50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、富岡】ひまと富岡アルプスを半分歩く。2024年3月14日(木)


富岡アルプス・龍王山から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


先日のブログで「これからソロ登山ができるようになろう!」と目標を立てて、次の休みは一人で歩いてくると宣言(そんな大層なことではないのだけど)したばかりです。

なのに、なぜか今回はひまと二人旅。

ウォーリーに「一人で行くならひまを連れて行けば?ひまと一緒ならもっと楽しいんじゃない?」と言われたからなんです。

最近のひまは高齢化&デブ化によって、足が痛いのか、毎日の散歩であまり歩かなくなっています。

一昨年は子供たちと一緒に鳥取県の大山に登ったというのに、ここ半年の衰えぶりといったらもう、、一気に来たって感じです。

なので、もうひまに山登りは無理なんだろうなと思っていたのですが、ウォーリーに言われて、ちょっと試してみるかな?と思いました。

日常の散歩と同じように座り込んで動かなくなるのは困るのだけど、元々山歩き大好きっ子だったのですから、山なら野生の本能発動して歩いてくれるかもしれません。

不安はありつつも、試しに一緒に出かけることにしました。


《登山難易度 0.5》


※富岡アルプスを半分だけ歩いてきました!


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先日休日出勤した振替休日を取得し、群馬県富岡市にやって来ました。

8時52分、宮崎公園の駐車場に車を停め、出発します。

宮崎公園の看板など動画におさめていると、ひまが公園の方へ下ってしまい、大慌てて追いかける一幕あり💦💦


今日目指すは神成山九連峰、別名「富岡アルプス」です。

富岡アルプスは上信越自動車道、国道、上信電鉄と平行に尾根が走っていて、途中何度も展望が開ける楽しい山です。


麓を走る上州姫街道は、

(以下、BSNHK「上州姫街道~近代日本を支えた絹の道」から抜粋)

中山道の脇往還として、埼玉県の本庄から分岐し、富岡、下仁田を通って、信州の追分まで続いたです。

険しい山道が多い中山道に比べ、道が平坦で女性でも歩けるところから「姫」の名が付きました。

この道は物流も盛んで、周辺では養蚕が特に盛んでした。

蚕を繭に育て、生糸を紡ぎ、世界をうならせた絹を生み出しました。

絹に希望を託した人々の息遣いが残る上州姫街道です。


私とひまは姫街道は歩かず、それと平行している連峰の尾根を歩こうと思います。

登山口である富岡市立西中学校の正門まで里道歩き。

そこからはお気楽の大好きな稲含山がドーーーンです。

里道だとひまのクンクンが忙しくて、なかなか真っ直ぐ進めません。

何度も「おとっとっと~、真っ直ぐ歩いて~⤴️」となりました。


富岡市立西中学校がある場所は、500年前にはお城がありました。

宮崎城という戦国時代の山城です。

まだいくらか遺構が残っているようです。


一限目が始まったばかりの中学校はとても静かだったので、ひまと静か~に通りすぎました。

中学校の敷地脇を通って進んで行くと、すぐに横堀&土塁のような遺構が現れます。

誰にも会わなそうなので、ひまのリードを放しました。


日本一美しい登山道を目指しているだけあって、とても歩きやすく快適な道です。


お、またまた城址らしい場所。

天然の横堀ですね。

左手は崖(竪堀)になっていて、天然の要害です。


開けた場所に出ました。

本丸跡です。

網が張られ、本丸中央には入れないようになっています。

キンラン、エビネランなど、絶滅危惧植物を保護しているのだそう。


一峰の先にある物見台に立ち寄りました。

素晴らしい展望です。

動画ばかり撮っていて、写真はこれしかありませんでした🤣


あれ?

二峰の写真を撮り忘れた💦

二峰は龍王山(320.9M)なのですが、、撮ったのは動画だけでした(涙)

そして、三峰に到着です。

展望は動画を見てくださ~い💦💦

YouTubeを作るようになって、写真を撮り忘れることが多くて、ブログに載せる写真が足りません(涙)

ひまとまだ歩けるか相談しながら、四峰までやって来ました。

ひまに疲れが見えたので、今日はここまでにして引き返すことにしました。

上から二両編成の上信電鉄が走るのを眺めながら、ティータイムにしました。


二人で写真におまさろうと四苦八苦💦


本丸跡まで戻ってきました。

ここまでで8組ほどのハイカーとすれ違いました。

平日でも案外人がいるんですね。

人気の里山です。


その後11時22分、宮崎公園の駐車場に帰り着きました。


9分の4峰でしたが、距離的には6割位歩けたかな??


毎日の散歩では最近止まってばかりで、あまり歩いてくれないひまですが、山だとお利口にちゃんと歩くんですよね。

やはり彼女は山が大好きな山女なんだと再確認しました。

また一人で出かける時には連れ出したいと思います。



ひまと一緒に富岡アルプスを半分歩く


↑↑↑

ひまがお尻フリフリ歩く様をおさめています。

良かったら、動画を見てみてください。

あ、展望も動画でお楽しみください!


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【埼玉、寄居】河津桜咲く早春の鐘撞堂山。2024年3月9日(土)


鐘撞堂山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


約1ヶ月ぶりの投稿となります。

たこひもさんと赤城で雪道歩きをして以来ですね。


何故に1ヶ月も山から遠ざかっていた??

実は私の60歳定年を記念して、部下たちを連れて東北旅行に出かけたり、お天気に恵まれなかったり、沢山仕事が入ったりが重なって、なかなか山に出かけることができませんでした。


なんだかこのまま山歩きからフェードアウトする事もあり得るんじゃない?と思うほど休んでしまい、何年も続けてきた毎週山歩きが途絶えるのはとても簡単なことなんだなと思いました。


いやいや、ダメダメ、それではダメです。

今年の秋に妙高山リベンジしなくては!!

去年の秋に予定していた妙高山リベンジが天候不順で無期延期となって、まだ宿題として残っているのです。

妙高山は距離10km、累積標高差1400Mあるのですから、歩き通せる自信をつけていかないと、今年も「やっぱり無理か、、」となる可能性大!!!

そこで、ターボと二人で、これからのトレーニング(チャレンジ)登山を計画しました。

計画中は夢が広がり、ノリノリイケイケの気分で予定を立てましたが、事を起こす前に大風呂敷を広げ過ぎると、ハガレーナや花子にドン引きされるので(笑)、ちびっとずつ小出しにしていこうと思います。


あと、元々ターボが月に二回しか山に行けないことや、毎週付き合ってくれていたハガレーナがお孫さんの誕生を控え忙しくなっていることなどから、一人登山も少しずつ取り入れていかないとだなと感じています。

みんなと予定が合う時だけにすると、最年長の私はどんどん体力低下してしまうのですよ(涙)

なので、次の木曜日には年休取得してソロで出かけようと思います!!

、、あぁあ、、言ってもうた、、、もう後には引けぬ💦💦

みんなと予定が合わなくても、ソロで週一山登りできる人になろうと思います(急遽今年の目標に昇格!)

断捨離はとりあえず今年は諦めました(笑)

年明けてもう3ヶ月が経過しようとしているのに、まだ1ミリも始めてません🤣

なので、断捨離は捨てて(物は捨てられないのに、プライドと目標は簡単に捨てられるダメ人間です(涙))、ソロ登山を躊躇なくできる人間になる!!

それを今年の目標にしよう、うん!


久し振りの投稿なので、前置き(?)が長くなりました(笑)


鼻息荒く今年の目標を掲げましたが、今日はソロではなく、ターボと花子と三人旅です😁

しかも、チャレンジ登山でもなく、体慣らし😅

午後からターボに予定があったので、午前中でサクッと歩いて来れるように、地元の鐘撞堂山を選択しました。

なまった体に鞭打って、少しでも長い距離を歩けるように周回コースにします。

地元寄居の春の訪れをお届けできたらと思っています!


《登山難易度 2》



出発は、谷津池から。

南コースを歩いて山頂を目指します。


久し振りの山歩き。

今朝はとても気温が低く、車のフロントガラスが凍りついていました。

空気はキンキンに冷えた冬なのに、視界に映るものはなんとなく春の雰囲気です。


足元にはカタクリの葉っぱが顔を出していました。

花が咲くのは、3月末でしょうか??

しばらく暖かかったのに、ここ一週間気温の低い日が続いていますから、花芽が引っ込んじゃったかな??


南コースには三ケ所ほど階段がありますが、昨年あたりに作られた新しい巻き道で、楽に登ることができるようになりました。

1ヶ月ぶりの山歩き、、自分に甘いお気楽は巻き道で(笑)


山頂が見えてきましたよ。

山頂直下にピンクや黄色がうっすら見えます。

何か咲いているようです。


黄色いのはサンシュウでした。


山頂直下の西側が見渡せる場所までやってきました。

山並みが美しい。

こんななんて事ない里山の眺めが私は好きです。

白い雲の下には、わずかに雪をかぶった山も見えました。


桜に囲まれた山頂。


淡いピンク色が可愛い河津桜です。

背景が青空なので、より美しいですよね。


振り返って河津桜越しの関東平野。

写真ではわかりませんが、東京スカイツリーも見えていました。


山頂からの眺めです。

霞んだ地平線(?)に浮かぶ筑波山が見えます。


鐘撞堂山には一回だけついてねと書いてある鐘があります。

二回ついてしたり顔の花子(笑)

鐘撞堂山は名城「鉢形城」の支城。

二回つくと敵がきてるぞ!の合図かもしれませんよ!!(ウソウソ)


猪俣城址の側を通るコースを歩いて美里方面へ下ってきました。

真っ白な雲がもくもくと。

まるで雪山みたいでカッコいいです。


里道には福寿草が咲いていました。

春の訪れを真っ先に知らせてくれる花ですね。


円良田湖です。

この時点では風もなく静かな湖面。

対岸の山のリフレクションが美しいです。


取水塔側の東屋でおやつ休憩することにしました。

すると、みるみるうちに空は曇天となり、冷たい風が吹いて、空からは雪が舞い落ちるように。

ブルルルル、さ、寒い((⛄))

震えながらお茶を飲んで、こりゃたまらんと歩き始めました(笑)


昔の釣り宿(今は廃屋)の所から入山し、再び山頂を目指します。


山頂手前、最後の階段。

この場所では北側から爆風が吹いておりました。

ビデオで私が何かしゃべっているのですが、風の音で何も聞こえず💦


本日二回目の山頂。

山頂展望台の南側に座ると、風を全く感じなくて天国のようです。

写真ではわかりませんが、メジロの抹茶色と淡いピンクが春らしくて、枝を揺らす姿がかわいくて、しばらく眺めました。


下山は巻き道ではなく、階段を下りました。

階段コースでないと見られない谷津池方面の眺め。

春霞の割には遠くまで見渡せる日で楽しいです。


途中丸太などを抱えた10名ほどの作業員の方とすれ違いました。

設置したばかりの新しいベンチ。

スベスベと肌触りがよく、木の香りもして最高!

老後にお気楽がここでお茶しているのが容易に想像できます。

ターボは枕を持ってきてここで昼寝するらしいです(笑)

作業員の皆さん、ありがとうございます。

深谷市の予算なのかな?

ありがとうございます。





久し振りでしたが、バテることもなく、楽しく歩いて来れました。

体力低下、そこまでじゃなかった!!

引き続き、週一登山頑張ろうと思えた早春の鐘撞堂山でした。



早春の鐘撞堂山


⏫⏫⏫動画をまとめてあります⏫⏫⏫


良かったらご覧ください。


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【群馬、赤城】地蔵岳と小沼・オトギの森~たこひもさんを雪山にご案内。2024年2月11日(日)



地蔵岳山頂から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は、たこひもさんを雪山に連れて行きたい!

たこひもさんに雪山の楽しさを知ってもらいたい!、、そんな企画です。

題して「私を雪山に連れてって!」

軽アイゼンとゲーターは私のをお貸しし、ゴーグルとストックはたこひもさんが息子さんのを借りて、いざ、雪山へ!!


秋の赤城山の時と同じように始発の高崎線で篭原着が8時7分。

駅前でたこひもさんをピックアップして、赤城に向かいました。


《登山難易度 1》


当日朝までの予定では小沼と長七郞山と小滝氷瀑で計画していましたが、現地に着いてみると、地蔵岳が霧氷で真っ白に輝いていて、「やっぱり地蔵岳にしない??」となりました。

駐車場着は10時半頃。

小沼駐車場はほぼ満車状態でしたが、スペースを見つけて駐車できました。

そこから支度に手間取ります。

たこひもさん、初めての雪山ですからね、あれやこれや時間がかかり、スタートは11時5分でした。


八丁峠から山の方へ入って行きます。

登山口の広場で、軽トラックと四輪駆動車がスタックしていました。

後でわかったことですが、初めに軽トラックがスタックしていたので、四駆の方が引っ張って助けてあげようと思いトライして、結局四駆もスタックしてしまったとのこと。

雪が深いとそんなことになるんですね(涙)


踏み抜き注意の階段を登って、一息ついたところ。

たこひもさんがゴーグルとマスクで表情が読めませんが、多分喜んでくれていたと思われます(笑)


青空だ~⤴️

全山霧氷と思っていましたが、小沼からのルートは南面なので、山頂直下でようやく霧氷が現れました。


しっかりと凍りついた木々。

青空のもと、神々しいほど輝いています。


11時40分、あっという間に山頂到着!

到着時は動画ばかり撮っていて、これはランチ後下山前の写真ですが(笑)

朝はかかっていた雲がなくなり、黒檜山が山頂まで見渡せました。


霧氷の美しさに見とれる花子とたこひもさん。

カラマツのてっぺんが先まで真っ白で、花子が「波平さんみたい」と言ってました。


12時29分、下山開始しました。

真っ白な小沼と長七郞山。

美しいね~⤴️


クリームみたいな雪の上に落ちる木々の影が素敵。

可愛い雪ん子たち、、というと「子じゃないけど」と突っ込まれました。


そして、小沼氷上へ~⤴️

割れるのではないかと心配して、ドキドキしていたたこひもさんと花子。

この雪の量は相当な重さだもんね。

これがのっかっても割れないんだから、私の体重◯◯キロくらい大したことない。


広々とした小沼でテンションあがる。


そして、アイスバブルを探す!

雪をかき分け凍りついた湖が正体を現した!

う~ん、でもバブルが多すぎて、透明感がなかった(涙)

残念!!


平らな所を見つけると(木道とか)やりたくなる「乙女ポーズ」。

お腹が冷えるぜ!!

この後長七郞に登ろうかと思っていましたが、たこひもさんが氷瀑を見てみたいと言うので、小滝に向かうことになりました。

オトギの森を歩いて小滝の見える所まで、、。


チーーーン。

わずかに見える氷瀑。

しかもちょっと土色。

側に行くには急な坂を下る必要あることを知り、たこひもさん、、「上から見れたからいいかな、、」となりました。

だね、、今年は諦めよう。


オトギの森を引き返す。

雪がしっかり踏まれています。

めっちゃ歩きやすい。

4年前のお天気悪い日に訪れた時の記録です。

新雪の中を交代でラッセルしてなんとかたどり着いた小滝氷瀑。

当時より多くの人が訪れるようになっていて、今回はラッセルする箇所など全くありませんでした。


この後、再び小沼の上を歩いて駐車場に戻りました。

たこひもさんとは、春に再会できるかな~⤴️

花粉症が発症しない山、あるかなぁ、、、😂



こうやって3Dを見ると、小滝まで結構下っていたんですね。


もっと広い範囲の3D地図。

小滝の上から見た山は荒山だったのね。

立体の鳥瞰図を見ると、地形が良く分かって楽しい😁



赤城・地蔵岳~たこひもさんを雪山へご招待


↑↑↑

動画をまとめてあります。

良かったら覗いてみてください。


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