんなに大弛峠の駐車場が空いているのだと知れたので(悪天候だっからかも知れませんが)、また平日にお休みをもらって訪れたいと思います。


お土産にシャインマスカットを買って帰りました。

私の体調不良でみんなに迷惑をかけてしまいましたが、三人でのんびりできた良い休日となりました。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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