50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、赤城】ツツジ祭りだ!!鍋割山~荒山をトトロと歩く。2025年5月18日(日)


鍋割山南面・鍋割高原から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末はハガレーナの都合が悪く、ターボと二人の山行予定でした。

このところ楽勝ハイクばかりしていて、ちっともトレーニング出来てないので、距離10km、累積標高差で1000M以上登れるコースを歩いて来たいなと思っていました。

そして、どうせなら、今が盛りのツツジを見に行きたい。

その両方を叶えるのが、今回のコースとなります。

以前私がハガレーナ&義姉と歩いた鍋割山南面と、かつて私が膝手術などで山を休んでいた時期にターボとハガレーナが歩いた荒山南面コースを組み合わせて、周回してこようと思いつきました。

我ながらなかなかにいいアイデア!

私は鍋割南面を知っていて荒山南面は知りません。

ターボはその逆。

なので、それぞれが半分安心で半分楽しみ(ドキドキ)な効率の良いコースです。


そんな計画を立てながら、次にとうと山に行く日程を調整すべくラインをしていたところ、この週末は予定がないことが判明。

「え?とう、もしかして暇なの?だったら、今週末ターボと一緒に山に行くけど、とうも来る?」と聞くと「行く行く~!」と即答がかえって来ました。


どうやら、先週登った「大猿川周回コース」が最高に楽しかったらしく、しかもその時に「オトギの森」や「棒引き峰」から見えた荒山などが気になっていたそうで、「また赤城の山に登りた~い」と思っていたんだとか。

まぁ、赤城の山と言っても、今だに赤城の外輪山越えて本体には指先さえも触れてないんですけどね🤣

赤城の外輪の外側ばかり連れ歩かれているとうなのでした(笑)

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右の青い線(私のYAMAPが最初立ち上がらなくてスタートが途中からになってるけど💦)が先週歩いた軌跡で、

左が今回の軌跡です。

ね、赤城の外側ばかり歩いてるのが良くわかるでしょ?(笑)

まぁ、そのうち(赤城本体も新緑になってきたら)あっちにも連れていきますよ、お任せくださいな。


週一回は山に行きたいと思っていて、しかも基本ソロなので、予定はいくらでも変更できるというフレキシブルとうに、先週に引き続き早起きしてもらい、寄居に5時15分集合で出発することにしました。

現地(鍋割山登山口)にはトイレがないので、途中お弁当調達とトイレのために二回コンビニに寄ることも考慮して、所要時間+30分で計画を立てたのです。


赤城国際カントリークラブの脇から林道に入り、ゴルフ場を右手に見ながら進みます。

上の写真はゴルフ場の側の道路。

この後の分岐で左手の狭い道に入り、そこからはすれ違いできないほど狭くなります。

しばらく行くとT字路に当たるので、そこを右に曲がると車道脇に5~6台駐車可能なスペースが現れます。

そこが一応駐車場。

私たちが到着した6時45分時点で先着は2台でしたが、そこから5分程歩いた登山口には路肩に4~5台停まっていたので、慣れている人は駐車場を通り越して直接登山口まで行っちゃうみたいですね。

鍋割山登山口といえば最も一般的な姫百合駐車場よりはかなりの小スペースなので、今後あまりに人気が出たら駐車場問題が発生しそうですね。

今のところはハイカーが少ないマイナールートなのでNoProblemです。



《コース定数 28(きつい)》



駐車場でいつもの自己紹介などの動画を撮影していると、トレーニング中の長距離ランナーが次々走って来たので、恥ずかしくて慌てて動画を止めました🤣

とうが「恥ずかしがってるターボさんを見られて、ターボさんでも恥ずかしいんだって思った」と言ってました。

いや、いいトシしたオバチャンが森の中で「おはようございま~す!」ってやるの、そりゃ恥ずかしいよ、、いつもそう思いながら人がいない所でコソコソやってるんだよ、実は。

だから、人が多い山に行かないというのもあったりする🤣

ハイカーは少ないものの、ランナーが次々現れるので、慌てた私は、動画の最初に撮影する「レッツらゴー」をうまく録画できなかったみたいで、残っていた画像は、「レッツらゴー」やった後の足元だけでした(涙)


7時頃に歩き出しました。

鍋割山登山口から山道に入ると、早速現れた大きく形も見事なヤマツツジ。

満っ開!ですね。

これは期待が高まるというもの。

ここから鍋割山山頂までは標高差で500M登ります。


10分ほど登ってくると、もうこの展望です。

南面コースは展望が良い箇所がいくつもあるので、これが楽しいのです。

曇り空に加えて、朝もやもあり、青みががった白い絵の具を薄く滲ませたようですが、実際見ると、結構な爽快感なんですよ。


道は徐々に急勾配になっていきます。

鍋割山南面は途中に二回ほどテラスのような平地を通るのですが、最初のテラス(高原)に向けては岩場をよじ登るような箇所もある急斜面です。

ロープ場も意外に沢山あります。

息が上がりますが、新緑とツツジが美しいので、写真を撮りながらゆっくり登りました。


今朝開いたばかり?と思うほど、花びらが柔らかくシワシワしている生まれたてツツジ(ちょっとピンぼけだけど💦)が咲いている斜面をエッチラオッチラ登ります。

気温は20℃程ですが、湿度が85%あるので、動くと蒸し暑いです💦💦


ひとつめのテラス(鍋割高原)に到着しました。

一面に広がる笹原に、数多く点在する色鮮やかなヤマツツジが、それはもう見事で、わずかに見える青空と相まって、楽園感半端ないです。

振り返れば、関東平野を我が物にしたような大展望。

感慨深げなとうの後ろ姿で、その感動を皆さんにもお届けしたい!(笑)

少し前からとうもダジャレ好きなことが判明し、ターボに師事する勢いで、二人はダジャレ合戦を繰り広げておりました。

「ツツジをつつしみ深く見る」とか、なんとか、かんとか、、(他にも色々言ってたけど、忘れた🤣)

この時もターボが「とう!転倒しないようにね」とダジャレをかますと、とうは振り返ってニヤリと笑いました。

前回の大猿川でも感じたのですが、とうは多くを語らず、口許にわずかに笑みをたたえるだけ。

ん?楽しくないの??と問いかけると「ミステリアスな男と思われたい」のだそうで🤣

う~ん、自己プロデュース、下手くそかよ!

ミステリアスからはおよそ対角線にあるような方に見受けられますが(笑)

ま、一応本人がそれを目指してるというので、動画の紹介では「自称ミステリアスな男・とう」としておきました。

苦情はとうまで直接お願いいたします。

私は代弁しただけなので🤣


楽しくて仕方ない鍋割高原のツツジ祭り!(実際に祭りが開催されているわけではなく、もちろん出店などありませんし、そもそも人がほぼいません🤣)

ツツジ越しに見る遠くの山並みに感動しっぱなしです。

全てが美しい。


一枚の写真に納められない視界の広がりです。

ツツジの赤と新緑の緑、町の青と、空の白、、私の語彙力では表現できない絶妙なバランスの美しさです。

それが視界いっぱいに見えちゃうのですから、これぞ山登りの醍醐味!山登りをやめられない理由のひとつですよね。


高原を過ぎ、再び森の中へ入っていきます。

細かい石を積み重ねたような岩場になってきました。

私は息がゼェハァして、二人について行けません🤣

もう少し体重落とさないと、いかんなぁ、、と思いながら登っておりました💦

「自分の重さを感じながら坂道を登る~🎵」というさだまさしの歌詞をしみじみ思う(笑)


でも辺りは相変わらずのツツジ祭り開催中!

何もない坂道ではなく、彩りあるこんな道は、ゼェハァ言ってもやっぱり楽しいのです。

しかも進んだ先は天国のような場所と知っているのですから。


岩が大きくなってきました。

いよいよ、二番目の平地が近くなってきたよ!

ロープ場を越えて足をおろしたのは、、


こんな場所!!

地味そうに見えます??

なんの、なんの、、実際に足を踏み入れたら、そこは天国ですよ。

辛い坂を登ってきて辿りついた平らな道って言うだけでウキウキなのに、そこがツツジのトンネルだったらもう、ウハウハです。

まだ花は少なかったですが、実はここツツジの楽園なの!

もう嬉しくなって前を見たらトトロがいたので、メイの気持ちになって「トトロ~!!」と言いながら追いかけると、「とうトトロ」はドタバタと逃げ出しました🤣

「ここ、トトロの世界だよね~」と会話しながら歩いていくと、ターボが何か発見したみたいです!

それは、、


メイとサツキのパパママでした!!

やっぱりここはトトロの森だったんだ~!と嬉しくなりました。

同じことを思う人が他にもいるってことよね(笑)

こうなったら、もうこんな写真を撮るしかありません。

ぬぅ~っと現れたのは、、、


とうトトロだ~🤣

もうそうとしか見えない🤣🤣🤣

このぬぅっとした感じがトトロそのもの。

確かにトトロはミステリアスな存在ですから、なるほどとうが目指していたのはこれだったのか!と妙に納得しました(笑)


さてさて、遊んでないで、山頂を目指しましょう。

最後は丸太の階段を登っていきます。

ここは遮るもののない大展望エリアで、前にハガレーナ&義姉と来た時はコーフンしていっぱい写真を撮ったのに、今回は目で楽しんだだけで、誰も写真を撮ってなかった🤣

なので、その時の写真を、、、


ね、嬉しそうでしょ??

もう、飛んで行けそうなほど爽快だったのです。

南面コースは、荒山高原の美しさやツツジの可愛いさはもちろんのことですが、この大展望が最大の魅力だと思います。

まだまだハイカーが少ないこともいいところかな。

独り占めしてる特別感もあります。


ということで、9時21分、、登山口から2時間20分かけて、鍋割山山頂(1332M)にようやく到着しました。

「山と高原地図」だとコースタイムが1時間40分となっているので、まぁいっぱい遊んでいるとはいえ、いかにお気楽の歩みが遅いかお分かりいただけるかと、、(涙)


山頂ではランチ休憩です。

とうからは、可愛いおやつセットをいただきました!


こんな景色を眺めながら、の~んびり。

雲海がまだまだ消えません。

そして、遠くの空に見えた雲が鳳凰の羽みたいで、素敵でした。


回りの山を眺めていると、とうに「あそこは歩けるのかな?」などと質問されたので、地図を広げて説明しているところ。

もはや、建設現場で指示を出す親方と棟梁にしか見えないのは何故だろう???


30分ほどゆっくりし、9時56分、山頂を後にし、稜線歩きを楽しみます。

蕾がこれでもか!とついたツツジに囲まれた道。

蕾は赤色が濃いので、蕾だけなのに空間が真っ赤に染まっていました。


日陰のない稜線に出るとちょっと暑いくらいでした。

時々雲の間からお日様が顔を出し、半袖から出た素肌をじりじりと焦がしました。

とうにお気楽が二番目に好きな花「ズミ」を教えてあげると、とうが「キレイなものばっかりあるね」と呟いていました。

そう、山に来ると、下界では信じられないくらいキレイなものばかりを見ることができるんですよね。


そんなキレイなもののひとつ。

ミツバツツジのピンクの先に浮かぶまだ雪をまとった上州武尊山や谷川連峰。

手前の赤城の峰が青々としているので、それぞれの美しさが際立ちます。

なんか、ずーーーっと見ていられる。

先に行かなくていいなら、ここにずっといたいです(笑)


10時25分、竈山を通過しました。

竈山に立つと、赤城の山々がドーンと見えるようになります。

左から鈴ヶ岳(尖ってる)、鍬柄山・姥子山(小さな起伏)地蔵岳(山頂に電波塔)、荒山です。

最高峰の黒檜山は荒山に隠れて見えないみたい。

そして、この稜線歩きが楽しいのは(ほとんどのハイカーがこれを楽しみにしていたのだと思う)広々とした尾根道を彩るヤマツツジ達です。

生憎今日はそのほとんどがまだ蕾でした。

今は下の方(標高800~1100M)がヤマツツジの見頃でしたから、こちらが満開になるのはもう一週間先?(そう思って、間に合うように、今必死でブログ書いてます(笑))


次に通過したのは、火起山。

ここまで来ると、これから向かう荒山が更に大きく迫ってきます。

南側に広がったほぼ広葉樹の大きな山体に、赤いポツポツがみえます。

まだ新芽が出たばかりの赤ちゃん新緑が荒山という名前とは程遠い、優しい雰囲気です。


北側が見渡せる稜線に、展望山名板がありました。

はっきりわかったのは、上州武尊山と谷川岳、それから平標山と苗場山くらいかな。

巻機山とか、毎回、どれなんだかハッキリわかりません(笑)

稜線歩きを終え、荒山高原に向けジグザグに下っていると、、

前から来た男性に「あれ?また会ったね!」と声をかけられました。

え?誰だっけ??

私の頭の中ははてなマークでしたが、ターボが「あ、オトギの森で!?」と思い出してくれたのです。

あーーっ、思い出した!!

去年オトギの森で「ブログ見てますよ~」「よく変なポーズで写真撮ってるよね~」と声を掛けてくれた、このブログの読者さんだったのです。

正確にいえば、読者というより、「山を検索したら出てきちゃうから、読んでる」という状況の、まぁ、それでも私からしたら貴重な読者様です(笑)


黄色いシャツと帽子の男性が声を掛けてくださった方。

「今日はハガレーナさんっていう人はいないんかい?」とメンバーの名前を覚えてくれているのですから、これはもう「お気楽ファン」と呼んでも良いのではないでしょうか?🤣

以前お会いしたことをブログに書いたら、それを読んだ同行の女性が「私たちの後ろ姿がブログに載ったのよ」と言ってくれました。

なので、今回もブログ&YouTubeに載せましたよ~(笑)

賑やかな「ひよりみ」という山の会の皆さんです。

またどこかでお会いできたら嬉しいです。

この後、あ、「お気楽バッジ、渡せば良かった~💦💦」と後悔しました。

二回もお会いして声をかけてもらったのに、渡し忘れるとは、なんということか!!

またお会いできたら声を掛けてください!

バッジをバッグに用意して、その日が訪れるのを楽しみにしてます!!


いやぁ、読者さんに声を掛けてもらえるのは嬉しいんだよ~などと話しながら、10時55分、荒山高原まで下って来ました。

ここもツツジの名所ですが、ミツバツツジ以外はまだこれからという感じでした。

広い鞍部で多くの方が休憩していました。

私たちもちょっと早めのランチ休憩にします。

足を伸ばして座っているとうが小学生みたいだし、熊のぬいぐるみみたいで笑えました。

この後、とうに渡し忘れていた「お気楽バッジ」を渡そうとすると、恭しく跪いたとう。

なんか、「お気楽バッジ」の価値が上がったみたいで、少々照れ臭い(笑)

今回お渡ししたバッジは新品で裏が錆びてないよ!

とうが「錆びてな~い」と言ってる動画が笑えるので、よかったら後で見てください。


30分ほどのお昼休憩の後、11時24分、荒山に向け歩き出しました。

荒山までは1.7km、標高差で310Mほど登ります。

途中から今年お初のハルゼミが鳴き始めました。

下の写真は以前も見て印象に残っていた、真ん中で裂けた松の巨木です。

半分になっても、まだまだ元気に緑の葉を繁らせていました。


松の近くにある、荒山唯一の展望スポット。

歩いてきた鍋割山を見渡すことができます。


更に進むと荒山斜面のホワホワの木々が癒しを与えてくれました。

湿度が高く、風もないので、汗だくで歩いていましたから、優しい春色を見て、目から涼しさを取り込む(笑)


前から賑やかな集団が歩いてきたので、道を譲っていると、「今日は荒山と鍋割山の山開きで、さっき荒山山頂で山開きの祭典をしてきたの。これ(名称を聞き取れなかった(涙))持ってみる?写真を撮ってあげるよ」と言ってもらい、親切に撮っていただいた一枚です。

なんか、わかんないけど、とってもラッキーな気がする(笑)

山の神様にはいつも感謝の気持ちを持って歩いているし、できれば山の神様に愛されたいと常々思っているので、嬉しかったです。

声をかけていただき、ありがとうございました。


荒山山頂直下は岩がでてきて、ちょっぴりアスレチック!

とうがYAMAPで「た~のしぃ~」と呟いていました。

お、とう、岩場歩きも好きなんだね!

だったら、高所恐怖症さえ克服すればどこでも行けるね。

とうのお嬢さん(うちの娘の友達)にこの事を伝えると「今までずっと高いところを避けて生きてきただろうから、ある意味慣れてく可能性高いかも」と言ってました。

うん、ノビシロは充分!!(笑)

私は最後の登りで、蒸し暑いことも手伝って、滝汗をかき、心拍数爆上がりで、ようやく荒山山頂(1571M)到着。

時刻は12時27分でした。

荒山高原から「山と高原地図」ではコースタイム1時間ですから、今回はほぼコースタイム通りに歩けました。

花や展望で足止めされなければ、案外歩けるんだな、うん。


山頂には祠とお祭りの標がありました。

以前姫と一緒に訪れた時はもっと季節が夏に近かったのかな?

あの時は暗くて狭くて展望ない山頂だなと思ったのですが、葉を繁らせる前の山頂は広々としていて木立の間から回りを見渡せるし、とにかく明るさが違います。

春の荒山ってこんなにのどかな雰囲気なんだね、と初めて知りました。

(下の写真)東側を覗くと、スカイボルトラインや、小滝の崩落斜面を見ることができました。


そして、以前は気づかなかった岩の展望台もありました!

それぞれたって覗いてみると、、


こんな景色、、おぉ、なかなかに素敵!

富士山の次に広大な裾野を持つ赤城山の、緩やかにのびる幾重にも重なった尾根が美しいです。

そして、その奥には、広い広い雲の海。

春の山は楽しいね!


12時45分、下山開始します。

ここから先は私は歩いたことがないルート。

ターボとハガレーナが数年前に反対側から歩いた経験ありです。

私は荒山は急峻な山というイメージがあって、この下山ルートは滑りやすい急斜面なのではないかと少し不安でしたが、それは杞憂でした。

荒山って北側斜面はそげ落ちた断崖絶壁みたくなっていますが、南半分はとってもなだらかなんですね。

ま、確かにそうか。

ずーっと長い尾根があるからこそ、裾野が広いのですから。

アカヤシオやシャクナゲが咲く道はとても歩きやすく、明るく、イメージとは正反対でした。

そして、足元には、可愛いスミレが沢山咲いていました。


お、展望スポットまでありますよ!

おおぉ、これは素晴らしい!!!

小沼から八丁峠・軽井沢峠を経て、赤城温泉方面へ下るスカイボルトラインが通る尾根が見渡せました。

緑の山肌が所々赤く染まっています。

ミツバツツジがいっぱいあるんだ~!

ホントに赤城はどこもかしこもツツジの山なんですね。

そして、一日中消えなかった雲海も見事でした。

関東平野は、今日ずっと曇り空だったんでしょうね。

私たちはその雲の上を歩いていましたが(*^^*)


お、ターボが何か見つけたみたい。

標識の上にあったのは、これは「もののけ姫」に出てきた「こだま」じゃないかな?

赤城全体に、ジブリの人形が置かれているのね、、誰の仕業だ??(笑)

楽しい発見で、ワクワクします。


軽井沢峠からの道と合流する分岐からは、次に目指す「棚上十字路」まで1.1kmで、標高差150M下ります。

途中1ヵ所だけ、大きな岩を下る危険箇所がありましたが、変形梯子が案外しっかりしていて大丈夫でした。

こちらもずーーーっとツツジの道。

ミツバツツジが見頃で、ヤマツツジは蕾。


棚上十字路まで下って来ました。

どうやら6月中旬まで、次々に色んな種類のツツジが咲くみたいです。

これは、毎週来たくなるやつですな(笑)


それにしても、ほとんど人に会わないです。

数組に抜かされただけかな。


下ってくると、蛍光色のヤマツツジがすんごい咲いてました。

誰にも知られることなく、咲き乱れるヤマツツジ。

鍋割山の尾根にはあんなに人がいたのに、何故誰もこっちに来ないのだろう??

こんなに素晴らしいのに!

まぁ、お陰で静かな山歩きができていいんですけどね。


14時38分、荒山登山口の駐車場(940M)まで下って来ました。

ほぼコースタイム通りに歩けたみたいです。

荒山登山口には20台ほど停められる駐車場があり、ポッちゃん和式ですが、トイレもあります。

ここから車を停めた鍋割山登山口(810M)まで、車道歩きとなるわけですが、標高は終点の方が130Mも低いわけだし、地図には30分と書いてあったので、楽勝・楽勝~と思っていたのが、大間違いでした🤣

初めのうちヘアピンカーブを曲がりながら大きく下り、最後は登り勾配になり、早く帰り着きたいと思ってムキになって歩いているので、心臓は早鐘をうち、最後は少し股関節に痛みを感じながら、ヘロヘロになって車まで帰り着きました(涙)

所要45分なり。

あんなに必死に歩いたのに、、「山と高原地図」、、あれ、30分は無理だから、修正しといて~💦💦


ということで、最後はバテバテになって、息も絶え絶えの状態で、動画撮影いたしましたとさ。


いや、最後の車道歩きはちょいと誤算でしたが、他はパーフェクトだったんじゃないでしょうか?

ツツジパフォーマンスはまだまだ続きそうな気がしますよ!

これを読んでいるそこのあなた!

梅雨のはしりみたくなってきて、晴れる日が少なくなってきそうですが、雨さえ降らなければ、是非訪れてみてください。

ツツジたちが、誰かに褒めてもらいたくて、顔を輝かせて待ってますよ~!!!





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動画をまとめています。

ハイカーの少ないルートにある、人知れず咲くツツジたちをご覧ください!


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