50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、奥日光】5年ぶりの高山(中禅寺湖畔)で、5年ぶり大豊作のシロヤシオに迎えられる。2023年5月30日(火)


中禅寺湖畔から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


火曜日しかお休みのないウォーリーと山に行くために、土曜日出勤の振替休日を火曜日に取得したターボと私。

5年ぶりの当たり年だという奥日光・高山のシロヤシオを見に行きたい!


5年ぶりの当たり年ってことは、5年前に初めてシロヤシオに出会ったあの高山の時以来の豊作ってこと??

あの時は高山からの下りで見たシロヤシオ天国に舞い上がり、「世界中で今の私たちが一番幸せかも!?」と思った記憶が甦ります。


⬆️その時の記事です。


読み返すと、ひとつ前の袈裟丸山で初めてシロヤシオを見て、もっと沢山咲いている所をと探して「高山」を選んだようです。

我ながらなかなかの選球眼(?)でしたね。

そして、大当たりの年にシロヤシオに出会えて、かなりのラッキーガール(?)だったようです。


さて、5年ぶりの今年はどうか??


数日前まで火曜日は雨予報で、どうなることかとヤキモキしましたが、結果的には抜けるような快晴の奥日光となりました!!

やっぱりこれは千手堂のお陰!?

お気楽は奥日光の神様に愛されていると思うのですよ(自意識過剰)

それともウォーリーが超晴れ女なのかもしれません。

少なくともたこひもさんはそう思ったみたい。

そうそう、今回はたまたま同じ日に家族と奥日光に遊びに来ていたたこひもさんと千手ケ浜で合流したのですよ!!

はるばる千葉からやってくるたこひもさんと、遠き奥日光の地で逢い引き成功です(笑)

千手ケ浜まで低公害バスできて、低公害バスで赤沼に戻る予定だったたこひもさんでしたが、話したりない(歩き足りないではない(笑))みたいで、急遽予定変更!

私たちと一緒に中禅寺湖北岸を歩いて竜頭の滝へ戻ることとなりました。



《登山難易度 6》


今回はまぁまぁ距離のあるコース。

しかも花の見頃とあっては、写真撮りまくりで時間がかかる可能性大なので、自宅を4時半出発にし、コンビニ一軒立ち寄り、竜頭の滝でトイレ休憩して、竜頭の滝(上)に7時25分頃到着しました。


平日とはなんと素晴らしいことか!

竜頭の滝(上)の駐車場は私たち含めて2台のみ!!

竜頭の滝への流れ(湯川)に掛かる橋を渡って、高山の登山口へ。

高山までは2.4キロの道のりです。

今日はまずは高山に登り、中禅寺湖の熊窪に下り、千手ケ浜付近を散策したあと、中禅寺湖北岸を歩いて竜頭の滝へ戻る周回コースになります。


鹿よけの柵を通り、初めのうちはなだらかに進みます。

ズミも咲きはじめていました。


先輩方に追い抜かれます(笑)

皆さん、とても歩みが速い!!

お気楽はいつまでたっても鈍足です(涙)

(右上)日光白根山が見えます。

(右下)わかるかなぁ、、湯滝が見えました。


ジグザグに急斜面を登り、尾根にのりました。

ブナの森が美しいです。


(左)ブナの巨木(枯れ木です)の上に青空!

(右)中禅寺湖の青い湖面が見えました。

熊窪からの眺めが楽しみだ🎵


シロヤシオ天国が始まった!!

シロヤシオはうす緑色の葉の上に白い花をつけるので、パッと見新緑に見えますが、よく見るとめちゃくちゃ可愛いんです。


(右)何がそんなに可笑しかったのか??

(左)そこらじゅう美しいので、みんなご機嫌です。


ギャップから中禅寺湖がよく見えました。

ブナの木漏れ日が素敵すぎます。

しばらくなだからに登ったり下ったりしました。


最後に高山にぐいっと登る取つきです。

前回私はここで道間違いをしてしまい、高山の北側に回り込んでしまい、最後獣道をよじ登ったのですが、、

(上)今日は私が間違えた方へ行かないようにロープが張ってありました。

親切だ!

てか、同じような人がいっぱいいたのでしょうね。

(左下)私が間違えた道。(今はロープの先です)

途中までめっちゃ道っぽいんですよ(涙)

(右下)今日は正規の登山道を。

めっちゃ歩きやすいじゃん!!


(上)男体山のように見えて、これは多分太郎山。

(左下)気持ちの良い斜面!

北側とはえらい違いだ!

(右下)広い山頂に到着しました。


9時28分、高山山頂(1667M)に到着しました。

登山口にあった案内図ではコースタイム1時間10分でしたが、鈍足の私たちは1時間50分もかかってしまいました。

まぁ、いつものことですから、驚きませんが😅


山頂の日陰でおやつ休憩しました。

いきなりたんごとあんドーナツ。

暑くも寒くもなく、風もなく、、快適でいくらでも食べられる(笑)

この後もおにぎりを食べたりゆで卵を食べたり、エンドレスでした💦


30分ほど休憩して、いよいよ本日最大の見所へ!!

高山からの下りは最高のシロヤシオ天国です。


いやいやいやいや、、、もうすごいという言葉しか出てこない!

まんっかい!!!!


可愛いんだよ~、大好きなんだよ~、シロヤシオ~⤴️


右も左も上も下もシロヤシオの中に立ってみた。


この下りだけで、何枚写真を撮ったことか!!

選ぶのが大変でした(笑)


楽しくって仕方ないよ~⤴️


ミツバツツジも少し残ってた!

地面がピンク色に染まってる。

ウォーリーが「ここは天国だね。きっと死んだらこんな世界に行けるんだと思う」と言ってました。


高山のシロヤシオはなんでこんなに感動するのだろう??

山全体に咲いていて、そのなかをジグザグに下るので、球体360度、100%シロヤシオに囲まれる体験が出来るからだと思います。


(左上)あまり意味のない鎖場が新しくなってた!

ピッカピカ!

(右上)シロヤシオに見とれてばかりはいられない。

足場が悪いところもあります。

(左下)横にのび~た巨木。

すごい体重を支える根っこは一体どこまで伸びているのだろう???

(右下)木のすき間に入れると信じてトライしたウォーリー。

ね、入れないでしょ??

自分の幅を理解してないとみえる。


峠に到着です。

右に行くと小田代ケ原へ行くみたい。

まだ歩いてことがないので、いつか歩いてみたいです。

(下)広い谷を下っていきます。

カラマツ林が美しい。


(左)急斜面に薄く根っこを張った木が沢山。

下は岩盤なんでしょうか??

(右)谷筋の歩きやすい道。

気持ちいい!!


苔!

ターボもスマホをGalaxyに変えて、写真が明るくなった!


(左)木の幹にフクロウみたいな顔発見!!

(右)木漏れ日散歩、、楽しい~⤴️

ここにテントを張って日がな一日、の~んびり過ごしてみたいな~⤴️

(国定公園なのでNGです)

(下)この森から抜けた先に見えてくる中禅寺湖の景色が好き!!

初めて見た時、その美しさに度肝を抜かれたんてすよ。

ここは楽園か!?って感じ。


熊窪~⤴️

ね、ね、キレイでしょ~???

中禅寺湖ってこんなにキレイなんだ!!って5年前に初めて知ってぶったまげたんですよ。

白い砂浜とコバルトブルーの湖面。

風やボートの引き波で、弧を描いた砂浜に静かに波が打ち寄せて、まるで南の島の入り江に来たみたいなんです。

一番凄いのは、こんなに素敵なのに、人がいないこと!!

なんでっ!?

中禅寺湖の二荒山神社がある辺りとか、歌が浜から先とか、バスで来れる千手ケ浜も美しいけど、一周26キロの中禅寺湖畔の中でも、ここがダントツナンバーワン!!

いっちばん美しいと思います。

来なきゃ絶体損だよ~⤴️

千手ケ浜からなら、15分位歩けば来れるので、山登りはちょっとという方にも是非立ち寄ってもらいたいです。


ウォーリーに熊窪を見せることができた~⤴️

ばんざーーい!!

私が倒木にカメラを置いて自撮りしようと四苦八苦していたら、通りかかったハイカーが「撮るよ、撮るよ、言ってくれればいいのに~⤴️」と言いながら撮ってくれました。


ではたこひもさんが奥日光に着いたらしい(この頃二荒山神社辺りを車で走っていたもよう)ので、私たちも千手ケ浜に急ぎましょう。

新しい木道が整備されていました。

整備された直後に落石でぶっ壊れている所もありましたが💦


左手に木立の間から見える中禅寺湖が青く輝いています。

千手ケ浜に到着しました。

とりあえず、バス停側のトイレまで行き、再び戻ってきました。


桟橋には遊覧船が。

この時はお客さんを乗せているのかと思っていましたが、どうやら試験運転のようでした。

今週末辺りから動き出すのでしょうか?

クリンソウが咲きますからね。

男体山と青空がいいね~⤴️


新しく設置されていたベンチでランチしているところへ、バスでやって来たたこひもさんが合流!!

会えたね~⤴️

グッドタイミングだよ~⤴️

たこひもさんは顔出しNGなので、スタンプで隠していますが、この写真、めちゃくちゃいい笑顔なんですよ❤️

お見せできないのが残念(涙) 

おしゃべりしていて、この後14時40分発のバスに乗って赤沼に帰るより、私たちと一緒に北岸を歩いて戻る方がいいねってことになりました。

だとすると、たこひもさんのご家族をかなり待たせることになりそうなので、このままクリンソウは見ないで湖畔歩きにしようかと提案しましたが、たこひもさんが「ええぇ、クリンソウを見にきたんだから、少しだけでも見たいなぁ」というので、予定通りこの先まで行くことに。


千手堂方面へ歩いて行きます。

木陰は涼しく、目に映る世界は楽園。

海外に行かなくてもこの写真をインスタに載せて「#南の島」で通用するよね!(笑)

友達から「どこの国のリゾート行ってきたの!?」ってコメント来るよ🎵

奥日光のポテンシャル、恐るべし!!


私たちの格好が南の島感をぶち壊しですが(笑)

クリンソウ園に入ろうと思ったら、管理人さんに見つかり「千手堂に行った?千手堂に手を合わせてから来な!」とまたもや入園拒否(笑)

あ、やっぱり??

たこひもさんの時間が足りないので、千手堂はパスする気満々でしたが、やはりそれは許されないようです(涙)

なぜか、私たちは必ず管理人さんに見つかって、千手堂に手を合わせることを強制されるんですよ😅

そうならない人もいっぱいいると思うのだけど、なぜか私らだけ、、、😆

でもま、そのお陰で、私たちお気楽は奥日光の神様に愛してもらっているなという自負もあったりします。

奥日光で雨に降られないお礼に行ってきますか。

たこひもさんの時間が気になるけど。


千手堂の手前の小川にクリンソウが咲いていました。

まだまだ数が少なく、これからですね。

でも可愛い💠


千手堂に「いつも見守っていただき、ありがとうございます。」と手を合わせました。

久しぶりに千手堂で千手観音!、、やっときました。

YAMAPでのターボのファンが「最近千手観音やらないですね」と待ち望んでいるらしいのです。

ホントかよ!!


ではたこひもさんが入ってみたいクリンソウ園へ。


でもまだほぼ咲いてない~(涙)

来週から見頃が始まるらしいですよ!!


では湖畔歩きして、帰りましょう。

(上)右手に見える上が平らな山が今朝登った高山です。

(左下)千手ケ浜を通過~。

(右下)湖畔の道を行きます。

ここからはたこひもさんが未知のルート。

去年私のブログを見ながら一人で訪れた際に、こっちに歩いてみようかと迷ったのだけど、一人だと心細くて諦めたのだそうです。

安心安全な道だから大丈夫だよ~⤴️


たこひもさん、初の熊窪!!

「うわぁ、素敵なところ~⤴️」ともちろん言ったと思う(笑) ←忘れた

ここに感動しない人は多分いない。

こんな晴れた日には特にね。

これ、雲っていると、湖が灰色になって、ここまでの感動はありません(笑)

(下)お、あの奥に湖畔が真っ赤になってるところがある!

あそこ、後で歩くよ~⤴️


熊窪を後にし、北岸歩き。

その美しさは言葉に表せない。

(右)倒木の上に大きな大きな青いギャップ!!

ほとんど人に会わない静かな道ですが、森ではハルゼミが賑やかに鳴いていました。


そして、熊窪から見えた赤いエリアへ突入!!

素敵、素敵、素敵すぎる!!!


たこひもさんと互いに撮りっこ。

ヤマツツジの裏からと表からと。


(左上)あのヤマツツジは、葉っぱの出る幕なし!!

(右上と下)シロヤシオだってまだまだあるよ~⤴️

ヤマツツジほど目立たないけど、まだしっかり残っていてくれました。

たこひもさんとウォーリーを待っててくれたんだね!


もう、どう言えばいいの!?

素晴らし過ぎて、お口あんぐりです。

まだ蕾もありました!!

ヤマツツジは今週末もまだまだ見頃だと思います。


トチノキの巨木エリア。

大きな大きなトチノキが何本もあります。

ここもめちゃくちゃ気持ちがいい場所。

いつも時間が足りなくて、湖畔でゆっくりできないのだけど、浜も素敵ですよね。


更に進むと、シロヤシオは花を落としていることが多くなりました。

雪が降ったように地面が白くなっています。

花から5枚の葉っぱに主役交代。


赤岩通過です。

こんな展望デッキ、前にあったかな??


赤岩は立派な階段を登って下って通過します。

半月山方面が見渡せます。

爽快な眺め!!


小さな名もなき岬を登ったり下ったり、、若干山歩きの様相を呈してきた。


5年前は今日より10日ほど早かったので、その時はこの辺りのシロヤシオがそれはそれは見事だった記憶があります。

今回は多くの花が地面に落ちていました。

白い登山道もなかなかに味わい深い。


展望ポイントに到着しました。

ウォーリーの立っている先は断崖絶壁です。


崖の上からの眺め。

社山から黒檜岳への稜線が見えます。

湖面はさざ波程度でとても静か。


(左上)たこひもさん、観光地仕様のバッグだったので、お気楽が無理やりリュックにくくり付けたら、こんなおかしなことになってました(涙)

背負いずらかったかな?ごめんよ(涙)

(左下)おっと、これはど根性ツツジ!!

いつかあなたの根っこがこの岩を砕くかもね!

(右)最後までヤマツツジが見事でした!!


竜頭の滝まで戻ってきました。

この茶店の側にも立派なシロヤシオが。


竜頭の滝。

平日なのと、16時を過ぎているので、他の観光客は誰もいませんでした💦


たこひもさんとお別れし、私たちは竜頭の滝の流れに沿った階段を登り、竜頭の滝(上)の駐車場に戻りました。




結構歩いたね😅

中禅寺湖が大きいので、わずか1/4でもまぁまぁな距離になるんですよ。

でもその間、ほぼずーーーっとツツジが咲いているツツジパラダイスでした。


今年はシロヤシオの当たり年だね!!


そんな当たり年をウォーリーとたこひもさんと共感共有できて、ホントに良かったです。

ターボと私は自分が楽しいのはもちろんですが、一緒に歩いた仲間が楽しんで、喜んで、感動してくれたら、もっともっと楽しくなるんですよね。

奥日光はターボと私のものでも何でもないのに、「凄いだろ~?」と鼻の穴が膨らんじゃいます(笑)

こんな感動をこれからもみんなと共有して行きたいです。


ウォーリー、また火曜日にお休み取るからね~⤴️

一緒に絶景を見に行こう🎵


たこひもさん、会えて嬉しかったよ~⤴️

またお気楽ハイク、今回みたいに合流できるといいな~⤴️

長~いチェアリングしてくれたご主人に感謝です!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【栃木、矢板】初めての八方ケ原を歩く。2023年5月21日(日)


八方ケ原から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末はターボが不参加の回。

ハガレーナと二人でどこに行こうかと考えていると、栃木県の八方ケ原のシロヤシオが満開との情報を得ました。

八方ケ原と言えば、主峰釈迦ヶ岳を有する高原山が有名ですが、その麓にあるミツモチ山を巡るめちゃくちゃ楽勝のコースがあることをハガレーナが見つけてくれたのです。

このコースなら、たまにしか参加できないマーサでも歩いて来れそうですよ。


ということで、、

今週末は友人マーサを誘って、花を見るハイキングへ出掛けることになりました。

ミツモチ山は以前から気になっていた山域。

シロヤシオが咲き乱れることを過去に何度もレポで見ていて、いつか行ってみたい!と思っていた山のひとつです。


先週に引き続き、ルートはほぼ平らな楽勝コースになります😅


今回は、自宅を4時に出ました。

日曜日なので、なるべく早く帰って来たいというのと、ちょっと遠めだと思ったからです。

現地(八方ケ原大間々駐車場)に到着したのは6時半頃でした。

広い駐車場ですが、この時点で白い枠内は残り3台。

その後は大型車用の場所に縦列駐車したりする車がどんどん入ってきました。

早く家を出てきて良かったです。

やはり人気の山域なんですね。

説明板によると、この八方ケ原は、標高1200~1400Mに位置する高原台地で、樹齢30~100年のブナ、ミズナラ、シラカバ、ダケカンバなどの天然広葉樹林と、カラマツなどの人工の植林が分布しているようです。

背後には鶏頂山、釈迦ヶ岳、剣ヶ峯があり、レンゲツツジ、ドウダンツツジなどの貴重な観光資源もあるとのこと。

山に登る人も、一般観光客も、多くの人が楽しめるエリアのようですよ。


《登山難易度 2》

トイレを済ませ、6時40分頃歩き出しました。

最初ミツモチ山への入り口が良くわからなくて少しウロウロしましたが、トイレ左手の広めの階段を登って行くのが正解でした。


ふむふむ、、八方ケ原高原歩道(見晴コース・林間コース)、県民の森遊歩道(やしおコース・青空コース)に加え、中央遊歩道、大間々自然歩道、更には前山八方ケ原遊歩道と、様々な遊歩道が整備されているんですね。

こりゃ凄いわ!

この近くに住んでいたら、毎日違うコースの散歩を楽しめそうです。

今日目指すのはミツモチ山なので、私たちは「やしおコース」と「青空コース」を歩いて来ようと思います。

体力と時間に余裕があったら、八海山神社まで「見晴コース」で登り、「林間コース」を下ってきてもいいし、駐車場に戻ってきてから「中央遊歩道」を歩いてみるのもいいかも知れません。

登山道に入ると、わずかで左に折れる分岐が現れました。

まずは「やしおコース」へ。


やしおコースは、尾根の下部をほぼ等高線に沿って歩くルートになります。

ほぼ日陰で、木漏れ日が気持ちいいです。

歩き出すとすぐにヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオと三色のツツジがたっくさん!


巨木の森でもあります。

木の名前がわからないのだけど、堂々たる立ち姿。

一番お気に入りの木はどれかな??


シロヤシオは散り始めていました。

そのお陰で足元も白い世界。


マーサが魔法使いになったみたい。

「オーキデウス!花よ咲け~⤴️」って感じ??(笑)


なんとまぁ!

満開のシロヤシオが見事なことといったらもう!!


気持ちいい道が続きます。

巨木とツツジの道は楽しい😃🎵


苔やカーニバルップもあります。

巨木に絡まるツタもまたぶっとい!


どの木も甲乙つけがたし!!

めっちゃ生命力を感じます。


この木は「イラモミ」というらしいです。

「イラモミ」「ウラジロモミ」「コメツガ」「カラマツ」の葉と実の特長があってわかりやすいですね。

とはいえ、めっちゃ背が高いので、葉っぱも木の実も見えません(笑)



若干の登り下りもあります。

でもほんのわずか。

鹿の仕業、ハートの模様になっていました。


まだまだ続くシロヤシオ天国。

キノコもあちこちに見られました。

きのこの山にそっくり!


斜めにはえたシロヤシオを見上げると後ろに倒れそうになる(笑)


なので、横向きに。


楽しい😃🎵


ここはアカヤシオの群生地でもあるんですね。

アカヤシオ→ミツバツツジ→ヤマツツジ→シロヤシオと、春から初夏にかけて、途切れることなくツツジ系の花が咲くということです。

素敵ね!


大丸からミツモチ山へは右に行きますが、ちょっと左手に歩いてみます。

踏みあとをたどって小ピークに行ってみましたが、展望はなかったので、、


スゴスゴと元の道に戻っているところ。

こちらにも大きなシロヤシオの木がいくつもありました。


これは足元がウロになっているのに、それがかえって両足で踏ん張っているみたいで、カッコ良く見えます。


シロヤシオの説明板もありました。

いつもは5月中旬から6月中旬が見頃らしい。

やっぱり今年は少し早いんですね。


ミツモチへの道も花盛り。

見渡せる木のほとんどがシロヤシオだという贅沢な小道。


ヤマツツジもまんっかい!!!

お、どうやら着くようですよ。


ミツモチ展望台に到着です。

新しくて立派!

三階建て(?)で、一階二階三階にそれぞれベンチがある造りになっています。

ここでおやつ休憩。

ミツモチ山で「密もち」を食べる。

ハガレーナは「3つ餅」と言ってました。

あと冷たいマフィンも!

美味しかった🎵


回りは真っ白だけど!!(笑)


では帰りは「青空コース」で。


こちらのシロヤシオは花を間近で見られて、めっちゃいい感じ。

明け方まで降っていた雨で下を向いているので、花をしっかり観察できる(笑)


お、なんたか、とっても広い場所に出ましたよ。

ザ・高原って感じで気持ちいい!!


こちらの「青空コース」はなんと車が走れそうな幅の広い砂利道でした。


こちらもシロヤシオと、そして、お気楽が大好きな「ズミ」もありました。


ガスっていてあまり良くわかりませんが、釈迦ヶ岳が見えるポイントです。

あとでYAMAP記事でわかったことなのですが、今日は釈迦ヶ岳の開山日だったようで、山頂では神事が行われていたらしいです。

来年は狙って来てみようかな??


ズミ、シロヤシオ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、、どれも可愛い💠


剣ヶ峯への登山口です。

ちょっと興味あるけど、今日はやめておきます。

次回の楽しみにとっておこう。


鹿が現れないかと、森を観察しながら歩きましたが、今日は出会えず(涙)

駐車場に戻ると、駐車スペースの端っこや道路に縦列駐車がズラリ並んでいました。


まだ歩き足りなかったので、トイレ休憩して、そのまま中央遊歩道に向かいます。

途中すれ違った年配の男性(87才らしい)に「この先道に迷いやすいから、引き返した方がいいよ。自分は前に道に迷って戻れなくなったんだ」と言われましたが、私たちはYAMAPでGPS を起動し、たえず現在地がわかるようにしてあるので、大丈夫です。


おおぉ、こちらも見事なツツジたち!

これを見ないで引き返すのは勿体ないよ!!

赤はヤマツツジ、紫はミツバツツジ、鮮やかなオレンジはこれから見頃を迎えるレンゲツツジです。


立派なズミの木。

終わりかけが多かったなか、これはまだイキイキしていて、とても美しかったです。

レンゲツツジのつぼみはホントにレンゲの花みたいな形なんですね。

車道を横切り、更に進みます。


ヤマツツジのトンネルになってる!!


こりゃ楽しいわ~⤴️


見上げるとこんな世界!

ここ、山歩きの体力ない人でもお散歩できるコースですよ!!


青空になってきて、その美しさが何十倍にも!!

これは楽しい😃🎵


進んでも進んでも終わらないツツジ天国。


花の密度が少し下がってきてから、「あ、三人で写真を撮っておこう」となりました。

もっと凄い箇所がいっぱいあったのに、、😅


赤が濃い!!


体力に自信のないマーサもご機嫌に歩けました!


このシロヤシオはまぁ、お見事!!

立ち姿が素敵です。


倒木があったら、ハガレーナはリンボーダンス(笑)


私は跨いで、マーサはくぐって、ハガレーナはリンボ~⤴️


左手に植林帯が見えてきました。

谷から涼しい風が吹き上げてきます。

あの杉(檜?)の根元が曲がっていますよ。

きっと雪の重みなんだね。

かなりの急斜面なので、雪にじわりじわりと押されてああなるんでしょうね。


駐車場に戻ってきました。

展望デッキに登ってみます。


いつの間にか晴れ渡っていました!

釈迦ヶ岳・剣ヶ峯(高原山)にいつか登ってみたい!!


歩いてきた中央遊歩道のある森も一望できます。

さすがに上から見たのでは、森の中にツツジがあるとはわからないか。

あんなツツジ天国があの中に隠れているのですよ。

皆さんにも是非体感してもらいたい!

素晴らしかったです。


この後車で下って山の駅でランチにしたのですが、その道すがら見えた八方ケ原の規模の大きさには驚きました!

どこにもかしこにも遊歩道があり、多くのハイカーが森歩きを楽しんでいました。

駐車場は満車なのに、山(森)の中では、あまり人に会わないんですよ。

それだけ公園の規模が大きいってことです。

みんなてんでバラバラ散らばるので、混雑している感じは皆無でした。

ここは毎年来たいと思わせる、まさに百花繚乱のツツジ天国💠!!


楽チンで楽しい一日でした!


次回は展望のよい日に剣ヶ峯か釈迦ヶ岳まで行ってみたいと思います。

(できるなら開山日に!)


こうやって立体図を見ると、八方ケ原が広~い平地で、その端は急斜面だったことがわかりますね。

こりゃ雪の重みで杉の根元が曲がるわけだわ!!💡

あと、今回行かなかった剣ヶ峯の稜線がめちゃくちゃ気持ち良さそう!

次はあそこを歩いてみたい!!(しつこい、わかったってば💦)


山の駅にてランチ!


帰りにチーズ工房にたちより、お土産を買いました。

ひまがまた脱走して、ご近所の家に保護されていたので、お詫びのチーズケーキを購入いたしました。

なぜやつは私が遊びに出かけると脱走するのだろう??


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【群馬、榛名】ウォーリーと出掛けた天狗山。2023年5月16日(火)


天狗山東峰から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


火曜日にお休みのウォーリーを山に連れ出したいと思い、ターボと一緒に火曜日に休暇を取って出掛けました。


目指したのは、早春に歩いた天狗山。


⬆️その時の記事です。


尾根にツツジが沢山あったので、今頃咲いているのではないかと思う訳なんですよ。

この時ターボは不参加だったので、あの大展望を二人に見せたい!という思いもあります。

今日は雨降り後の晴天。

きっと展望も素晴らしいはずです。


《登山難易度 3》


自宅を7時25分に出発し、榛名神社を目指しました。

駐車場到着は8時50分頃。

トイレと身支度を整え、9時12分に歩き始めました。

榛名神社の参道を進み、山門手前の右手にある林道に入って行きます。


しばらく行くと、標識が現れるので、林道を離れ左手の山道へ。

「地蔵峠」と書いてあります。


昨日降った雨で沢の水が登山道の上を流れていました。

2月に訪れた時と様子が違います。

下草が繁り始めていて、時々顔や腕に当たるようになっていました。


地味な沢沿いの道をしばらく登ると、私にはワニの顔に見える3つの岩のところまでやってきました。

ターボが指差しているところがワニの鼻ね。


ワニの右目の横を登って行きます。

地蔵峠が見えてきました。


地蔵峠からは右手の尾根へ。

矢印(→)が木に喰われてる!!


小立の間、左手には硯岩、右手には榛名外輪山が見えました。


今日のコースで一番荒れている場所に突入。

ロープ設置もありますが、崩落地にしか見えない場所をよじ登ります。


細尾根に乗りました。


ヤマツツジとミツバツツジのコラボです。

細尾根は狭い上に結構急な場所もあります。


所々崩落箇所があるので、注意が必要です。

ツツジの美しさに目を奪われて足を滑らさないように、、。


大きな岩を掴んで跨いで、四足歩行で。


振り返るとこの大展望!!

(上)左から(下)右へ。

榛名外輪山を一望できます。


最初のピーク、大鐘ケ原岳に到着しました。

ここでバナナ休憩。


前回歩いた時に、ここが満開になったら見事だろうと思ったツツジの尾根道。

時々ツツジ越しに展望が開けます。


次々現れる紫色のミツバツツジと、オレンジ色のヤマツツジ。

この尾根歩きはやっぱり楽しい😃🎵

想像通りだ!


ミツバツツジのじゅうたんを踏みしめながら、展望スポットに立ち寄ります。


青空と胸がスカッとする展望に、みんなテンションアゲアゲ。

ババアに見えない写真を撮ろうと四苦八苦している一場面です。

自然な笑顔って難しいね!

わざとらしいか爆笑か、はたまたババアかの三通りしか選択肢なし(笑)


展望スポットからの胸のすく眺めです。

これから向かう小鐘ケ原岳の山肌にも点々と紫色が見えますね。

まだまだツツジロードは続くみたい。


下って登り返す。

今日の三人みたいなつぼみ発見!

楽しくおしゃべりしているみたい✨


キレイだね~⤴️

自分たちのボキャブラリーの少なさが嫌になりますが、、💦

「キレイ」「可愛い」「素敵」「凄い」くらいを声の調子を変えながら使い分けてます(笑)


小鐘ケ原岳に到着しました。

ベンチのような岩があったので、、ちょっと写真撮影会。


いかに自然な笑顔を撮るか選手権勃発!!

このターボと私の、一番わざとらしくなくて自然に近いってことになりました。

これが精一杯だった(涙)

そして、優勝は、、、


ウォーリー!!!

老けてもいなくて、わざとらしくもなくて、いつもと同じ自然な笑顔が撮れました🎵


小鐘ケ原岳から先は、祈りの道。

沢山の石碑が自然の中に置かれていて、いろんな神様がいらっしゃいます。


尾根を離れ、隣のピークに行くために笹原を下ります。

奥にはツツジのオレンジベルト!

T字路に出たら左へ。


天狗山への登りです。

この辺りは3月には少し凍結していた場所。

いつも日陰で少しひんやりします。

今日は沢山写真を撮って歩行ペースが遅いので、展望のない西峰はスルーします😅


目指すは東峰。

赤い鳥居が迎えてくれます。


岩っぽい道をひと登りで、天狗山山頂到着です。


東峰の端っこで展望を楽しみましょう。

新しい手持ち式の山頂標識がありました。


大展望の岩場に立って、一人ずつ記念撮影。


岩場からの眺めです。

最高でしょ??


イルカ岩の向こうが気になるウォーリー(笑)

高度感半端ない岩場の先端で眺めを楽しみました。


その後山頂付近の日陰でお昼休憩し、次へ向かいました。

急勾配の斜面に細く付けられた登山道を行きます。

最初に歩いた大鐘原ケ岳と小鐘原ケ岳を巻いて行く道になります。


お、2月には、ハリウッドみたいな顔が見えた岩場は新緑に隠れて見えなくなっていました。


これは2月に撮影した時のもの。

「う~ん、マンダム!」に似てませんか??

髪はカールしていて、目はたれ目で、鼻の下に口ひげ生やしてるジャックニコルソンに見えるんですよ。


この灰皿、ターボでも使えませんでした(笑)


美しい森を行きます。

鞍部を経て、鏡台山へ。


展望のない北峰はやっぱりスルー(笑)

展望がある(と知っている)南峰へ向かいます。


鏡台山に到着しました!

岩の上に立って眺めを楽しむ。


正面に浅間山が見えました。

(左下)榛名外輪山と(右下)今日歩いた山並み。


帰りはめちゃくちゃ滑りやすい急斜面をロープに助けられながら下りました。


倒木をくぐったり跨いだり、、少し荒れている箇所もありつつの登山道です。

赤い鳥居をくぐると林道に出ます。


写真を撮って遊んだからか、結構時間を要してしまいました。

でも久しぶりにウォーリーと歩けて、楽しかった!!

今回は華やかなツツジと新緑の森に癒され、大展望で気持ちが晴れ晴れしました。

同じ山でも季節を変えると全く違う表情を見せてくれるのが山歩きの醍醐味ですよね。

また別の季節(空気がクリアになる冬場とか)にも訪れてみたいです。


下山後はウォーリーがまだ訪れたことがないという榛名神社へお参りしました。


東面堂があった場所は、岩に屋根の形の切れ込みが入っていることに今回初めて気がつきました!


最強パワースポット、榛名神社。


ウォーリーが奇岩や樹齢1000年以上の杉など、独特の雰囲気に驚いている様子でした。

榛名神社は誰が訪れても多分感動すると思います。

ちょっと雰囲気がそんじょそこらの神社とは桁違いです。


本殿改修工事が終わるのは数年先みたい。

華やかで厳かな本殿が再び現れるのを楽しみにしたいと思います。


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