【お知らせ】登山難易度表示を変更します。2024年7月20日(土)
こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
山のブログとして、今まで自分なりの登山難易度を表示してきました。
なんとか、その山の難易度を数値化して、自分の記録にしつつ、読んでくださる方にも分かりやすいようにと思って考えたのですが、、。
どうも距離が長いと難易度が高く出すぎてしまったり、実際歩いた体感とはかけはなれた数値になることも多く、なんだかなぁと思っておりました。
一度あきっこさんに「登山難易度の意味がわからない」と指摘されたこともありますし🤣
その時は自分の感覚に大体合ってるからいいんだと思っていましが、色んなタイプの山に登るようになるにつれ、「ん?今回はこの難易度は違う気がする」というケースが幾度もあらわれたのです。
そんなおり登場したのが、YAMAPに半年くらい前から表示されるようになった、コース定数です。
鹿屋体育大学の山本名誉教授が提唱された概念で、そのコースを歩いた時にどれだけのエネルギーを必要とするか、「必要な体力」がわかる数値になります。
なるほど、コースタイムも大事だし、下り標高差も考慮すべきなのか。
確かに下りが長いと最後体力の限界を迎え、転びやすくなりケガをするリスクが高まることを経験上知っています。
コースタイムが長いと体中のあちこち(腰とか膝とか足の裏とか)が痛くなり、苦労した経験も数知れず💦
そして、私がやっていた難易度表示の計算と大きく異なるのが、距離と登り標高差に掛ける定数の割合です。
歩行距離には「×0.3」、登り標高差には「×10.0」!!
なんと、標高差が33倍!!
ちなみに私の小さな脳ミソが考えて今まで散々表示してきた「登山難易度」の計算式は、
「((距離(km)-3)+(登り標高差(km)-3))➗2」というアホみたいなものでした🤣
それを考えた当初は、距離と標高差がバランス取れた山に行くことが多く、あまり違和感を感じなかったのですが、その後色んなチャレンジを始めてめちゃくちゃロングコースを歩いたり、距離が短くとんでも急登の山に行ったりすると、体感のツラさと難易度表示が合わないことが多く発生していました。
その度に「今回は岩場が多かったので難易度プラス1しました」とか「体感的には○○くらいです」などと言い訳し、結局体感なんか~い!と自分にツッコミを入れておった次第です🤣
昨日の夜、ハガレーナと姫と明日行く山の相談で、晴れ予報の場所を探していて、姫が「晴れるのなら甲斐駒ケ岳に行きたい!」と言い出し、ハガレーナが「甲斐駒ケ岳はキツくて、体力的に無理」と発言したことから、調べてみたら、、意外なことが判明したのです。
(甲斐駒ケ岳のYAMAP記事から抜粋)
甲斐駒ケ岳のコース定数は「28」で、
(こちらもYAMAP記事から抜粋)
元々明日行く予定にしていた仙ノ倉山のコース定数は「32」で、なんと!甲斐駒ケ岳の方が定数が低いことがわかったのです。
過去にお気楽で行った山で確認してみると、、
巻機山34
両神山32
男体山・白砂山27
平標山26
おおぉ、確かに!
実際体験した自分の体感的なキツさと同じだなと納得します。
甲斐駒ケ岳は、男体山・白砂山とほぼ同じ、仙ノ倉山は両神山と同じ位なんだ!
自分が登った山と数値で比較できるのはとても理解しやすく、大変参考になります。
ということで、何年か続けてきた自分なりの「登山難易度」はバッサリ切り捨て、今後は山本名誉教授のコース定数で表示していきたいと思います。
ちなみにコースタイムは標準コースタイムでの計算になります。
お気楽のコースタイムは大体標準コースタイムの×1.3なので、参考になりません🤣
さて、明日はどこが晴れるのだろう。
今日もみんなと刻々変わる天気予報とにらめっこで、コース定数参考に、コースタイム×1.3で、なるべく17時までには下山できる山を探したいと思います。
今回は底知れぬ体力を持っている姫と一緒の山行になります。
姫がロング歩きたい!でも朝早いのは無理!という難題をつきつけ、ハガレーナと私は涼しくなくちゃ嫌!ゆっくりしか歩けないからできるだけ早く出発したい!、、という姫とは相反する希望を持っていて、なかなかに調整が難しいのですよ(涙)
まぁ、明日は天気予報次第。
色んな条件は「晴れ☀」予報が全て吹き飛ばすことでしょう(笑)
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