50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、那須】三本槍岳《後編》2018年10月6日(土)

《登山難易度 3》

三本槍岳からこんにちは。


中ノ大倉尾根から目指した三本槍岳への旅、後編です。


大岩からはなだらかに下って行きます。

10時59分、清水平分岐から5分ほどで北温泉分岐を通過します。

北温泉からのルートもいつか歩いてみたいと思っています。

人が多かったので、分岐の写真も取れずそのまま通過しました。

しばらくしゃくなげに囲まれた平らな道を行きますが、

徐々に掘れたような急な下りになります。

三本槍岳が正面になってきました。

段差が大きく歩きにくい道ですが、とにかく人が少ないので助かります。

どんなにゆっくり歩いても大丈夫(^-^)

11時13分、鞍部に着きました。

北温泉分岐から15分ほどでした。

正面に三本槍岳への登山道と登っていくハイカーの姿が見えます。

振り返ると巻いてきたピーク。

あんなに紅葉の美しい斜面を歩いて来たのです。

鞍部から右手を見たところ。

朝日岳方面から雲が流れて来ました~Σ(゜Д゜)

先を急ぎましょう!

山頂でガスガスは嫌だ~!

すっかり葉を落としたナナカマドの道をワッセワッセと登ります。

いや~!

登山道右側斜面がきれいだよ~。

急いで登りたいのに、見とれてしまう。

雲が流れてきて影を作っていますが、なんなんですか、この美しさは。

笹の緑の中にはえるダケカンバの黄色い葉と白い幹が素敵過ぎて、、。

もはやメルヘンの世界です。

振り返って見ると、清水平を上から眺める形に。

スマホ写真では分かりませんが、肉眼だと清水平の木道と池溏が見えました。

清水平って、池溏があるんだ!と初めて知り、だから標識がずっと清水平まで◯◯キロ表示だったんだ!

清水平目的の人が多いんだ~とここで気がつく私です。

山頂が雲に隠れる前に着きたい!

先を急ぎましょう。

あとちょっと、あとちょっと!

11時35分、人で溢れかえる三本槍岳山頂に到着です。

山頂部は半分雲に隠れてしまいました(涙)

今は雲が流れている時なので、展望を楽しむのは後回しにして、とりあえずランチタイムにします。

風が強いので、ウインドブレーカーを着ました。

食後のコーヒーをいれているところで雲がサーッと切れてきました!

私はお湯を沸かしたり、ターボはカップを飛ばされないように押さえたり、ハガレーナはスプーンを取り出したりしていたので、私が「N姉さんは何もやることないんだから、早く写真撮ってきてよ!」と言うと、「えっ!?私だってやることあるよ~」と言うので、「さっきから何もしてないじゃん!」と私が言うと「これからウインドブレーカーを着るところなんだよ!💢」と半ギレしていました(笑)

いや、あなたも少しは働いておくれ。

雲が切れた時に撮影した360度大展望はこちら↓

日光方面と朝日岳方面が雲であまり見えなかったのが残念でした。

展望表示板で周囲の山々の名前を確認します。

特に気になったのが北方向。

霞ヶ浦の向こうの山は、なんと、憧れの安達太良山じゃあないですか!

そして、東吾妻山、西吾妻山、磐梯山、月山、大朝日岳、飯豊連峰、大日岳と、東北のオールスター揃い踏みです。

私には一生歩けそうにない、奥深くドでかい東北の山塊が、堂々と連なっていました。

↑白い水車と青い霞ヶ浦の向こうに見える東北の山々。

あ~(涙)

スマホ写真ではわからないなぁ。

でも肉眼ではっきり見れたので、満足です(^-^)

大きな田んぼの広がる平野のさきにあるのが夫がかつてソロで登った飯豊連峰です。

でっかいなぁ。

人が少なくなってきたので、山頂標識と一緒に。

コーヒー飲んでる時に雲が晴れて慌てて立ち上がってきたので、皆紙コップを持っています。

風が強いので置いてこれなかったのです。

1時間10分もゆっくりしました。

帰りのゴンドラの時間もありますから、名残惜しいですが、そろそろ下山開始しましょう。

今日の下山は景色を楽しみながら下れるので、最高に楽しい!

登りでも感動した斜面の紅葉です。

雲が切れたので、光を浴びて更に美しいことになってる!

眺めを楽しんでいると、後ろから遅れて義姉とハガレーナが下ってきました。

二人が何か叫んでいるので何かと思ったら、義姉のソールが剥がれてしまったらしいです。

パカパカして危ないので全部取っちゃったと言っています。

これから滑りやすい坂が続くので、ソールなしのツルツル靴底ではよろしくない。

あー、前々から用意しておこうと思ってたビニールテープ、買い忘れてた~(涙)

仕方ないので、ケガをした時用にいつもリュックの底に入れてあったテーピング用テープで固定することにしました。

義姉を除く3人で絡まるテープを剥がしたり引っ張ったり苦労してる間、義姉は「すみませんねぇ」と言いながら足を出していました。

そこへ1人の若者がやって来て、今日は姥ケ平から来られたんですか?と言うので、いえいえ中ノ大倉尾根から三本槍岳の往復だけですと答えると、テレビで姥ケ平の紅葉が取り上げられたらしく、地図を広げて歩いて来られたルートや姥ケ平の写真を見せてくれました。

すごいロングルートを歩いて来られたのに、その後もガンガンスピードで下って行かれましたよ。

若いってすごいなぁと感心しきり。

今回の中ノ大倉尾根が空いていたのは、皆さんその姥ケ平という方へ行かれたからなのでしょうか?

テレビの影響恐るべしです。

さあ、ゴンドラ最終便に間に合うように下らねば。

当初は2時半下山の予定でしたが、現在1時少し前ですから、それにはとても間に合いません。

おっ、この写真には清水平の池溏が写っているかな?

わずかですね、わずかに分かるかもしれません。

次回はあちらにも行ってみたいですね~。

下っているとき、後ろで義姉が「これで私もハガレーナだね~」と言っているのが聞こえてきました。

ハガレーナの場合は浅間山の湯ノ平から浅間山荘への長い下り道で親指の爪がやられたことによる「親指ハガレーナ」ですが、義姉は「靴底ハガレーナです。

「あ、でも私も親指の爪剥がれたことあるよ~」と言うので、え!?そうなの?どの山で剥がれたの?と聞くと、「家のトイレのドアにぶつけて剥がれたの~」と。

トイレのドアにぶつけたんか~い!

「これで私のニックネーム決まったわ~。ハガレーナ2号!」などと嬉しそうですらあります。

どうやらプロフィールの「義姉」という呼び名が気に入ってないらしいのです。

親族は全て「夫」「長女」などと続柄表示してるんだよと言うと、じゃあ「義姉」でいいかと言っていましたが、みんなみたいな素敵な(?)ニックネームが本当は欲しいらしく模索していたのです。

ハガレーナ2号じゃ長いな。

2号でいいか。

多分後でクレーム入ると思いますが、今回は「2号」で統一します。

紅葉の大波にターボが巻き込まれるぅって感じです。

もしもドローン撮影したら、私たちどんな風に見えるんだろう。

正に紅葉に溺れているように見えるのではないかしら?

鞍部からは少し登りに。

午後1時27分、北温泉分岐まで戻ってきました。

山頂から43分でした。

途中2号のソール事件あったので、少し時間がかかっています。

清水平分岐です。

少し前から吹いていた風が、ついにド強風になってきました。

午後の朝日岳方面を写真に撮ろうとスマホを構えると、風でブルブル震えます。

嵐を呼ぶオンナが靴底剥がれて浮かれているから、ついに嵐がやって来たじゃあないですか!(実際は多分台風の影響です)

午後1時39分、大岩を通過し、下りになります。

風速25~30メートル位あったんじゃないでしょうか?

両足で踏ん張っていないと、体が持っていかれます。

歩くために片足をあげると、何度もグラグラとこけそうになりました。

早く樹林帯に入りたい。

午後1時47分、赤面山分岐まで来ました。

樹木で風が少し弱まります。

ここで水分補給しながら後ろの二人を待っていると、また二人の叫び声が聞こえました。

なんと、もう片方の靴底も剥がれたそうな。

なんで2号、若干嬉しそうなんだ!

再びテーピングテープの出番です。

結果、こうなりました。

右足は少しソールが前にずれてきていますが、テープも終了し、もはやどうすることもできません。

プロフィール写真を撮っておくかということになり、でもこの格好じゃ恥ずかしいだろうから目にキラキラ入れたら?というと、、

隠れてないし!

むしろポーズ決めてるように見える。

ひとしきりターボと私はこの姿に腹を抱えて笑い転げましたよ。

はい、気を取り直して出発しましょう。

強風の中、尾根を下っていると、私のスマホがピロリンと最後の音を出してバッテリーが切れてしまいました。

あの最後のピロリン、、むしろ音を「チーン」に変更してもらいたい。

張り切って山頂駅でGPSをスタートしたのに、今回のデータはここまでという残念な結果になってしまいました。

チーン(涙)

中ノ大倉尾根を下ります。

ここからはターボのカメラなので、当然私の美しくない後ろ姿が増えます。

ごめんよ。

霧の中の濡れたような色のドウダンツツジもなかなかに美しいです。

風が弱まった木の陰で水分補給していると、二人が下ってきました。

もはや足の悪いおばあさんを介護している孫との二人連れにしか見えない。

ここでもターボと私は「ヒーヒー」言いながら、腹で茶を沸かせる位笑いました。

森が近くなってきました。

風が弱まるかな?

ブナの林がきれいですね~。

色が溢れています。

このときも強風が吹き荒れていましたが、森が私たちを守ってくれています。

午後3時4分、遊歩道の分岐まで戻ってきました。

行きには気がつきませんでしたが、ここは中大倉山というところなんですね。

もうひとつのコースを辿って山頂駅まで戻る予定にしていましたが、風が強いことと、2号の靴底がヤバいので、今朝来たコースを戻ることにしました。

ヤシオツツジの森になりました。

ゴールは間もなく。

ラジオの音が聞こえてきたら、新展望台はすぐそこです。

霧が濃くなり、最後は雨がポツポツしてきたので、駆け足でゴンドラ乗り場に急ぎました。

ゴンドラに乗ったのが午後3時14分。

アバウトな予定ですが、登山届に書いた時間より45分遅れですね。

靴底アクシデントもあったし、山頂でかなりゆっくりしましたから、まぁまぁの出来なんじゃないでしょうか?

朝出発したのが8時27分でしたから、6時間47分かけて戻って来た計算です。

パンフレットの所要4時間10分に比べると時間かけすぎですけどね。

いやぁ、今回は本当に素晴らしかったです。

今まで展望や楽しさの評価ナンバーワンが、北横岳の雪道歩きでしたが、それを越えたんじゃないでしょうか?

ターボは先日の谷川岳に登れなくて悔しがっていましたが、それは軽く越えてることを伝えると、「リベンジできた!」と嬉しそうでした。

今回は2号のコントでだいぶ笑わせてもらったので、ターボのダジャレが不発でしたね(笑)

楽しかった~!

次回はシロヤシオのシーズンに必ず来よう!

それに清水平も歩いてみたいと強く思いました。

一週間後、まだ間に合うと思いますよ!

是非是非、晴天の三本槍岳へお出掛けください!

今ならみんな姥ケ平へ行くので、空いてます(笑)


山頂駅トイレ出発0827~(17分)~新展望台0844(4分)~(4分)~分岐0852~(1時間26分)~赤面山分岐1018~(19分)~スダレ山1037~(11分)~大岩1048(2分)~(5分)~清水平分岐1053~(6分)~北温泉分岐1059~(14分)~鞍部1113~(22分)~三本槍岳山頂1135(1時間9分)~(43分)~北温泉分岐1327~(12分)~大岩1339~(5分)~スダレ山1344~(3分)~赤面山分岐1347~(17分)~分岐(中大倉山)1504~(3分)~新展望台1507~(7分)~ゴンドラ1514

全行程 6時間47分

(うち歩行時間 5時間32分)

標高差 507M(1410M~1917M)

歩数 18600歩

パーティー 4名(コマクサ探検隊+とちおとめ登山隊)

費用 一人当たり4400円(ガソリン代3300円、高速代2930円+2180円、ストロベリーソフト395円+ゴンドラ料金1600円)

【栃木、那須】紅葉真っ盛り。快晴の中ノ大倉尾根から三本槍岳へ。《前編》2018年10月6日(土)。

《登山難易度 3》

中ノ大倉尾根(三本槍岳)からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


今回は台風接近を家族に心配されながらも、昨年からブログなどで見つけて、紅葉の時期に必ず訪れたいと楽しみにしていた、那須連山の三本槍岳です。

天気予報を見ると終日曇りですが、降水確率は0%なので、これを逃したら来年までお預けになる!と思い決行しました。

結果、大方の予報を覆し、真っ青な空と、雨上がりのクリアな視界、燃えるような紅葉が私たちを待っていてくれました!

雨や霧にがっかりさせられる事が多かったこの夏から秋にかけての山行で、久しぶりに満足度バロメーターが振り切れるほどの素晴らしい山旅となりました。

圧倒的な紅葉にのみ込まれる幸せな旅の始まり、始まり~です(^-^)


自宅を4時15分に出発し、コンビニ経由、本庄児玉インターから関越道→北関東道→東北道と走り、那須高原スマートインターを目指します。

先々週の谷川岳の混雑ぶりを体験しているので、ロープウェイ乗り場や登山道が渋滞するのでは?!という恐れを抱いていて、とにかく早く現地に着きたいと思っていました。

高速をおりて一般道を那須高原方面へ向かう途中から、雨がポツポツと降り始めます。

あれ?今日は降水確率0%だったはずなのに、雨が降ってきたよ~(涙)

今日は雨オンナいないよね?というと、義姉が「私、嵐を呼ぶオンナだよ~」。

「・・・・、えっ!?」

「一緒に行く人との相性によって、嵐になるの~」

ぬぁんだとぉ~~~!

「ブルータス、お前もか!」第2弾。

今日も大雨、大風の中のハイキングになるのだろうか、、。

不安な気持ちで車を走らせますが、徐々に標高を上げて行くと、あれよあれよという間に青空が広がり始め、、

マウントジーンズスキー場の駐車場に着くと、さっきまでの雨が嘘のような、真っ青な空がどこまでも高く高く広がっていました~\(^^)/

このあと使わせてもらうゴンドラも見えます。

駐車場に着いたのは6時45分でした。

まだ無料駐車場は開いておらず、チェーンの前で待つことになりました。

見事な雲海が広がっています。

下界はまだ雨降りなのでしょうか?

皆で写真を撮ったりしていると、あっという間に時はたち、7時15分に駐車場に入ることができました。

トイレと支度を終え、マウントジーンズのゴンドラへ。

入口が7時半にオープンしたので、入り口にある登山届に記入しました。

ハガレーナに下山は何時?と聞かれたので、「2時半かな」と答えましたが、さあどうなることやら。

何しろ見込み甘々野郎ですから。

エスカレーターで上階(チケット売り場)へ。

ゴンドラチケットは往復1人1600円でした。

登山届はチケット売り場に提出します。

下山時に同じカウンターに下山を報告するように言われました。

ゴンドラ運行スタートまで間があったので、顔出しパネルで遊びました。

二人のオバサンを激写する、嵐を呼ぶオンナ。

8時ちょうどにシャッターオープンで、ゴンドラに初めての一番乗りでした!

片道10分の空の旅。

標高950Mから1410Mまで一気に登ります。

下界はまだまだたっぷりの雲海。

ゴンドラを降りると、まずは茶臼岳展望台へ。

何しろ嵐を呼ぶオンナがいるのですから、見れる時に絶景を見ておかなければ!

ガレた白い砂地が特徴的なのは茶臼岳(1915M)。

三角に尖った峰は朝日岳(1896M)。

錦繍が広がるのは、清水平(1810M)からスダレ山(1880M)への稜線。

ここからはまだ三本槍岳の姿を望むことはできないようです。

目指す三本槍岳は清水平やスダレ山の向こう側にあるはずです。

那須連山を間近にクリアに見れる大展望に、皆大喜びです。

しかも、紅葉真っ盛りではないですか!?

今日のメンバーは、義姉、ターボ、ハガレーナ、私の四人です。

展望を楽しんだら、右手に見えたあの稜線を目指して出発です。

一応トイレに立ち寄り、トイレ前(1410M)でウェアラブルデバイスのGPSをセットし、8時27分歩き始めました。

今日のコースはこちら↑

次の展望台まで、散策コースを10~20分登ります。

チケット売り場で頂いたパンフレットに紅葉カレンダー(見頃予想)が載っていました。

10月初旬なので、山頂駅から清水平までバッチリ紅葉シーズンど真ん中みたいです!

歩きやすい(スキー場の一部)緩やかな道をルンルン気分で歩きます。

出発から17分で次の展望台に着きました。

新展望台からの眺めはこちら!

赤や緑、オレンジや黄色に彩られた圧倒的な展望です。

いやはやこれはすごい。

特に朝日岳の裾野の紅葉が見事です。

これからあの鮮やかな色の洪水にのみ込まれるかと思うとワクワクが止まりません。

さあ、ではヤシオツツジの遊歩道から入り、歩き始めましょう!

分岐を過ぎるとブナの林になります。

この辺りから観光客にUターンを呼び掛ける看板が現れました。

カバノキのまあるく可愛い葉っぱも真っ赤に色づいています。

ブナの黄色い木漏れ日の中の緩やかな登りです。

辺りの紅葉が鮮やか過ぎて、右に左に立ち寄りながら、渋滞のない中ノ大倉尾根をのんびり登ります。

時々右手のなだらかな尾根が見えます。

ナナカマドは紅葉が進んで、赤から茶色へ。

艶々した赤い実が青空に映えます。

ナナカマドの林を抜けると視界がぐっと広がります。

ブナやダケカンバなどの背の高い木が無くなり、360度大きく見渡せるようになってきました。

左手からぐるっと回って撮影。

南月山(1776M)から茶臼岳(1915M)への稜線。

茶臼岳と鬼面山(1616M)、朝日岳(1896M)から清水平への稜線。

前方、スダレ山。

右手、赤面山への稜線。

後方、登山道の向こうには雲海。

なんと素晴らしい絶景でしょう。

ここから先、ずーっと視界が開けて、絶えずこの景色を見ながら登ることができました。

絶景と引き換えに、登山道は土の道からガレた岩場をワイヤーで固定された道となり、急勾配になります。

景色を楽しみたいのに、息が上がる。

急勾配で高度を上げたので、景色が変わってきました。

朝日岳が間近に見えます。

手前の紅葉はドウダンツツジやヤシオツツジ。

道は益々急勾配に。

絶景かな、絶景かな!

息をのむ美しさとは正にこのこと。

朝日岳からのあの稜線の美しさと言ったら!

いやいやいやいや、しか言葉が出ない。

歩いてきた中ノ大倉尾根。

赤面山方面も美しい。

きれいすぎて同じような写真を何枚も撮ってしまいます。

朝日岳山頂には登山者の姿が見えました。

道は大きく右に曲がり、ここからは岩の道へ。

右手の尾根の向こう側も見えてきました。

赤面山(あかつらやま)分岐に到着です。

笹の間に赤面山への道が見えます。

谷筋にあるダケカンバの黄色いラインが素敵(^-^)

分岐を過ぎると、広い岩の道になりました。

振り返るとこの絶景。

おっ、あれは!

清水平の向こうに三本槍岳の頭が見えてきたのでは?

雲海を背にガシガシ登ると、、

10時37分、スダレ山にとうちゃ~く!

新展望台から1時間50分でした。

スダレ山はピークというよりガレた斜面の途中です。

このスダレ山に大きな獣の足跡が!

ハガレーナの足と比べると大きさがわかりますよね。

これは一体何の足跡!?

道が広くなったので、解き放たれた子猿のように、ハガレーナが「岩場だ~🎵」と言いながら駆けていきました。

「ウヒョー(゚∀゚)」

「岩場大っ好き❗」

グループラインに今日の写真を送ったら、姫から「羨ましずきるぅ」とのメッセージが。

この大展望、残してきた皆んなにも見せたかった!

清水平の気持ち良さそうなこと!

今日はあちらには行かない予定ですが、いつか歩いてみたいですね~😃

清水平の右の端に少しのぞいているピークが三本槍岳の一部です。

そして、稜線の向こう側の山も見えてきましたね~。

視界がクリアだ~\(^^)/

10時47分、大岩到着。

こちらは大岩の上に登って眺めたぐるり360度です。

赤面山方面。

歩いてきた中ノ大倉尾根方面。

下界も晴れてきましたね~。

朝日岳方面。

これから向かう道方面。

三本槍岳は右の三角ではなく、その左手にあるなだらかな2つこぶです。

岩の上はさすがに風が強かったです。

大岩を後にします。

10時53分、清水平分岐に到着。

左手に行くと清水平です。

↑ 私たちが今日向かうのはこちら。

三本槍岳の丸っこい形が良く見えてきました。

右手のピークには登らず、ピークの左側を巻くように下っていきます。


前々回の谷川岳で混雑の中、人に迷惑をかけないようにと必死で歩き、あまり写真を撮らなかったら、ブログをまとめるのが簡単だったので、今日もあまり写真は撮らないようにしようと思っていたのですが、あまりの絶景ぶりに、四人の素人カメラマンのスマホには大量の画像が!

なんと全部で570枚!

その中から被らないように、でもちゃんと行程が分かるようにと写真を選ぶのは結構骨がおれます。

写真が多くなりそうなので、今回はこの辺で前編終了ということにしようかな。

後半に続く!です。

【群馬、中之条】雨の中の池めぐりとチャツボミゴケ。そして草津温泉観光の一泊二日。2018年9月29日、30日

《登山難易度 2》

草津温泉からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。


今回はお気楽隊初のお泊まり旅行です。

草津に別荘を持つメンバーがいるので、レベルが引き下げられた浅間山に登った後にメンバーの別荘に泊まり、草津温泉観光もしてしまおうと計画しました。

しかし、土曜日の天気予報は曇りのち雨。

台風24号の影響が始まっています。

曇りや雨では展望を楽しむ浅間山では残念な結果になりそうです。

浅間山は諦めて、お天気が悪くても楽しめそうなチャツボミゴケを見て、その後湿原の草紅葉を見に芳ケ平に足を伸ばすのもありかと。

コースは長いけど今回は比較的体力あるメンバーなので行けるのではと思い、朝4時に集合してから車の中で皆に提案しました。

すると、姫が「苔~?苔を見に行くの~?私、苔には興味ないんだけど、、」と不満そうです。

彼女はまだ浅間山に登ったことがないので、ちょっとでも可能性あるなら浅間山に行きたいと言います。

朝の予報だと、浅間山は午前中は曇りで、3時頃から雨が降りだすと出ています。

じゃあ雲で見れない可能性は高いけど、可能性がゼロではないから浅間山に行ってみるか、となりました。

本庄児玉インターから高速に乗り、上信越道を行きます。

しかし長野に入った辺りから早くも雨が降り始めました。

佐久インターを降りると、既に普通に雨です。

見ると浅間山の山頂辺りは青空が見えているのに、なぜか車の回りは結構激しく降っています。

「なんだか車の上にだけ雨雲があるみたい」と私が言うと、姫が「だって私、雨女だもん。どこに行っても必ず雨が降るの。」と衝撃の告白です。

はぁ!?

そうなの!?

こんなところに雨女がいたとは!!

「ブルータス、お前もか❗」の心境です。

そう言えば晴れ予報だった袈裟丸山でみぞれが降った時も姫がいたよね!と、姫以外の晴れ女三人が大きく納得です。

よくもまあ、雨女の分際で、苔を見るより浅間山の方がいいなどと言えたもんだ。

じゃあ、絶対だめじゃん、展望。

ということで、浅間山は諦め草津に向かうことになりました。

だって、自分の目の前を激しく行ったり来たりするワイパーを目にしては、いくら姫でも「じゃあ苔でいいよ(だいぶしぶしぶな様子で)」と言わざるを得ないでしょう。

何しろ自分のせいなのですから。(正確には台風24号のせいです。)

浅間山が無理なときにと、私が頭の中で思い描いていたルートは、上の地図の長笹林道という所の終点Pに車を停めて(チャツボミゴケ公園開園時間外ならここから入るとよいと書いてあります)一時間森を歩きチャツボミゴケ公園からどちらか回りで芳ケ平に行き戻ってくる周回コースでした。

しかし、一旦浅間山を目指したのでだいぶ遅れをとってしまいました。

これでは林道Pに着くのが8時頃になり、一時間歩いている間に公園が開園する9時になってしまいそうです。

閉園が4時半なので、それまでには帰ってこなくてはいけないことを考えると、9時まで待って普通に公園管理事務所近くのゲートから入る方が良いだろうということになりました。

固く閉められたゲートの前に到着したのが7時58分。

外は雨降りなので、車の中でコーヒーを沸かして一時間待つことにしました。

皆カップを持ってきてなかったので、朝コンビニで購入した飲み物の空容器にコーヒーを入れて(熱い熱いと騒ぎながら)、お団子を食べ、その後仮眠を取りました。

9時丁度にゲートオープン!

林道を走り、チャツボミゴケ公園管理事務所に向かいます。

まだ紅葉には早いようですが、車道の回りは美しい森でした。

ゲートからわずかでチャツボミゴケ公園管理事務所です。

広い駐車場に一番乗り。

雨がザーザー降りになってきました。

管理事務所に公園入園料500円を支払い、トイレを済ませたあと、大きな屋根のある休憩所で支度を整えました。

八方尾根に続き、歩き始めから上下カッパの完全防備です。

この雨では芳ケ平までは厳しいかなと思います。

終わりが4時半(閉園でゲートが閉まる)と決まっているので、出発が遅れたこともあり、最初の計画は諦めることにしました。

バスで5分程のチャツボミゴケ公園へ向かいます。

公園までの道路は一般車も人も通行禁止。

歩いて行くなら、車道わきの山道を通って行くのだそうです。

私たちは100円払ってバスを利用しました。

乗客が来ると出発し、2台で行ったり来たりしているようです。

バスを降りるとき、最終は何時ですか?と聞くと、運転手さんが鼻で笑って「4時半だけど。(そんな重装備で)一体どこまで行くの?」と聞いてきたので、「大池かな?本当は芳ケ平まで行きたかったんですけど、雨が降っているんで」と答えると、さもバカにしたように「大池なんて30分で行けるよ。あんなのすぐだよ。」と言ってました。

少しムッとしましたが、最後に「時計回りに回った方がいいよ。反時計回りだと登りがきつい」と教えてくれたので、それはありがたく参考にさせてもらうことにしました。

まずは公園入り口にて記念撮影。

今日のメンバーは、ターボ、姫、ハガレーナ、私の四人です。

9時38分、出発しました。

私のウェアラブルデバイスのデータによると、標高は1241Mです。

チャツボミゴケが沢山ある穴地獄までは、歩きやすくブルーのゴムシートが敷かれた道を行きます。

観光客もわんさか後からやって来て、写真を撮りながらのんびり歩く私たちを追い抜いて行きました。

チャツボミゴケ公園には観光客が連なって入って行ったので、見学は帰りに寄ることにし、運転手さんのアドバイス通りの、時計回りに歩き始めることにしました。

そぼふる雨の中、カラマツの森を行きます。

途中ハイカーのものと思われる車が3台停められた車道に出くわしました。

もしかしてここが私が初めに予定していた林道を更に進んだ(地図上では徒歩で1時間と書いてある)場所なのではと思いました。

9時にゲートが開いてここまで車で来たのか、それともゲートは9時前でも開いていたのか、朝一時間も車の中でウダウダしていたのですから、もう一つのPも確かめてみれば良かったと思いました。

9時59分、小広い場所に出ました。

登山口です。

標高は1266M。

渋峠、芳ケ平、太平湿原へ行くルートです。

雨が降っていなければ芳ケ平へ行きたかったですね。

残念ながらそれは別の機会にして、今日は池めぐりにします。

いつもよりペース早めで登ります。

(自分の中での勝手なチャレンジです)

10時42分、バス停から一時間ちょっとで、穴地獄の頭(標高1491M)に到着です。

バス停から標高差250M登ってきました。

ここがピークかと思いましたが、ここからもいくらか登りが続きました。

シラカバ、ダケカンバが増えてきて、森が更に美しくなってきました。

10時57分、池への分岐(標高1558M)を過ぎ、一旦下って登り返したピークが、後で確認するとこの日の最高到達点(1564M)だったようです。

笹が生い茂り、足元が見えにくい急な坂を下ります。

前方に池が見えてきました。

11時5分、平兵衛池(標高1547M)に到着です。

雨で水嵩が増し、標識は池の中になっています。

サーサーと降る雨の波紋が湖面に広がり、少し霞んでいます。

靴が濡れすぎないように足場を確保して記念撮影です。

この記念撮影の前に姫のカッパのズボンが下がってきている事件あり、その修正に手間取っていました。

10分程眺めを楽しみ(実際にはほぼ姫のカッパのお世話をし)、再び歩き始めました。

歩き始めるタイミングで、大して池を見ていたとも思えない姫に、「言っとくけど、今日の最大の見所はこの池だったからね」と言うと、「えー!そうなの~。でも苔があるんでしょ?」と言うので、そりゃ苔はある。

何しろそれが今回の一番の目的だから。

でもあなた、朝「私、苔には興味ないんだけど」と言ってたじゃぁないですか?

なので、一応後で文句を言われないように伝えておきましたよ。

池から来た道を登ると、池の淵を通って八石山(草津方面の眺望が良い)を経由し、芳ケ平へ向かうルートへの分岐となります。

今日は雨が強く降っているので、そちらへは向かいません。

11時20分、再び分岐(十字路)です。

写真左手に行くと大平湿原です。

今日は右手の道を下り、大池を経由してチャツボミゴケ公園へ戻ります。

それにしてもターボとハガレーナのカッパは色が地味で、薄暗い雨の日にはホント目立たない。

私と姫はガチャピンとムックです。

大池に向けどんどん下ります。

池が見えてきました。

しばらく池に沿って歩き、、

11時44分、大池(標高1457M)に到着です。

分岐から24分、標高差100M下ってきました。

地味な二人と。

「1」の形の苔むした倒木。

ここで、ターボが皆に干し梅を配っていて、ありがとうと言うと「うめぇよ?」と。

私が「私はドライフルーツの柚子を持ってるよ」と言うと、すかさず「ゆずって!」と。

今朝の車の中で何か面白いオヤジギャグを言って、それは超ウケしたのですが(50回に一回位の割合で面白い事を言います)、それが何だったのか、全く思い出せません。

本人に聞いても、自分が何を言っているのか、記憶に留めないらしく、二度と出てこない。

不思議な脳の持ち主です。

7~8分水分と塩分補給をして、次は水池を目指します。

更にどんどん下ります。

12時10分、分岐が現れました。

水池(上)の分岐です。

左手に緩やかに下る明るい道があったので、そっちが池かと思って行きそうになりましたが、皆が水池はまっすぐって書いてあるよ!と教えてくれました。

見ると前方に大量のピンクリボンが。

間違えやすい分岐だったようです。

池が見えてきました。

12時13分、水池(標高1366M)に着きました。

ここも水嵩が増し、ぬかるみがすごいので、もはや三人は湖畔に降りてこようとはしませんでした。

私だけ代表して池の側まで行きました。

草の上に足を置くようにしていましたが、踏むとどんどん足が沈んで、靴に浸水してきたので、写真を急いで撮ってすぐに道に戻りました。

水辺に沿って少し歩き、

12時19分、水池(下)の分岐を通過。

更に下って、12時31分、水池分岐から10分程で穴地獄(上)(標高1284M)に着きました。

硫黄の匂いが漂い始め、ついに本日の目的地、チャツボミゴケ群生の穴地獄に到着です。

木道が整備されているので、反時計回りに歩きます。

強酸性の小川の中に一部茶色に変色していますが(猛暑の名残?)鮮やかな緑色のチャツボミゴケが生えています。

穴地獄全貌。

観光客も立ち去った静かな公園にいるのは私たち4人だけでした。

12時53分、バス停まで戻ってきました。

バスに乗って管理事務所まで戻り、休憩所でランチタイムとしました。

ランチしながら、姫が「池は大したことなかったけど、苔は良かったね」と言っていました。

苔が良かったんか~い!

こんな雨の中、わざわざ山道歩いて、結局観光客でも行ける苔が良かったとは、何といったら良いのか、、。

私は森がきれいだったし、雨に煙る池も幻想的で美しかったと思いましたよ。

それに、いつもよりペースアップで歩けた(まぁそこまで大変な傾斜ではなかったからなのですが)のも良かったです。

ターボのウェアラブルデバイスデータは最後がバスで移動した管理事務所になっているので、実際歩いた標高差は320M程だったと思います。

歩数 16600歩(意外と歩いてる!)


ではこの後は姫の別荘へゴー!です。

スーパー「もくべい」で食料や飲み物を買って、リゾートマンションへ。

ここからはすぐに温泉に入り、皆素っぴんとなりましたので、写真はなしです。

温泉の後は卓球で大笑いし、夕飯はスンドゥブ鍋うどん。

お酒も少し飲んで、体に悪そうなおつまみを沢山食べて、オセロゲームで遊び、お布団に入ってからは女学生のように怖い話をしたりして、久しぶりのお泊まりを満喫しました。

翌日は朝の温泉に入り、朝食(朝からたこ焼き!)を済ませ、お部屋のお掃除などして、草津の町に出掛けました。

皆さん、よくご存知の、ザ・草津温泉。

観光の後は、西の河原露天風呂に行きました。

西の河原露天風呂。

私たちが出ると誰もいなくなったので、脱衣場のテラスから撮ってみました。

温泉の下手は足湯もある公園になっています。

この後帰路につき、ウニクス上里の映画館で「カメラをとめるな!」をハガレーナがまだ観てないというので(姫とターボは二回目、私はなんと三回目)観るという、、台風接近の最中、遊び倒した二日間となりました。

姫、別荘に泊めてくれてありがとう~!

お陰で二日間楽しめました(^-^)v