50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【福島、猪苗代】初めての磐梯山は文句無しの青空!2023年10月14日(土)


磐梯山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


関東地方がお天気イマイチな週末、晴れを求めて東北まで足をのばしちゃう??

東北といえば、2年前、私が足の手術をして、リハビリ中に、裏磐梯の五色沼を散策するために訪れたことはありますが、山に登ったことはありません。


お気楽、ついに、東北上陸!!

目指すはピーカン晴れ予報の「磐梯山」です。


今回はマルちゃんとハガレーナと一緒に秋の磐梯山を満喫したいと思います。


⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️


(鳥瞰図で楽しむ日本百名山より)


《湖沼に囲まれてそびえる「天にかかる磐の梯子」》


磐梯山は福島県のほぼ中央にそびえる独立峰の火山である。

磐梯山を主峰に、赤埴山、櫛ヶ峰の三峰からなる。

かつては主峰と櫛ヶ峰の間に小磐梯山とよばれた山があったが、1888年(明治21年)に大爆発で吹き飛んでしまった。

このときの爆発による泥流で、桧原湖、小野子川湖、五色沼などの湖沼群が生まれ、裏磐梯の地形を一変させた。

北側斜面は噴火の跡が生々しく、荒々しい。

これとは対照的に南側は会津富士という別名どおりの秀麗な姿を見せている。

(中略)

磐梯山の頂上には小さな祠があり、展望も申し分ない。

眼下に裏磐梯の湖沼群、猪苗代湖が見え、飯豊連峰や吾妻連峰、安達太良山が見渡せる。


私たちが今日歩くのは、いくつかある磐梯山ルートのうち、一番楽勝の八方台登山口からのピストンルートです。

八方台登山口ですでに標高1190M。

(上の鳥瞰図の右端にのってます)

磐梯山山頂は1819Mですから、単純標高差は629Mです。


🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙


自宅を3時に出発し(マルちゃんは2時!!)、関越・北関東・東北と高速道路をひた走り、やってきました、福島県。


日の出だー。

晴れてるよ~😁

里がピンク色に染まってました。


朝霧の中に浮かぶ建物や風車。


来たぜ、東北!!

登るぜ、磐梯山!!

晴れてるよーーーっ!

ひゃっほーーーーーーっ!!!

(テンション高め)


《登山難易度 4》


朝6時時点で、第一駐車場は満車、7割ほど埋まっていた第二駐車場に車を停めました。


第二駐車場も満車だった場合、登山口を行きすぎて、少し下ったこがね平に停めるようです。

この熊の看板は怖すぎる。

もはやヒグマかグリズリーだよ、こりゃ(笑)


なんて歩きやすいなだらかな道。

木のトンネルになっていて、とても気持ちいいです。


しばらく平らな道が続きます。

この祠は犬の顔に見えませか??

苔がいい感じです。


中ノ湯跡につきました。

真っ青な空に紅葉が映えます。

奥の三角が磐梯山山頂みたい。


昔はここに宿泊できたのでしょうか?

湯治場だったのかな??

古い建物が朽ちていくままに放置されていました。

温泉かと思って池を触ってみたら冷たかったです。

温泉成分で(?)葉っぱが灰色にコーティングされてました。


青紫が美しいリンドウと、鮮やかな紅葉。

今は日陰になっているので、下山時にはもっときれいかも!?


裏磐梯からのルートとの分岐を通過します。

ここまで八方台からなら1.2kmですが、裏磐梯からだと4.6kmもあるんですね。

ちょっと長めのコース。

でも湖沼群を見ながらなら楽しく登ってこれるかも??

いつか歩いてみたいです。

ブナの森が美しくて、坂道が苦になりません。

楽しい!


途中裏磐梯方面を見渡せる箇所が何回か現れました。

見えているのは桧原湖。


1550Mピークを巻いていきます。

この辺り、まっ黄色の世界だったのですよ、、

写真だとうまく残せなかったけど(涙)



見上げれば、オレンジも加わって、とても美しいです。


隣の尾根のポツポツも可愛い。

お花畑と弘法清水の分岐に着きました。

左に行くとお花畑なんですね。

磐梯山は高山植物の宝庫で、初夏から夏にかけて多彩な花が咲き乱れるのだそうです。

紅紫のバンダイクワガタは磐梯山の固有種なんだとか。

初夏にも是非訪れてみたいです。

とりあえず、登りは右手に進んで、下山時にそのお花畑を歩いて来ようと思います。

今は花はないと思うけど。


山頂が見えそうで見えないじらしプレー(笑)

青空の下、ここもゴールドラッシュだーーっ!


弘法清水に到着しました。

鐘をならそうと苦心するマルちゃん。

この清水を飲んだのはやっぱり私のみ(笑)

家の浄水器の水を捨てて、山の水をペットボトルにいっぱいにしました。

山の水、大好き!!

前にも書いたけど、私は幼少期、水道はなくて、島根の山の水で育ちましたから、私の血液は山の水でできていると言っても過言ではない😁

弘法清水小屋(売店)の前は広々としていて、大展望です。

多くの登山者が休憩中でした。


小屋前からの展望。

すんばらしいよ!!

(上)正面に見えているのは西吾妻山。

(下)右手に櫛ヶ峰(1636M)。

今立っている辺りにかつては小磐梯山があったってことですよね?

1888年の大爆発で吹き飛んで、裏磐梯湖沼群になったとのこと。

私たちはその爆裂火口の端に立っています。


(上)さらに右に目を転じると、桧原湖。

(下)振り返れば磐梯山山頂です。


櫛ヶ峰を背景に三人で記念撮影。

右からハガレーナ、マルちゃん、私です。


さあ、山頂を目指しましょう。

急な登りでどんどん標高を上げるにつれ、ぐんぐん広がる展望。

足元の紅葉の美しいことといったらもう!


ここで、驚きの出会いが!!

下山してきた方とスライドする時、「あ、お気楽隊だ!」と声をかけられたのです。

ハガレーナが「え?え?なんでわかったんですか?」と言うと「お気楽隊は有名ですよ」と。

ええぇ、まじで!?

と思っていると、「ウサ亀さんと一緒に山に登ってますよね?」と言われました。

あー、ウサ亀さんのおともだち!?

「どちら様ですか?」と聞くと「桔梗です」

あーーーっ!桔梗さん!!

「フルーツ大福の人だ!!」となりました(笑)

桔梗さんはウサ亀さんのレポで見る時、必ず(ではないかも)デザートに高級フルーツ大福を差し入れしてくれる太っ腹な御仁として、お気楽の中で認識されております。

フルーツ大福とはちょっとイメージが違いましたが、笑顔が素敵な逞しい男性でした。

またお会いできたら嬉しいです!

声をかけていただき、ありがとうございました。

帰宅途中ウサ亀さんに↑の下の写真を送って「誰でしょーか??」と言ったら、すぐに「桔梗さんかなぁ?その後ろ姿は、、」と返ってきました。

実はお気楽が報告する前に桔梗さんから「お気楽隊にあったよー」と連絡入ってたらしく、、

「亀が架け橋になったんですね。亀橋。」とターボ並みのダジャレを返されました😒


桔梗さんと別れた後も急登が続きます。

登山道も狭く、今日一番のゼェゼェエリア。

でも振り返れば大展望だし、斜面の紅葉はきれいだし、爆裂火口のような荒々しい景色もあったりして、退屈することなく登れます。

ほんとに楽しい山だ、磐梯山は!


(上)名もなき岩のてっぺんに佇む鷹?鷲?いやいや、カラスでした(笑)

あそこからの眺め、素晴らしいんだろうな、、

(下)スキー場の奥に見えている、まるで浅間連峰の「池の平」みたいな場所は、雄国沼でした。

あそこのキスゲは圧巻みたいなんですよね。

いつか行ってみたい。


そして、山頂到着!!

目の前に猪苗代湖ドーーーン!

素晴らしい眺めです。


雲に遮られることもなく、猪苗代湖の全景を見渡せました。

すんばらしい!!


(上)会津若松市方面。

(下)裏磐梯方面。

この磐梯山は百名山の中でも屈指の大展望を誇る山なのだそうです。

南方向には、燧ケ岳や、男体山、日光白根山、那須岳などの栃木の山、

西方向には、浅草岳、守門岳などの新潟の山、

北方向には、飯豊連峰、西吾妻山、安達太良山、、、と、、

いずれも名の知れた名峰、百名山、二百名山を360度大パノラマで見渡せます。

本当に素晴らしかったです。


山頂の岩場に座ってお昼ご飯を食べ、下山することに。

とにかく空が青い!!

足元は錦繍、、正に錦のジュータン。

山頂から弘法清水までは登山道が狭いので、登ってくる方に度々道を譲りながら下山しました。

途中足がつって歩けなくなっていた女性に、つり止めの薬をお渡ししました。

このつり止め、町医者で処方してもらっているのですが、自分が飲むことは希で、ほぼ人を助けるのに使ってる気がする😅

お気楽は、つり止めの他にも痛み止やアミノバイタルなど、誰かが体調を崩した時にすぐに出せるようウエストポーチや胸ポケットに忍ばせています。

水も必ず必要と思う量+500mlを持っていて、水が足りない人がいたら分けられるようにもしています。

そのお陰で、谷川岳でも、足がつって立ち往生していた男性に薬と水を差し上げることができました。

これは、お気楽のこだわりであり、ちょっと誇らしいところ(エッヘン😆)

山での体調不良はなるべく助け合って乗り越えたいですものね。


自慢話(?)はさておき、弘法清水小屋を通過しました。

(小屋ではお気楽イツメン三人、お揃いの手拭いを購入しました)

帰りはお花畑ルートを使います。


(上)櫛ヶ峰と剣ヶ峯の間を人が歩いています。

多分裏磐梯からのルートなのではないかな??

いつか歩いてみたいです。

(下)安達太良山です。

あそこにあるのは「ほんとうの空」ですが、ここ磐梯山の空も繋がっている本物の空だよ。

文句無しのブルー!!!


お花畑を歩いています。

今はお花はないけれど。

振り向けば錦繍の磐梯山。

剣ヶ峯の奥は西吾妻山。


磐梯山を背景に。


剣ヶ峯と櫛ヶ峰を背景に。


ツツジの小道をいきます。

こういう道が大好きです。

楽しいね~。


(上)小磐梯山が吹き飛んだ方面を崖の上から見たところです。

(下)銅沼。

裏磐梯からのルートならあそこを通るみたいなので、いつか歩いてみたいです。


下山時も黄色い森歩き。


崩れ行く尾根と、裾野からひろがる錦の衣。


こちらは、200とも300とも言われる湖沼群の中のひとつ、、名もなき沼。

側に近づくことはできません。


ここの紅葉は本当にきれいで見惚れました。


太陽の光で、紅葉が輝いていました。


中ノ湯跡まで戻ってきました。

こうやって見ると、山頂まで結構あるみたいに見えますが、歩きやすくて、とてもいい登山ルートでした。


色とりどりで素晴らしい紅葉でした。


最後はスキップもできちゃうくらいなだらかな道をご機嫌に下りました。


ゴーーール!!

あれ?マルちゃん、熊になっちゃった!??🤣




お気楽としては初めての東北の山「磐梯山」は、百名山の名に恥じない、素晴らしい山でした。

登山道もよく整備されていて、とても歩きやすかったです。

山頂からの眺めはガイドブックにあったように、百名山の中でも10本の指に入るんじゃないでしょうか?

ま、まだお気楽としては20くらいしか登ってませんけどね、、百名山(笑)



磐梯山の空は青かった!


↑↑↑ 動画にまとめてあるので、よかったらご覧ください。


帰りの車中から、ちょっと絵はがきみたいな写真が撮れました、

黄色い田んぼと美しい形の磐梯山、、そして青いトラックがいい味出してませんか??(笑)


立ちよった道の駅にあったジオラマ写真です。

磐梯山界隈の美しさは、他のエリアとは段違いのクオリティだと思います。

本当に素晴らしい観光資源。

何度も訪れたくなる美しい故郷でした。


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【長野、八ヶ岳】山替え大成功!初めての硫黄岳、大展望登山。2023年10月7日(土)


硫黄岳・赤岩の頭から、こんにちは。


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二年前にケガをして無念の途中撤退となった妙高山にリベンジ登山しようと、半年も前から計画していたのですが、当日あいにく天気予報が芳しくなく、山替えすることと、あいなりました。

ここまで妙高に向けて、体力向上(維持)に努力してきた身としては、どこか登り甲斐があって、かつ、妙高山並みに展望が素晴らしい山に行きたい!!

天気予報を見ると、八ヶ岳方面がお天気安定していることがわかりました。


目指したのは初めての硫黄岳。

お天気は文句無しの晴れ予報。

過去二度ほど登った天狗岳で毎度毎度山頂ガスガスに泣いた経験から、今回こそは大展望に期待したい!

イツメン三人+姫の4人で行ってきます!


《登山難易度 7》

自宅を午前3時に出発し、硫黄岳登山口駐車場である「桜平(中)」に到着したのは、6時過ぎでした。

駐車場は既にいっぱいだったので、路肩に停めることに。

トイレ利用してから、6時40分頃歩き始めました。


最初は車も走れる(関係者のみ)林道を登っていきます。

この写真の場面はなだらかですが、傾斜がきつくなる箇所もあったので、そんな場所は前を歩いていたベテランハイカーの真似をしてジグザグに歩いてみました。

(動画を参照ください)

すると、めちゃくちゃペースよく歩けて全く疲れなくて、よいウォーミングアップにもなり、この日一日、私はとても快調でした。

裏技発見で、今後の林道歩きが楽しみに(笑)


夏沢鉱泉に到着。

ハガレーナが何年か前にクリさんとあきっこさんと泊まったことがあります。

うろこ雲がいい感じ。


あまり紅葉イメージのない八ヶ岳ですが、広葉樹の紅葉が始まっていました。

美しい苔と沢の道を行きます。


(左)朝日が正面から射し込んで清々しい風景。

(右上)姫とおしゃべりしながら歩いていると、あっという間にオーレン小屋に到着しました。

いつもは姫が速すぎて、三人が後から追いかけるま構図なのですが、私の身体が軽くて、姫に付いていくことができました。

多分林道のジグザグ歩きが功を奏したんだと思います。

トイレ休憩しました。

リュックをおろしていると、小屋主さんに「ほらほら、ゆっくりしないで、晴れてる間に山頂に行きな!」と言われました。

きっと大展望をみんなに体験してもらいたいんだね。

(右下)オーレン小屋と八ヶ岳の位置関係。


ザ・八ヶ岳という風景。

シラビソと苔の森を進みます。

この時気温は氷点下。

石が凍りついて、砂糖をまぶしたかりんとうみたくなってました。

つい先日まで猛暑にあえいでいたのに、山は冬の足音が近づいていますよ。


夏沢峠に到着しました。

正面は硫黄岳への稜線、左奥は爆裂火口。

振り返れば箕冠山(みかぶりやま)です。

青空が気持ちいい!!


今日のメンバー四人で記念撮影。

右からターボ、姫、ハガレーナ、私です。

ここで、おやつ休憩しました。


シラビソの林の中にのびる真っ直ぐな岩の道。

この辺りで下ってきた男性グループに「山頂は爆風極寒ですよー」と脅され、森林限界になる前に防寒対策しておきました。

風は確かに冷たい!!


徐々にひらける展望。

(上)箕冠山。

(下)箕冠山の左手奥には霧ケ峰が見えてきました。


高度をあげる毎に、箕冠山の向こうに頭をのぞかせる天狗岳。


最高のお天気、最高の展望にテンション爆上がりです。


(上)山頂が見えてきました。

(下)天狗岳の形がしっかりわかるようになってきた!


稜線にはケルンがありました。

雪山の時の目印ですね。

そして、姿を現した爆裂火口。


大迫力の爆裂火口。

パッと見、高さ(深さ?)200mはありそうな断崖絶壁です。

(左下)今シーズン初の霧氷!!

(右下)ケルンと天狗岳方面。

素晴らしい、すばらしすぎる眺め。


そして、10時40分、硫黄岳山頂に到着しました!

登山口から4時間でした。

標高は2760Mもあるんですね。

そりゃ寒いわけだわ。

姫の後ろに見えるのが八ヶ岳の主峰「赤岳」です。

いつか登ってみたいんですけどね。

ここから見る赤岳は、容易にお気楽など近づけさせない雰囲気です。


二度の天狗岳で見ることが叶わなかった八ヶ岳をやっと遮るものなく見ることができました!

この時は風が止んでいて、とっても快適。

朝早く登った人よりラッキーだったみたいです。

姫の右手辺りに硫黄岳山荘があるのですが、見た目が特養老人ホームみたいで、「老後はあの特養に入れてもらいたい」と話しました。

毎日絶景が見られて、天国にも近そう。


山頂標識にて。


爆裂火口の淵を歩いてみましょう。

ここがかつて吹き飛んだ火口なんですね。


火口の淵に立ったお気楽。

人がはいると、壁の巨大さがわかってもらえるかな??


見ている間にも何個も石(多分すぐ側で見たら岩サイズなんだと思います)が転がっていきました。

大きな岩が斜面にいくつも突き刺さっています。

どんどん崩れているので、淵に近づきすぎるのは危険⚠️


山頂付近の風の当たらない斜面で赤岳や横岳を見ながらランチ休憩し、下山することに。

山頂の端から諏訪湖を眺めることができました。


下山は赤岩の頭経由にします。

ここは少し怖かったです。

浮き石が多く、岩も大きくて、「ここ、ほんとに登山道!?」と思いました。

登りがずっと歩きやすい整備された道だったので、ちょっとドキドキ。


赤岳と阿弥陀ケ岳。

ジョウゴ沢付近の紅葉はまだまだこれからですね。


赤岩の頭の分岐につきました。

硫黄岳から硫黄岳山荘への稜線には7つのケルンがあるそうです。


赤岩の頭にて、硫黄岳を背景に。

最高の一日になりました!


赤岩の頭分岐はとても暖かく、ここでランチにすれば良かったと思いました。


ハイマツとしゃくなげに囲まれた道を下っていきます。

ダケカンバの林が美しいです。


天狗岳見納め。


その後は展望のない森歩き。

夏沢鉱泉の黄葉が輝いていました。


下りは小股走りで(笑)

その方が膝に負担が少ないらしいです。

だいぶ車が少なくなった桜平(中)駐車場に無事下山できました!




https://youtu.be/9fugw3U-Plw?si=npswM2aMFNKNc0Rh


動画で大展望をお楽しみください!


帰りに「いじわるばあさん」というレストランでハンバーグや豚の角煮定食をいただきました。

美味しかったです!

この山域に来たら、毎回寄らせてもらおう!!


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【群馬、昭和村】ウサ亀さんと船ケ鼻山、シトシト☔ハイキング。2023年10月1日(日)


船ケ鼻山・大楢の前から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末は楽しみにしていたウサ亀さんとのコラボ企画です。

ほんとはバカ尾根から浅間山外輪山周回コースを歩いてこようとウサ亀さんと約束していたのですが、、浅間高原シャクナゲ園で前泊していたウサ亀さんから情報が!

「結構激しく降ってますよ~」(涙)

ウサ亀さんの車の屋根にバラバラと大音量で雨が降り注いでいるそうです。

あちゃー、やっぱり!?

朝(と言っても午前3時ですが)天気予報見て、どうも浅間山方面は雨っぽい。

寄居だって雨が降っておりましたから、、。

仕方ない、、山替えしましょう。

するとしばらくして、ウサ亀さんから「船ケ鼻山はどうですか?亀も未踏です」とラインが。

「船ケ鼻山!?どこ!?」となりました。

今まで一度も聞いたことがない山名が飛び出してきたぞ!!

どうやら赤城山北麓の鈴ケ岳の隣にあるほぼ平な山らしいです。

お気楽はもちろん、ウサ亀さんもまだ歩いたことがないんですって。

なだらかな登山道みたいなので雨でも安心して歩けそう。

いいね、いいね!

そのうち雨があがることを信じて行ってみましょう!


《登山難易度 4》

※距離が長めなので、難易度が高く出ましたが、体感的には《難易度 1》です。


ウサ亀さんはしゃくなげ園駐車場から戻ってこなくてはいけません。

お気楽の方が早く着きそうだったので、途中の道の駅で30分ほど休んでから、現地に移動しました。


最初に着いた時には真っ暗で入り口が分からなかった駐車場。

日ノ出と、雨が弱まるのを待ってゆっくり支度を始めました。

駐車場の隅には立派で新しいトイレがあります。


こんな立派な看板も。

今日はオレンジ色の楢水コースで登り、牛岩コースで下ってくる予定です。

登山口から大沼まで7キロと書いてあります。

赤城の大沼に抜ける峠道なんですね。


よく整備された針葉樹の森と秋らしい落ち葉の道。


要所要所に熊よけの鐘が設置されています。

熊出没が多いのでしょうか??

先頭を行くウサ亀さんが儀式のように、かかさず鐘を鳴らしていました。

(左下)私がビデオを撮り始めると、丸太橋から足を踏み外す猿芝居を演じる亀🤣


雨が降っているからですが、なんともしっとりとした美しい森。

広葉樹の足元はシダ植物(カーニバルップ)がびっしり生えています。


楢水コースの見所、、楢の巨木までやってきました。

これは見事だ!

枝振りがなんともカッコいい!


みんなで記念撮影。

私のポンチョが目立ちすぎ💦


樹齢100年以上というアバウトな説明がありました。

山頂まで残り1.1km。


ガンバレガンバレ山頂!!

途中右側が見渡せる場所がありました。

ここまで一切の展望なしだったので、みんなから歓声があがりました。

高圧線で奥行きがよくわかる。

雲が多いものの、ちょっと幻想的で素敵でした。


山頂手前の鐘はちょー立派。

赤白鉄塔がありました。

赤白鉄塔って何m以上なんでしたっけ??

前に鉄塔にはまってた時にはスラスラ言えたんだけどな、、忘れちゃった(涙)

コック帽子の女性型鉄塔ですね。


そして、山頂到着です。

1466M!

山頂には祠や石碑があり、とても素敵な雰囲気でした。

大沼尻まで3.0kmとあります。

ウサ亀さん俄然興味が湧いたみたいで、次は繋げる旅で来ると言ってました。

後で地図を見ると、大沼への道はシロヤシオなどのツツジが咲くらしいので、その時期に訪れてみたいです。

その時は大沼まで行って戻ってくるピストン(14km)コースかな。


雨でもご機嫌に歩いて来れました。

ここで動画に録りましたが、みんなでなぜか万歳三唱。


では牛石コースで下ります。

こちらのコースはほぼ林道でした。

鉄塔整備のための道でしょうか??


右の写真に蛙はどーこだ!?

遠くから見ると落ち葉にしか見えません。


カーニバルップだらけ!

思い思いに遊んでみた。


下山途中の展望スポットにて。

雨上がりの山並みと蒸発していく雲のコントラストがいい感じ。


(右上)な、な、なんと!これが、牛石!?

山のなかにもっともっと大きな岩が沢山あったよ!

なぜこの岩に名前をつけた!?


(右)真新しい熊の爪痕がありました。

こんな爪で襲われたらひとたまりもない💦


最後まで形を変え、色を変え、音色を変えて現れる熊よけの鐘。

(下)ここはもと畑だったのかな??

広々とした場所に出ました。

青い空に変化する白い雲が見ていて飽きないです。


お腹が空いてきたので、黙々と歩きました(笑)


子持山がよく見えるようになりました。

子持山のすぐとなりの山なんだね、船ケ鼻山って。

最後は鹿よけなのか、熊よけなのか、はたまた猪よけなのか、、頑丈なゲートを開けて里に帰りつきました。


駐車場近くにある東屋にて、ランチにしました。

視界がクリアなら谷川岳も見えるいい所なんですね。


食事のあとは、ウサ亀さんのスイーツコーナー!!

が、しかし!

自宅に肝心のあんこと栗を忘れてきたらしく、急遽私が持っていた大判焼きが代打登場しました。

大判焼きの皮は、ウサ亀さんが責任持って食べてくれました(笑)

ウサ亀さん、いつもありがとうございます。


この日、実はおニユーの登山靴だったのですよ。

自宅でピカピカだったLAスポルティバ、、雨の中歩いて一気にきたなくなりましたとさ、、チーン






帰りに高速道路から見えた船ケ鼻山(B)です。

鉄塔があるからわかりやすいですよね。

山全体が平らで、船の形に見えたってことなんでしょうね。

隣のAは鈴ケ岳です。

こちらは美しい三角錐なので、よく目立ちます。

簡単に登れてとてもいい山でした。

きっと紅葉が進んだらきれいだと思いますし、ツツジの頃は素敵なんじゃないかな?

麓は桜の公園になっていました。

是非出掛けてみてください。

ちなみに、この日は雨だったこともあり、最初から最後まで山の中には私たちだけでした(笑)


https://youtu.be/HJWxUPAB6U4?si=7MZ8KbjAzp2E_uJ0


動画を貼り付けておくので、ご覧ください。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。