【群馬、赤城】ツツジを求めて大猿川周回コース。2024年5月11日(土)
お気楽隊、夏の小滝参上!!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年はツツジは裏年?
この時期はどうしてもツツジを見る山に行きたいお気楽隊。
YAMAPでツツジの写真はないかと検索してもほとんど出てきません。
う~ん、わからん!
だめ元で去年とんでもなく素晴らしかった大猿川周回コースに行ってみましょう。
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昨年の記事です。
もう最後はお腹いっぱい!勘弁して!針葉樹の森で目を休めたい~⤴️となったほど、ネオンのような怒涛のツツジワールドだったのです。
場所はここ。(上の写真は上が南になります)
大猿川なんて聞いてもどこだかさっぱりわからないですよね??
赤城の長七郞山の南面にあります。
今回は大猿川の東側にある小峰通りを登り、茶ノ木畑峠から破線ルートを歩いて北に向かい、途中で左に曲がって茶ノ木平を歩きます。
そして再び破線ルートで南下し「銚子の伽藍」を見た後、つつじケ峰通りを下ってくる予定です。
「銚子の伽藍」へは昨年棒引き尾根を歩いて訪れていますが、茶ノ木平方面へは行ったことがないので、どんなルートなのか、そこから沢方面へ下る道が危なくないのか、、少々不安ではあるのですが、、試しに行ってみたいと思います。
《登山難易度 5》
自宅を6時25分に出発し、大猿川山乃家を目指しました。
駐車場に到着したのは、8時ちょうど。
見ると駐車場にマルちゃんの車があるではありませんか!?
マルちゃんが来てるんだ!
でも姿は見えないので、もう歩き始めているはず。
マルちゃんは歩くのが速いので、私たちと同じ方向だったら絶対追い付けない。
反対回りならどこかで会えるかな??
楽しみだ!!
キャンプ場のトイレをお借りして、8時19分に歩き出しました。
まずは尾根までジグザグの階段道。
少しずつツツジが現れ始めました。
去年より花が少ない気がするなぁ。
でもやっぱりキレイだ。
尾根に乗りました。
この辺りのツツジは昨年も素晴らしかった記憶があります。
可愛いヤマツツジ。
色鮮やかでうっとりします。
動画にまとめていますが、この辺りで、ターボとハガレーナが突然妙な寸劇を始めました。
どうやら二人はアキロック隊ののーいちさん演じる「のーぐちさん」のファンらしく、そのパロディ「すみっぺ劇場」です。
「お前誰だ?」「おめぇこそ誰だ?」となまり言葉でやり取りしていて、爆笑しました🤣
また、細尾根では、いつものオネェ歩き。
どこのオネェだ?と聞かれたターボ「おら、尾根のオネェだ」🤣🤣🤣
昨年はツツジの真っ赤なトンネルだった道、、今年は新緑のグリーン!!
これはこれでとっても素敵です。
笹の中の道は結構な急勾配。
心拍ばく上がりでした。
私が大きな段差を乗り越える時に、ターボが「よいしょ~⤴️」と掛け声かけてた🤣
坂道の途中で小休止。
みんな笑顔ですが、直前まで死んでおりました。
ターボは心拍150まで上がったらしいです。
見上げれば青空!
花が少なくお陰で、明るい森です(笑)
岳人岩に到着。
そして、その後ついにマルちゃんに再会しました~⤴️
やっぱり反対回りだったらしく、登りがきつくてもういいかなと思って「銚子の伽藍」へは行かなかったとのこと。
一緒に歩こうと誘いたかったのですが、午後用事があるらしいので諦めました。
昨年秋の磐梯山以来のマルちゃん。
また一緒に山に行こうね🎵
更に進むと左手が開けた場所があり、遠くに富士山を見ることができました。
下界は霞んでいるのですが、案外クリアに見えています。
なんだか得した気分ですね。
10時56分、、出発から2時間40分程で本日の最高到達点「茶ノ木畑峠」に到着しました。
マルちゃんと20分程話していたので、それを除けば所要2時間20分というところでしょうか。
お腹が空いたので、柏餅とビスケットで小腹を満たしました。
茶ノ木畑峠を過ぎると、お気楽初体験ルート。
長七郞山方面へ進み、途中の分岐を左に折れます。
あんなに新緑が美しかった南面と同じ季節とは思えないすっからかんの森。
まだ新緑が始まってないんですよね?
広々とした茶ノ木平は、空が広くて歩きやすくて、とても楽しい道でした。
おとぎの森までやってきました。
へぇ、これがおとぎの森なんだね!
これから向かう銚子の伽藍(木々で見えないけど)方面を眺めるターボ。
ここで、向こうから歩いてきた男性にターボが「あ、ブログに出てる人だ!」と声をかけられました。
「ブログやってるでしょ?」「いつも変なポーズで写真撮ってるよね?」「山を検索するとそのブログが出てくるんだよ」とのこと。
あら、嬉しい。
私のブログの読者さん、、正確には違うか、、山を検索するとたまたま私のブログがヒットするってことなのだから、、読者というのではないかも。
だとしても読んでくれているのは確かなので、とっても嬉しいです。
動画にも載せたのですが、実は私のブログ、、「女性登山者・山ガール」部門で、検索数がずっとNo.1なんですよ(自慢してスミマセン💦)
なので、山を検索するとこのブログが出てくるのは、まぁそうなんだろうなと思います。
ありがたや、ありがたや。
ターボは「変なポーズで写真撮ってる」と言われたのが恥ずかしかったのか、「今後は真面目な顔で写真を撮る」と言ってました。
いや、無理でしょ、絶対🤣
分岐に着きました。
ここを右に行くと小沼に行くようです。
私たちは左手に下って行きます。
めちゃくちゃ滑りやすい急斜面。
慎重に下りました。
すると、前が突然大きく開けました!
うわっ、なんだ、ここ??と思ったら、、
下を覗くと水がチョロチョロと染みだしている滝(?)が。
ん?なんか冬に何度も訪れている小滝に似てるなと思いましたが、あまりに水がチョロチョロ過ぎて、あの小滝と同一だとは誰も思いませんでした。
しかし花子が振り返ると古い木の板に「小滝」と書いてあったのです。
え?小滝?
これが小滝なの?
じゃあ冬に私たちが氷瀑を見に行くあれは何滝?
今まで小滝って呼んでたけど違うのか!?
、、等と話しながら下って行きました。
すると冬に歩いたことのある道っぽいエリアが!
え?この道、見覚えある。
ええぇ、ってことは、これがあの小滝なのか!?
夏と冬でこんなに違って見えるとは!?
みんな吸い寄せられるように夏仕様の小滝に進んで行きました。
上からシャワーのように水が落下してきます。
口に入るかと頑張ってみましたが、口に入ったのは数滴で、上半身がびしょびしょになりました(涙)
これ小沼から流れ出てる水ではないよね?
染みだしてるんだよね?(今さら)
小滝を眺めながら、倒木に座ってランチタイムです。
シャワーのように細かい水が落ちているので、ミストシャワー効果で上から冷たい風が吹き、寒いくらいです。
快適、快適。
上から覗いた時はこんなに居心地のいい場所とは思いませんでした。
楽しくて長居しちゃいました🎵
12時40分、再び歩き出しました。
大きな倒木あり!
ターボと花子は迂回しましたが、私が下を潜ろうとして無様な姿を晒しているのが、バッチリ動画に映っています。
私が通過できなかった隙間をハガレーナが難なく通り過ぎてるのを見て悲しくなりました(涙)
途中行田の山岳会の皆さんとすれ違い、徒渉が数回あると聞いておいて良かったです。
沢を何度か渡り、沢に沿って少しずつ下って行きました。
そして、「銚子の伽藍」へ到着。
なんとロープを使って伽藍の中に下っているクライマーがいました。
「銚子の伽藍」からは崖をほぼよじ登る感じの道を登り、しばらく歩いて横引き峰に乗りました。
木立の間から、まだまだ新緑には程遠い地蔵岳と長七郞から荒山への稜線が見えました。
斜面は先ほど歩いた茶ノ木平です。
赤城にはいくつもハイキングコースがあり楽しいです。
今回、冬に歩いた小滝と大猿川からのルートが繋がったので、他のルートも繋げてみたいと思いました。
ではつつじケ峰通りを下ります。
下り始めは急斜面なので、滑らないように慎重に、慎重に。
二人のいい笑顔が撮れました。
ツツジは極端に少ないですが、新緑はやはり美しい。
笹の斜面もいい感じです。
木立の間から小峰通りを。
霞んでいますが、遠くの山も春らしくていいですよね。
こちらも緑のトンネル。
ここは箱庭チックな可愛い道。
両側のフサフサ草がとても好きです。
ハガレーナ、完全復活!!
3ヶ月、山から遠ざかっていましたが、孫っちを抱っこしながら、スクワットやってたらしいですから(笑)
鮮やかなツツジを見つけると、来年はずーっとこんなのがいいなと思いました。
ツツジの花つきは昨年の20分の1位だった気がします。
来年が楽しみです!!
この立体地図を見ると、長七郞山の南面(上の写真では上方向)に大きく亀裂が走り、尾根が寸断されちゃったんだなぁというのが良くわかりますね。
「銚子の伽藍」に行くためには、どちら側からでも崖を下らないといけないんだなと思います。
今回、はじめて歩いたルートはなだらかで広々とした森(おとぎの森)だったり、崩落中の小滝が見られたり、沢を徒渉できたり、、変化に富んだ楽しい道でした。
赤城、軌跡を繋げる旅、また計画しましょう。
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動画をまとめています。
ターボとハガレーナの寸劇もお楽しみください。
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