50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラストを載せています。

【長野】雪の浅間山(トーミの頭) 2018年1月20日(土)

雪道歩きをしたくて、赤城の鍋割山に再訪するつもりでしたが、自宅から見る赤城山の雪が少ないように思えたので、急遽秋に登った浅間山外輪山の黒斑山に変更しました。


前日に高峰高原ビジターセンターに電話で問い合わせたところ、チェリーパークラインには積雪はないとのこと。

山道には雪はあるものの、アイゼンがあれば踏み跡があるので大丈夫と教えてもらいました。

何しろ道中の道路事情が心配(スタッドレスですが、チェーンはなし)なので、この情報で安心して女二人で出掛けられます。

山道も沢山ハイカーがいて、踏み跡がしっかりしていれば、軽アイゼンでも大丈夫そうです。

車坂峠のビジターセンター横の駐車場に車を停めました。

朝8時半時点でほぼ満車でしたが、なんとかスペースを見つけて停められて良かったです。

ビジターセンターは閉まっているので、高峰高原ホテル内のお手洗いをお借りした後、軽アイゼンなどの装備を整え、登山届けをポストに入れて出発です。

霧氷の輝く森に入っていきます。

雪道は踏み固められて、とても歩きやすいです。

どのくらい雪が積もっているのか分かりませんが、いつも頭の上にある枝が低く張り出していて、トンネルになっていたり、帽子に引っ掛かったりしました。

踏み固められている所でも、50センチ~1メートル位高い所を歩いているのかなと思いました。


朝には曇っていましたが、徐々に青空が見え始め、秋には想像も出来なかった冬の装いの森がとても美しく見えます。


小ピーク(車坂山)を越えて、鞍部から登り返します。

振り返ると、車坂山の稜線が見え、木々の先が同じ方法に曲がっているのが面白いです。

やがて展望の良い小広い斜面に着きます。

秋にもその大展望に感動した場所です。

今日は少し雲に邪魔されていましたが、雪で白く輝く北アルプスが、より近く、大きく見えた気がします。

手前に見えるのは、東篭ノ登山と水の塔山です。


周囲の霧氷が木によって表情が異なり、ひとつひとつが芸術作品のようです。

こういうのを見たかったのです!やっと念願叶いました。


気温はマイナス2度ですが、風がないので全く寒く感じません。

目ざし帽で完全防備の男性ハイカーが暑い暑いと目ざし帽を脱ぎ捨てていました。


ビュースポットで北アルプスや八ヶ岳を眺めたあと、再び歩き始めます。

秋に訪れた時にはとても歩きにくかったえぐれた階段のある場所です。

雪が積もっているので、丁度良い傾斜の道になっています。

途中の道から左後方に四阿山が美しく見えました。

登山道脇の樹木は雑木林からシラビソやコメツガの針葉樹に変わり、また違った景観です。


振り返ると鹿島槍ヶ岳の双耳峰がはっきりと見えました。

手前のトーミの頭から伸びる稜線もきれいです。

針葉樹の森全体が霧氷に白く縁取られています。

左に見える黒い山は水の塔山です。

雪に埋もれた避難シェルターを過ぎると、すぐに本日最初の浅間山に出会えます。

槍ヶ鞘に到着です。

雪をかぶった浅間山プリンとトーミの頭への急坂を見晴らせます。

前回から二回目ですが、森を抜けて突然現れるこの絶景には言葉がありません。

「いやいやいやいや、これは凄い❗」です。

トーミの頭への急坂を行きます。

振り返ると、先程までいた槍ヶ鞘からの道が見え、稜線で森と絶壁に分断されていることが良く分かります。

トーミの頭への道は急なガレ場なので、浮き石も多く前回はとても歩きにくかったのですが、今日は雪があるので、とても快適です。

少し足が流れる時もあるので、キックステップで登ります。

初冬に歩いた蛇堀川から湯ノ平へ向かうルートを眺めて探しながら登りました。

左側の樹林帯の樹氷が更に迫力を増して、青空に映えています。

最後の岩場を登るとトーミの頭に到着です。

再びやってきたトーミの頭!

まさか冬の時期に再訪できるとは、去年の自分たちには想像できないことでした。

トーミの頭からの眺めはぐるりと360度の大絶景。

目の前に大迫力の浅間山です。

雪で白くお化粧しているからか、秋に訪れた時より更に大きく見える気がします。

初冬に歩いた湯ノ平を覗き込みます。

浅間山と湯ノ平、そして外輪山を一望できるこの景色は、ちょっと他では味わえないよなぁと改めて思います。


今回は黒斑山まで行く予定にしていましたが、朝の凍結が心配で少しゆくっり家を出てきたので、時計を見ると11時半頃になっていました。

私たちヘタレ登山隊は、お昼には山頂でランチして下山開始するのを常としているのと、稜線は風が強そうだったので、今回はトーミの頭までとします。

ここまでの道のりは風がほとんどなく穏やかでしたが、トーミの頭に来るとさすがに冷たい風が吹いていて、みるみる体が凍えてきました。

風の当たらない場所を見つけランチタイムです。

岩かげですが、なんと浅間山と外輪山を一望できる場所を独占です(笑)

先日購入したおろしたての雪山でも火力抜群のジェットボイラーでお湯を沸かし、温かいお昼です。

凄い威力で、水筒にお湯をいれてきたのもありますが、1~2分で沸きました。

しかし気温はマイナス5度位だったと思います。

カップ麺もすぐに冷めるので大急ぎでかきこみます。

作業のために手袋を外すと、たちまち凍えてしまいました。

コーヒーと大福のデザートも済ませ、体が冷えきらないうちに早々に退散します。

下山は中コースを行きます。

秋には退屈に感じた展望のない森の中の下り道ですが、雪が豊富で、楽しいのなんの!

ふかふかの雪道下りがこんなに楽しいなんて!

顔がにやけて笑いが止まりません。

ずーっと「楽しい~✨」とか「なんなの!?この楽しさ!」とか「楽しくってしょうがないんだけど~❗」などと言いながら下っていました。

子供に返ったような変なおばさん二人だったと思います。

いやぁホントに楽しかった。


樹氷の写真を撮ろうと一歩踏みあとのない場所に片足を乗せると、ずぼっと腿の辺りまで埋まってしまいました。

雪深くて、樹氷と青空がキレイで、最高の帰り道でした。


雪山、最高!

今まで私たちの実力では雪山は無理と思い込んでいましたが、ブログの情報などで事前に無理のない計画を立てれば、安全に雪道歩きを楽しめるのだと初めて知りました。

これははまりそうです(^-^)v


車坂峠登山口0913ー(22分)ー小ピーク0935ー(10分)ー鞍部0945ー(21分)ービュースポット1006(5分休憩)ー(46分)ー防災シェルター1057(3分休憩)ー(5分)ー槍ヶ鞘1105(3分休憩)ー(22分)ートーミの頭1130(53分休憩)ー(1時間10分)ー駐車場1333

積雪期ですが、秋の山行とほぼ同じ所要時間で歩けました。雪道ならではの歩きにくさと歩きやすさで、プラスマイナスゼロです。

全行程 4時間20分

(うち歩行時間 3時間16分)

標高差 349M(1973M~2322M)

パーティー 2名(やまみほ、ターボ)

【群馬】鍋割山 2018年1月9日(火)

久しぶりの休みが取れた夫に合わせて私も仕事をお休みし、四半世紀ぶりに二人で山に出掛けました。


積雪期の山に登ってみたいと思っていたので、雪の鍋割山です。

色んな方のブログをチェックすると結構雪が積もっていて、霧氷なども見られると期待に胸をふくらませていました!


が、今日は関東は気温17度と昨日より9度も上がってポカポカ陽気。

どうなるでしょうか??


おろしたての軽アイゼンを装着し、姫百合駐車場からスタートです。


雑木林の中の、少しだけ雪の積もった木段を登っていきます。

凍っている所もありますが、軽アイゼンの効果は抜群。

ガッチリ歯が食い込んで、全く滑りません。

やがて薄暗いヒノキの植林帯となり、ふれあいの十字路に着くと、朝日が当たり始めました。

木立からこれから向かう鍋割山のどっしりとした山腹が見えます。


再び雑木林になると、徐々に岩が増えてきて、岩の間をジグザグに登る急坂で一気に汗をかきます。


美しい岩の連なりだと思ったら、そこは荒山風穴でした。

穴から流れ出る風(今日はのぞいてみましたが何も感じず)の出口に温度計があり、気温は1度でした。


そこからわずかで荒山高原に到着です。

鍋割山と荒山を左右に見渡せる広い鞍部で、黒い泥炭の中に浮島のように草が生えてドウダンツツジが沢山ありました。


ここから荒山に行くか(今日は荒山方面へも踏み跡がありました)、鍋割山に行くか少し迷いましたが、無理しないように予定通り鍋割山に向かいます。

荒山の向こう側からはゴーゴーと強い風の音が聞こえてきますが、鍋割山への道は風がなく穏やかです。


途中の道から筑波山や赤城山南面が墨絵のように美しく見えました。


まもなく尾根に出ます❗


昨日の麓で降った雨が山では雪だったとしたら新雪歩きが出来るかも!?という淡い期待を抱いていましたが、見事に打ち砕かれ、尾根の雪はとけて(昨日は麓と同じく雨だったのでしょう(涙))ぬかるんでいるところが沢山ありました。


泥炭がついた靴で歩いて汚れていましたが、サクサクの雪歩きを体験できる箇所もいくらかあり、その感触を楽しみました。

左手には関東平野、右手には上越国境の山々、右前方にはいつも見ている角度とは全く違う榛名山塊。

最高の展望です。


1㎞ちょっとの尾根歩きは、火起山、竈山という、お鍋にまつわる名前のピークを過ぎ、鞍部から登り返して鍋割山山頂に着きます。


岩がゴツゴツしていますが、横長に広い山頂は南方向の眺めがよく、南西面は茅が切り込まれた見晴らしのよい斜面でベンチもありました。


山頂からは更に近くに榛名山、その向こうに浅間山、荒船山や妙義山などの西上州の山々、雲取山などの奥秩父の峰々、そしてドでかい関東平野が見渡せます。

風もなく暖かかったので、一時間ほどのんびり景色を楽しみました。


上越国境方面から黒い雲が流れてきました。

そろそろ出発します。


再び来た道を戻ります。

黒い雲の向こうに見える上越国境の山々は雪に煙り、寒そうです。



今日はずっと好天に恵まれましたが、ヒノキの植林帯に入ってから小さな霰が降ってきました。

尾根で風に吹かれる事もなく、森に入ってから美しい霰の粒を見ることができて、なんだか嬉しくなりました。


途中あった展望の写真を見ると、今日は霞んでいたり雲に隠れていたりした遠くの山もクリアーに見える事があるのでしょう。


とても歩きやすく、展望抜群のいい山でした。


再訪します!

あと、雪道チャレンジ、この冬の間にやりたいです(^-^)v


姫百合駐車場0855ー(26分)ーふれあいの十字路0921ー(22分)ー荒山風穴0943ー(11分)ー荒山高原0954(11分休憩)ー(12分)ー尾根1017ー(16分)ー火起山1033ー(9分)ー竈山1042ー(23分)ー鍋割山山頂1105(59分休憩)ー(24分)ー竈山1228ー(7分)ー火起山1235ー(10分)ー尾根終わり1245ー(11分)ー荒山高原1256ー(8分)ー荒山風穴1304ー(12分)ーふれあいの十字路1316ー(16分)ー姫百合駐車場1332


全行程 4時間37分

(うち歩行時間 3時間27分)

標高差 307M(1025M~1332M)

パーティー 2名(夫と)

行程図

【埼玉】鐘撞堂山(初日の出) 2018年元旦

新年初の山歩きは寄居の鐘撞堂山です。

初日の出を見に行ってきました。


今回は谷津池に車を停め、南コースを行きます。


水仙が植えられた歩きやすい山道を懐中電灯で足元を照らしながら登っていきます。

途中からは木段となり、太い木の根が張り出している所もあります。


振り返ると深谷方面の夜景が見えます。


30分程で山頂に着きました。

今年は早く着きすぎたようで、まだ10数人の先客しかいません。

一人づつ鐘をついて記念撮影しました。

まだ6時前です。

日の出まではまだまだ時間があります。


寄居の町の夜景が美しい。

こんな田舎でもこんなに光が溢れているのですね。

今年は戌年なので、うちの番犬「向日葵」も一緒です。


少しづつ人が集まってきました。


毎年甘酒を運んできて、みんなに振る舞ってくださるグループが到着しました。

長い間山頂にいて、体が冷えてきていたので、配って頂いた甘酒が温かくて美味しかったです。


東の空が少しづつ明るくなってきました。

いよいよ初日の出です。

この頃には山頂には100人近い人が集まっていました。


今年初めての太陽はとても大きく、皆で手を挙げてパワーを頂きました。

万歳三唱で年明けです。


来た道を戻りました。

振り返ると山頂の展望台が見えました。


南コース脇にはカタクリの群生地もあるので、春になったらまた同じコースを歩いてみようと思います。


参加者 9名+1匹