【埼玉、小鹿野町】健脚YouTuber『たつやまちゃんねる』さんと小鹿野アルプスを歩く。2025年5月5日(祝)
お舟観音様の前から、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
皆さん、登山系YouTuber『たつやまちゃんねる』をご存知ですか??
お気楽の3倍の登録者を有する、健脚YouTubeチャンネルです。
GoProを片手に、登山道の様子などをずっと説明しながら歩く、しゃべくりYouTuberでもあります。
とにかくトークがうまい!!
関西弁で繰り広げられるそのお喋りは、分かりやすいし、とても耳こごち良いんです。
健脚ハイカーの方が参考にもされるでしょうし、
お気楽には馴染みの薄い関西の山を沢山紹介してくれて、「いつか行ってみた~い」という気持ちにさせてくれます。
そんな『たつやまさん』との出会いはと言えば、、
今から遡ること(多分)7年前、赤城の黒檜山から下ってきたら、登山口近くで登りの準備をしている二人の男性に遭遇し、山の様子を尋ねられたのが『たつやまさん』との初めましてでした。
聞くと午前中に上州武尊山に登り、歩き足りなかったので赤城に移動してきてこれから黒檜山に登るのだと言うのです。
なんてこったい!
どんだけ健脚なんだ!?信じられん。
その時はほんの少し会話しただけの、二度とお会いすることはない、雲の上の存在だと認識していて、「世の中、すごい人がいるもんだね~」などと話しながら、目を丸くしていたのですが、、
『たつやまさん』もYAMAPを利用していたので、その後YAMAPでたまにコメントのやり取りをするようになりました。
その後『たつやまさん』が先にYouTubeを始め、数年を経てお気楽隊も後れ馳せながら山行を動画に記録するようになったことから、いつかYouTuberとしてコラボ登山したいですね~という流れになったのです。
そんな夢のコラボ登山が遂に実現する日がやって来ました!!
GWを利用して、関東に遠征する予定だった『たつやまさん』から、どこかのタイミングでコラボしましょう~とお誘いいただきました!!
2~3日は那須岳小屋泊、4日は群馬の岩櫃山と浅間隠山に登った『たつやまさん』。
お住まいの関西に帰る5日に、お気楽のホームマウンテン的な山に登りたいとのことで、お気楽が提案したのは、小鹿野町の『小鹿野アルプス・釜ノ沢五峰』でした。
ご当地アルプスを歩くことも『たつやまさん』のライフワークみたいなので、好都合だというお返事。
『小鹿野アルプス』は道が荒れ気味な上、道迷いしやすい複雑怪奇なルートなので、初めて訪れる時はYAMAPなどの軌跡を落としてそれに沿って歩くか、一番いいのは知ってる人に案内してもらうのが良い山なのです。
お気楽もご多分に漏れず、初回は道迷いし、ルートを全て歩けなかったのですが、その後何度も登っていて、ウサ亀さんや、クリさん、アキロック隊などを案内している実績(?)がありますので、お任せくださいませませよ😤
ということで、現地(法性寺)集合5時45分、6時歩き出しで計画を立て、たつやまさんに再会する運びとなりました。
前の日に安中に泊まったたつやまさん。
現地で待たせては申し訳ないと思い、張り切って法性寺に5時半過ぎに到着したお気楽イツメン。
が、、しかし!、、、
ついてみると、なんと、法性寺駐車場にはロープがかけられ、駐車できなくなっているではありませんか。
ええええぇ、なんで!?
以前はどんなに早朝でも停められたのに!?
駐車場を過ぎ寺の前まで進むと、今度は門扉が固く閉められた状態であることを発見!
開門は8時と書いてあります。
は?8時~???
なんで?なんで??
かたく閉じられた分厚い木の門扉を見ると、法性寺に強烈に拒否されてる感半端ないです。
ええぇ、お寺って大体いつも開いてるんじゃないんだっけ??
早朝お参りする人だっているだろうに、、。
なんで、なんで、なんでやねん!
前には早朝歩き出して境内通りすぎる時に、協力金をチャリンしてたら、住職と奥さんが建物から出て来て、「お舟観音の写真を見せてくれればお舟観音の特別な御朱印を差し上げますよ~」な~んて言ってくれたのに!!
頭の中にはてなマークがいっぱいです。
数年来ない間に、法性寺に何が起こったのだ!??
どうしよう、どうしようと狼狽えているところに、たつやまさんが到着しました。
たつやまさん、ごめ~ん💦💦
トラブル発生!
車が停められなしい、門から入れない!!!
どうしたもんかと考えていたら、前にアキロックさんたちがちょっと離れた公園に車を停めて歩き出したって聞いた気がする~と思い出しました。
地図を見ると、『般若の丘公園』という所があり、駐車場やトイレが整備されていることがわかりました。
仕方ない、そこに停めて歩き出そう。
だとしても開門8時だと遅すぎるので、逆回りするしかないね、、ということに。
当初予定より、歩行時間で2時間、距離も数キロ長くなりますが、致し方なし。
とにかくそれでやってみることにしました。
《コース定数 22(ふつう)》
やって来たのは、『般若の丘公園』。
ここはかつて海底だったことから、海辺に生息していた謎の恐竜『パレオパラドキシア』や、魚類の『チチブサワラ』の化石が発見されているのだそうです。
この『パレオパラドキシア』の実物大模型の前からスタートしました。
(動画をご覧ください)
公園を出発してから、里道を歩くこと約1時間。
ようやく登山口に到着です。
ここの登山口は標識が地面近くに朽ちそうな状態で置かれているだけなので、見落としがち。
目印のピンクテープがありますから、おしゃべりに夢中で通り過ぎないように注意しましょう(笑)
ターボとハガレーナはご多分に漏れず通り過ぎました🤣
朽ちかけた標識には『至竜神山』と書いてあります。
過去はずっと下っていた緩めの激滑り斜面。
今回初めて登りで利用しました。
ターボと私はゼェハァが止まらない💦
心拍数がどえらいことになっています。
体が軽く体力もあるたつやまさんとハガレーナは涼しいお顔。
「ノーハァハァ」だそうです。
まじかよ。
兎岩を登る。
ここはいつも長い距離(というか、長い時間)歩いてきた最後の見所なので、もう消化試合状態でやって来て、「は、兎岩ね、もうどうでもいいわ」となるのですが、今回は登り始めてわずかで訪れることになるので、いつもより新鮮でした。
振り返れば、大展望。
兎岩のこと、今まで軽視してて、ごめんね🙏💦💦
そして、次の展望地へ。
ここで、たつやまさんに「向こうに見える山を解説してください」と言われ、期待にお答えしようと思いましたが、何ひとつ分かりませんでした🤣
奥秩父の山は分かりにくいんだってばさ。
見る角度が違うと全く違って見えるし(言い訳🤣)
まぁ、うちの夫なら全部の山を答えると思うけど(笑)
で、AR山ナビさんのお助けいただきました(笑)
小鹿野アルプスは岩がちな所と、腐葉土ふかふか(つまりズルズル)の所があります。
ここは大きな岩を斜めに横切る場面。
ロープはありますが、少し緊張します。
いつも下りで使うルートで、この頃には疲れてあまり回りを観察する余裕がないのですが、今回はまだ体力に余力があるので、回りの岩が面白い形に侵食されているのを眺めることができました。
へぇ、こんなんなってたんだね、初めて気がついた🤣
そして、お気楽命名『異世界鉄塔』を通過。
反対側から登ってきた時には、周りの木や草が以前より伸びていて、異世界感があまりなく、これは私たちイチオシの異世界鉄塔ではない!と思いましたが、通り過ぎて振り返ると、「あ、やっぱりこれだった」となりました🤣
でも一番のパフォーマンスじゃない!今日の鉄塔は!
断じて!!
だって、私が初めて見た異世界鉄塔は、、
こんなだったんだよ!
草木がない分、尾根の形が明瞭に見えて、角を伸ばしたカタツムリみたいだったんだもの。
う~ん、数年前より登山道の荒れ気味感が増してて、ちょっと残念だ(涙)
竜神山は毎度、山頂標識だけ撮ってスルー。
展望がないのでね(涙)
歩きやすい尾根道になりました。
登山道を境に、右と左で全く異なる色と雰囲気で素敵でした。
この後、このルートの最高到達点『中ノ沢ノ頭』を通過し、次に目指したのは、『モミの巨木』。
何しろお気楽イチオシだった『異世界鉄塔』がイマイチになっていたので、『モミの巨木』をたつやまさんが喜んでくれるか心配です。
こちらが室町時代からあるであろう『モミの巨木』(お気楽調べ(笑))
木の根元まで行ったたつやまさんの「これはすごい!」、いただきました~!
ヤッターー\(^-^)/
三人でやっと手が届くかな?という太さと美しい枝振り。
周りの木々が王様を守る傭兵みたく並んでいるのがまたいいんですよね。
次に到着したのは、名もなき展望スポット!
あ、まだ崩れそうなお立ち台が生き残ってた!!
というより、誰かがこまめに修復してくれてるんだろうなという感じです。
軽量二人が登ってポーズ!!
ターボと私は遠慮しときます🤣
そして、釜ノ沢五峰を歩きます。
五峰に着いた時には、ターボが「五峰(ごほう)に着いたごほうびないの?」と呟き、たつやまさんに「これが噂のダジャレですな」と言われてました🤣
五峰から四峰、、
そして、三峰への登りは鎖場です。
10時31分、三峰到着!
三峰が釜ノ沢五峰のなかでは一番展望が良いので、ここでランチ休憩しました。
ここではゆっくりしたので、出発する時に「ほな行きまひょか」。
「ほな」はしばらくたってからでないと言わないらしいです。
11時21分、一ノ峰通過。
奥に亀ケ岳が見えています。
この後、あの岩を間近に見れる場所(隣の尾根)に登ります。
この後、三ノ峰でお会いした二組のハイカーが道迷いしているところに出くわしました。
目指している場所にたどり着かず、里が見えてきたので、登山道でどっちに行ったもんだか立ち往生していました。
小鹿野アルプスはホントに道が複雑で、一筋縄では行きません💦
一旦里まで下って登り返し、次に目指すは『亀ケ岳展望台』。
足が乗せられるように切り込まれたこの岩のステップが歩きやすいような、やすくないような、ビミョーな感じ🤣
到着しました~『亀ケ岳展望台』。
目の前に亀ケ岳がドーーーン!
あそこに登るルートはありません。
写真や動画だと大きさのリアルが伝わらなくてもどかしい。
実際見ると大迫力です。
『亀ケ岳展望台』を過ぎ、しばらく尾根を歩いて、鉄塔の辺りから谷に向け下ります。
もうほぼ藪💦
元々あった階段が土砂崩れで崩落し、急斜面に無理やりついた踏み跡を慎重に下りました。
谷に降りたら、今度は登る。
般若山のある尾根に乗らなければ、お舟観音に行けません。
この後尾根に乗ったら右折。
般若山に至りましたが、草ボーボーで以前の展望はなくなっていました。
ここも異世界鉄塔と同じく残念な結果に。
ハイカーが減っているからか、あえて登山道整備してないのか、、いずれにしても、とても残念でした。
般若山からの狭く滑りやすい急斜面を下って歩きやすい道になりました。
写真を撮りませんでしたが、かつてお昼休憩した鉄塔の土台のみある尾根に、般若山へ行かせない意思を感じる障害物がありました。
後でわかったことですが、この日私たちを追い抜いて行った男性が般若山辺りで法性寺住職と会い、
①般若山という山はないこと。道迷いしたり遭難したりして迷惑なこと。
②YAMAPやヤマレコに登山地図から削除するよう要請したが、「ハイカーが勝手に入っているのでどうしようもない」との回答だったこと。
③午前中にはあった『般若山』という山頂標識を住職が撤去し、あわせてルート上に障害物を置いたこと。
④法性寺の駐車場にハイカーが長時間駐車し、大変困っていること。
などを伝えられ、ハイカーのマナーの悪さを厳しく叱られたのだとわかりました。
その後も出会うハイカーが、皆さん住職に会って苦言を呈されていたことが判明。
うわ、住職に会わなくて良かった~と思いました。
まぁ、私たちは寺の駐車場に停めてないので、文句を言われることはないとは思うけど。
でもハイカー全体を敵視した物言いをされると気分が悪いですもんね。
できれば会いたくないです。
船首に観音様がいる大きな岩の船の船尾には、大日如来様がいらっしゃいます。
私たちは何度もお会いしているので、たつやまさんに代表して登ってもらいました。
素晴らしい眺めだし、とんでもない高度感なんですよ。
最後の見所、お舟観音へ。
巨大タンカーのような岩のデッキを歩いていきます。
船首に立つ、美しき観音様。
さらに先に進んで、たつやまさんが船首像になりました🤣
お気楽はあそこまではちょっと行けない(涙)
浅間山で滑落事故を目撃してから、いけなくなりました。
法性寺の名所をたどりながら下山。
境内を通る時にちゃんと庭整備のための協力金を300円×4名、支払いましたよ~。
だから通らせてね、住職さん。
14時14分、法性寺の山門まで下ってきました。
さて、以前ならここで終了でしたが、車は2.2km先にありますから、まだまだ歩かねばなりませぬ。
朝は車道を歩きましたので、帰りは山道にしましょう。
しばらく車道(しかも登り!)を歩き、途中から山道に入りました。
車道歩きのペースが速かったので、くたびれ果て、ほんの少しの登りでもゼェハァゼェハァ、、息も絶え絶えでした🤣
小鹿野アルプスチックな尾根だったり、イバラチクチクゾーンがあったり、美しい登山道だったり、変化に富んだ帰り道でした。
15時10分、『般若の丘公園』が見えてきました~!
竹のブランコがあったので、それぞれ乗って遊び、駐車場で終了となりました。
当初予定より標高差・距離共に長くなってしまいましたが、それほど遅くならずに下山できて、良かったです。
何しろたつやまさんは下山後関西まで約11時間(渋滞~💦💦)の運転が待っていましたから。
初めての『たつやまちゃんねる』とのコラボ。
大成功だったと言っていいんじゃないでしょうか?
駐車場問題のドタバタはありましたが、それを除けば、極めてスムーズに全行程を歩け、たつやまさんに見所多い個性的な小鹿野アルプスを楽しんでもらえたものと思われます。
またコラボする計画も持ち上がっています。
長野辺りで再会するかも!?
乞うご期待!!
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動画をまとめています。
良かったらご覧ください。
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