50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、北八ヶ岳】八ヶ岳ブルーの天狗岳、リベンジ登山。2023年8月10日(木)


東天狗岳山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


秋の妙高山リベンジ登山に向け、チャレンジ中のお気楽隊。

妙高までに距離10キロ、累積標高差1400Mを体験しておきたいと思って、色々山の計画を立てているのですが、天候に阻まれ、耐えず山替えを強いられます。

今回もしかり。

ほんとは距離15.2km累積標高差1300mの苗場山を予定していましたが、上越国境付近はあまりお天気が良くなさそうだということで、八ヶ岳の天狗岳に変更することにしました。

天狗岳といえば、、そう、お気楽隊にとって、にが~い経験となった、あの「天狗岳」です(涙)


⬆️その時の記事はこちら。


5年前の11月、お気楽隊イツメンでチャレンジし、ズタボロになった天狗岳。

日の短い季節であるにもかかわらず結果遅め出発になり、歩みが遅いのにあちこちで立ち止まり、延々続く天狗の奥庭で途方に暮れ、黒百合ヒュッテからは濡れた岩場下りで大苦労して、最後はヘッデン登場となった、お気楽デンジャラス登山のワースト1の思い出。

しかもその日はガスガスで、山頂からはほぼ何も見えなかったという残念な結果(涙)

当時はまだYAMAPを始めていなかったので、自分たちの現在地が分からず、不安で仕方なかったお気楽黒歴史になります。


そんな天狗岳にリベンジ登山することにしました。

あれから5年、、当時より山の経験を重ね、若干体力もついてきて、YAMAPで現在地が分かりますから不安なく歩けることでしょう。

今回は日の長い真夏!

出発も早めに、そして、ルートは中山峠経由で!

(もう二度と天狗の奥庭には足を踏み入れない(お気楽家訓))


、、、ということで、下山は天狗の奥庭ではなく、中山峠経由のルートでぐるっと回ってきたいと思います。



《登山難易度 6》

※岩場の下りが滑りやすいので、プラス1しています。


少しでも早く歩き出せるよう、3時15分に自宅を出発しました。

唐沢鉱泉に到着したのは、6時20分頃でした。

トイレをお借りし、スタートしたのは、6時38分でした。


朝の気温は16度。

少し肌寒いくらいです。

しゃくなげ橋を渡って山道に入っていきます。


すぐに北八ヶ岳らしい世界へ。

こけとシラビソの森です。


前回はこのあたりで膝が痛くなってサポーターを巻いた記憶があります。

今日は膝の痛みもなく、楽に登れています。

オレンジ色のキノコが緑のこけの中にあって、色鮮やかです。


小さな花が咲いていました。

名前はわかりません。

岩が多くなってきましたよ。


分岐に到着!

まぁまぁ、標準コースタイムです。

ストックをあまり使わないハガレーナは回りの木につかまって歩くことが多いのですが、何度も「あっ、またフィトンチッド触った!」「あっ、また触った!!」と嘆いていました。

フィトンチッドはいい香りなのですが、松ヤニなので手がベタベタするんですよね(涙)

分岐を過ぎ西尾根にのってからは、ほぼ直登になります。

大きな岩をよじ登ったり、、


根っこルートを滑らないように気をつけて登ります。

(右下)お、覚えてる、覚えてる、、、あそこを抜けるときっと展望地!!


出た~ーーっ!!

こんな景色だったのね~⤴️

前回はガスガスでな~んにも見えませんでしたから、アルプスに雲がかかっていても、全然ましです。

天狗岳本体も初めてとらえることが出来ました。


まずは展望というリベンジ成功です。

皆で浮かれて記念撮影😁


8時43分、第一展望台に着きました。

ここまで標準コースタイム1時間50分のところ、最初の展望地で写真を撮ったりしても2時間だったので、ほぼコースタイム通りと言っていいかな?

前回はここまで(景色がなかったこともあり)とっても長く感じた記憶がありますが、今回はあっという間な感じがしました。

ここで20分ほどバナナ休憩。


岩のお立ち台で、三者三様のジュリアナポーズ(笑)

誰も求めてないって😅

ま、展望良くて浮かれているので、大目に見てください。


お、南アルプスがほんのちょっと見えた!!

気温は17度。

さすがに登りでは汗をかきますが、あまり暑くないので助かります。


第二展望台。

いよいよ、西天狗に向けての登り坂が肉眼ではっきりわかるようになってきました。

あの斜面の緑色の所ではなく、濃いグレーの岩場を登ることになります。


足元には小さな可愛いお花が。

ピンクはイブキジャコウソウかな?


一旦下って鞍部から登り返し、、メタボチェッカー、無理くり通過😆

狭いコメツガの林を抜けると、、

ついに現れた!

山頂までの岩の道!

ストックをしまって、、いざ、出陣じゃーーっ!


おおぉ、素晴らしい景色!

こんな景色だったのね~⤴️part2


四足歩行で登って行きます。

大展望なので、度々立ち止まって写真を撮っていたら、前回より楽に感じました。


朝は雲に隠れていた蓼科山もくっきり見えるように。

霧ヶ峰や美ヶ原までしっかり見渡せます。


そして、10時26分、西天狗岳山頂到着です。

標高は2646M。

登山口から単純標高差で766M登ってきました。

あの岩場登りは、やはり30分くらいかかります💦

なので、岩場登りポーズ!


若いカップルさんがノリが良くて、何枚も写真を撮ってくれました🎵

晴れてる天狗岳、初めて!!

ということで、、

こんな景色だったのね~⤴️part3

すぐ隣の根石岳と箕冠山(みかぶりやま)が見えます。

う~ん、でも硫黄岳や赤岳はやっぱり見えないか~💦


東天狗岳を背景に。

ここで、30分ほどランチ休憩しました。

時々冷たい強風が吹いていて、一気に体温を奪われます。

暑いの覚悟で来たので、薄いウインドブレーカーしか持っていません。

風をまともにうけると、汗が引いて、さ、寒い~💦


体を温めるために、早く歩き出しましょう。

私たちより先に下っていた親子を追い抜きました。

強風の中の下山に体重の軽いお子さんが苦労している様子。

こんなときだけは、体重あることに感謝!びくともしませんから(笑)


左を見ると、5年前に歩いた天狗の奥庭、、こうやって見ると、簡単に行けそうに見えるんですけどねぇ。

東天狗岳に向けての最後の登りです。


11時22分、東天狗岳(2640M)に到着しました!

八ヶ岳ブルーで最高です😍


雲が流れて、時々硫黄岳の爆裂火口がチラッと見えました。

八ヶ岳方面に雲があるとはいえ、これだけ見えれば御の字ですよ!

前回、視界ゼロだったことを考えたら(笑)


でもやっぱり八ヶ岳大展望、見てみたかったなぁ。

これまたリベンジ案件決定でしょうか??


さて、ぐずぐずしてはおれません。

5年前の経験で天狗岳の下りが侮れないことを身に染みて知っているお気楽ですから、先を急ぎますよ。


中山峠方面と天狗の奥庭方面への分岐まで降りてきました。

ちゃんと標識があるので心配ないのですが、ハガレーナが「間違っても天狗の奥庭へ入り込まないように」と釘をさしていました。

みんな、どんだけ懲りてるん?(笑)


分岐からの眺めです。

上は東方向。

稲子岳やミドリ池方面。

前回はここから金峰山が見えたのだけど、今日は浅間山も含めて高い山に雲がかかっています。

お天気いいのは、北八ヶ岳だけ。

うん、ある意味山選び成功ってことで。


ここからの長い下りに備えて、エネルギーチャージと、私は右膝対策。


⬆️天狗の奥庭、、大したことなさそうに見えます?

あの砂利のような岩のひとつひとつが直径1m以上ある岩の連続なんですよ。

体幹のよい若者ならそのてっぺんをトントントンと渡り歩けるのでしょうが、私たちはその岩を跨いだり登ったり下ったり、全てを障害物として越えなければ先に進めなかったのです。

恐るべし、天狗の奥庭!

そこに、私たちの後から歩いていた小さな男の子連れの親子が入って行きました。

うへぇ、、あそこの大変さを分かってて入ってるのかなぁ、、お父さんベテランそうだったし、、大丈夫なんだろうなぁ、、と少し心配しました。


私たちは中山峠経由の道へ。

ここから先は初めて歩くルートです。


お、こっちも意外と岩とぬかるみがあって歩きにくい。


ミニ天狗の奥庭的な場所に出ました。

でも、このくらいなら、岩を渡って行けるので、大丈夫です!!


木道が現れて、道はなだらかに。

スリバチ池が見える場所まで下ってきました。


13時5分、中山峠に到着です。

分岐で10分ほど休んだとはいえ、東天狗岳から標準コースタイム50分のところ、1時間20分かかりました。

どうもお気楽は下りが苦手らしい、、、特に天狗岳の下りは、コースタイム通りに全く歩けません💦


峠から5分で黒百合ヒュッテに到着しました。

気温は20度、やっぱり涼しい🎵


ヒュッテ前の庭で30分ほどおやつ休憩し、三人でお揃いの手拭いを購入しました。

トイレから出てくると、私たちと時間差10分ほどで天狗の奥庭を歩いた親子が下山してきました。

うへぇ!もう降りてきたの!?

小さな子どもにも天狗の奥庭、楽勝なの!?

私たちがあんなに苦労したのは一体何だったのだろう???


13時45分、下山開始です。

今は日も長いし、前回より1時間30分も早く下山開始できているので、今回は山中で日暮れを迎える心配はなさそう(笑)

でも、やっぱり岩場下りの難易度が高いのは同じだ~💦

苔むした岩が滑る💦滑る💦💦


森はとても美しいのですよ!

ザ・北八ヶ岳!


下りが長い!!!!

岩場で緊張を強いられるので、とにかく長く感じます。

ただ、今回はYAMAPで位置情報をゲットできていたので、前回のような不安はありませんでした。

まぁ、逆をいえば現在地をみて「げっ、まだこんなにあるんかい!!」となるというのもありますが(笑)


ようやく橋を渡って、車道歩きに~⤴️

(左)これは鉱泉?

触ったら冷たかったです。

温泉との違いはそういうこと??


15時56分、下山完了~⤴️

今回も黒百合ヒュッテから2時間8分かかりました。

(標準コースタイムは1時間25分)

天狗岳は岩が雪の下に隠れてしまう冬場の方が楽に歩けそう💦💦




結果、リベンジ大成功!!と言っていいでしょう。


赤岳方面とアルプスには雲がかかっていたものの、それ以外は大・大・大展望!

こんな景色だったのね~⤴️という台詞を何回言ったことか!(笑)

コースタイムが5年前と変わらないことが少々気にはなりますが、そこはまぁ、5年たっても退化はしていないという理解で😅

時間こそ5年前と変わらないものの、体力的には余裕がありました。

前回ほどの体の疲れは残りませんでしたから、少しは成長できているのかもしれません。


天狗岳からの大展望、、いつかリベンジしたいと思います。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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【新潟、苗場】お気楽、初めての平標山は花盛り💠2023年7月29日(土)


平標山稜線から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


日本二百名山の平標山、、、稜線に美しい花々が咲き乱れることで有名な谷川連峰の最西端に位置し、

その先にある仙ノ倉山(2026M)は谷川連峰の最高峰です。

秋の妙高山リベンジ登山に向け、この夏から秋の間に標高差1400Mを経験しておきたいお気楽隊。

最近はそんな山行を求めて山選びをしていますが、なかなか当日の天候(雷予報)だったり、暑さによる体力消耗だったりして、累積標高差1000~1200辺りで留まっています。


以前から山友さんたちが何度も登っていて、一度行ってみたいと思いつつ、「階段地獄」があると聞き、躊躇していた山域です。

しかし、そんなことを言っていたらいつまでもたっても登れません。

ここらでいっちょチャレンジしてみるか!とようやく重い腰を持ち上げました。

仙ノ倉山まで行ければ、累積標高差が1400近くになり、一つ自信をつけられる材料となったのですが、、、

結果的にはちょっとしたミスがあり、仙ノ倉山を諦めることとなりました。

結局累積標高差は1150Mどまり。

う~ん、なかなか1400Mは遠い!!


とはいえ、ずっと憧れていた平標山に、思っていたより楽に登れたので、その点は収穫だし、良い登山となりました。

まるであとがきのような始まりになりましたが、、

お気楽活動7年でようやくたどり着いた花の峰へ、、いざゆかん!


《登山難易度 7》


自宅を3時15分に出発し、「苗場ふれあいの郷駐車場」に到着したのは5時過ぎでした。

まだ係の人がいなかったので、駐車料金は下山後払うことにしました。

とても混雑しているものと思っていましたが、一番の花の盛りは過ぎたのか、駐車場には余裕がありました。


トイレや支度をすませ、5時24分出発です。

二居川の橋を渡り車道を少し行くと右側に登山口が現れました。

いきなり階段の急登!

でも仙ノ倉山・平標山のいわゆる「階段地獄」はこれではありません。


樹林帯を抜けると、正面に鉄塔が見えてきました。

あれが最初のポイントです。


6時46分、早くも四合目です。

男体山に比べるとなんと近いことか!

駐車場から1時間20分でした。


鉄塔下の日陰でバナナ休憩しました。

今日は苗場スキー場辺りでフジロックフェスティバルを行っているらしく、リハーサルらしき音楽が聞こえていました。


フジロックフェスティバルの観客たちのテントがおびただしい!!

草原を埋め尽くしていますよ。


ドラムやベースの重低音を背中に受けながら、私たちは登っていきます。

次のポイント松手山(1614M)に到着したのは、7時35分、四合目から45分でした。


取り敢えず最初の目的地到着!

いや、実を言うと、以前苗場山に登った時に、払川コースから登ってきた健脚のご年配グループの方たちが、「苗場山はいい山だね~⤴️それに比べて平標山は!平標山には二度と登りたくない!」と話しているのを小耳にはさみ、ええぇ、平標山ってそんなに大変なんだ~😆と思ったのです。

なので、平標山までが厳しいようなら松手山までだけでも登ってみたいね、、などと話していたのですが、、、なんの、なんの、、なんてことない、、松手山は単なる通過点でしたよ(笑)

この先、どんな地獄が待っているのか???


この写真の中の平標山はどれなんだろう???

手前のピークと思いがちですが、きっと違いますよ。

この前の白砂山で痛い目にあってるので、騙されません(笑)

やっぱり一番右奥のとんがりが山頂なのかなぁ、、きっとそうだね。

なかなかに遠そうだ😫


それにしても大展望で心が浮き立ちます。


さぁ、いよいよ、稜線歩きが始まりますよ~⤴️


途中からは歩きやすい階段になりました。

ん?これは地獄って感じじゃないぞ、とっても歩きやすい😁


しかも階段脇にはこんなにお花がいっぱい!!


これは楽しい😍

ピンクや紫色、微妙に色合いの異なるお花がい~っぱい咲いています。


こちらには黄色い花も。

絵のように美しいじゃあないですか!


山頂はまだまだとおい!

でも足元の花を見ながら登れるので、あまり辛さを感じません。


振り返れば歩いてきたたおやかな草原。

これは気持ちいい!


この辺りには緑の草の間にモウセンゴケがびっしり生えていました。


山頂まで最後の登りにとりつきます。


9時30分、平標山(1983M)に到着しました!

松手山から1時間39分かかったようです。


山頂からの眺めです。

上は池塘を経由して、谷川岳の新潟側の登山口「土樽」に下るコースです。

お気楽には絶対無理なやつ(笑)

左下は仙ノ倉山方面、右下は平標山の家方面です。

笹の斜面が美しいですね~⤴️

これは、きっと秋にも紅葉が素晴らしいはず!

ほぼ谷川岳と同じような植生なのですか、激混みの谷川岳に行かずとも、こちらで紅葉を楽しめばいいんでないかな??

秋にまた来よう🎵


で、ターボと二人、仙ノ倉山まで行くべきか行かざるべきか思案中。

雲がかかっていて、しっかり仙ノ倉山をとらえることができません。

取り敢えず、鞍部まで下って考えよう。


7月初旬ならここから先が素晴らしい花畑らしいのですが、ん?なんか全体的に緑ばかりじゃない??

そう、、こちらはほぼもう花は終わっていたのです。

平標山までの斜面が一番キレイでした。


鞍部にベンチがあったので、ランチにしました。

ご機嫌な面々。

爽やかな風が吹き、暑くなかったのですよ~⤴️


被りに被ったミニトマト!(笑)

夏は山で冷えたミニトマトが美味しい!と思った人が三人おりまして(笑)


それにしてもハガレーナの座り方が男前すぎて、ターボが浮かれております。

右の写真、、おいおい、何をやっているんですか??

なんとなくイヤらしい😒


誰もいなかったので、4人でいっぱい写真を撮りました。

楽しかった~⤴️


ところで、鞍部から見えた仙ノ倉山方面です。

この時私たちはAが仙ノ倉山だと思い込んでいて、「ありゃかなり遠いよね、、私らには無理だ!」となったのですが、帰宅して地図を見返してみて、Aは更に先にある万太郎山で、Bが仙ノ倉山だったのではないかと思ったのですよ。

どうなんですか?

正解知ってる方教えてください。

Bだとしたら行けたんじゃないかなと、少し後悔(涙)

秋にリベンジする時は仙ノ倉山を目指したいと思います。


この日は仙ノ倉山はあきらめて、平標山まで戻ってきました。


平標山の家経由の周回ルートが人気ですが、今の私たちは標高差さえクリアできればいいので、ピストンにしました。

下りで心に余裕があるので、花の写真を撮りまくりです(笑)


いくら撮っても飽きません。

天然のフラワーアレンジメント。

素晴らしい配置と色合いに「キレイだね~⤴️」「可愛いね~⤴️」しか出てきません。


結局「階段地獄」はありませんでした。

この階段はめっちゃ快適!

後でターボが調べると「地獄」と呼ばれる階段は仙ノ倉山手前と山の家へ下る道にあるのだとか。

どちらも行かなかったので、ひたすら歩きやすいだけの平標山でした。


三週間ぶりの山登りだったハガレーナは最後膝が痛くなってしまいましたが、みな元気に下山完了です。

なんだあんなに恐れていた平標、、楽勝だった(笑)




次回は紅葉の秋に、仙ノ倉山まで歩きたいと思います!!

素晴らしい山でした🎵


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【栃木、奥日光】祝!ターボ、男体山初登頂!2023年7月22日(土)








男体山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


前回に引き続き、「祝!ターボ初登頂」シリーズです。

そんなシリーズ、今までなかったけど、、今後シリーズ化していきたい(笑)

要するにお気楽の他のメンバーは既に登頂済みだけど、ターボだけが未踏の山が沢山あるということです。


その一つが、奥日光の日本百名山・男体山です。

奥日光はお気楽が大好きなエリア。

中禅寺湖一周チャレンジをしたり、社山や高山に登ったり、切込湖刈込湖周回コースや戦場ケ原、千手浜など、難易度様々なコースを設定でき、多くの山友を案内してきました。

でもそれは全て男体山の回りをウロウロしているだけ(笑)

やはり御神体の男体山に登らねば、奥日光フリークの名折れですものね😁


私は、左膝を怪我する前の年の秋にハガレーナと花子と三人で登っていますが、その時は9合目からどしゃ降りの雨に見回れ、展望ゼロだったので、今回こそは大展望を!と期待しています。




自宅を3時15分に出発し、下道経由で中禅寺湖にやってきました。

男体山、キレイに晴れてるよ~⤴️

、、、という写真を車から撮ったら、なんと、私の生き霊が写り込んでた!!🤣🤣🤣

怖ぇえよ😱


《登山難易度 6》


二荒山神社に到着したのは、6時頃でした。

下の駐車場に車を停め、石段を登るところからスタートです。


立派な松の木のある境内を横切り、トイレに立ち寄りました。

ペーパーないので持参必要です。

1000円の入山料を支払い、神主さんから「男体山登拝の御守り」をいただきました。

一年間保管してと言われたので、リュックに早速付けました。


山頂までは三合目から四合目まで崩落地を避けるため車道を歩く以外は、ほとんど真っ直ぐな直登道です。

山登りしない会社の同僚が「山をグルグル回って登るんじゃないんだ?!」と言ってましたが、そんなことしてたら1日じゃ山頂に着かないよ(笑)

この男体山のいいところは一定間隔に合目石が置かれているところです。

約20~25分間隔で、とても励みになるんです。

この案内図の前で、6時26分、YAMAPを開始しました。


早速一合目。

ん?これはちょっと早すぎる。

湖面をゼロ合目と数えているのでしょうか?

最初は階段を登っていきます。


そして、二合目。

広い森に登山道が平行して何本かあるので、左寄りの道を進まないと見逃しがちな二合目です。


車道に出ました!

三合目です。

車道のカーブから青い中禅寺湖と半月山、八丁出島が見えました。


新緑かとみまごう美しい木々。

前回この車道をゆっくり歩き過ぎたので、キモチハイペースにしたのですが、ターボが遅れていました。

今回の車の運転はターボです。

私は不覚にも二度ほど往路でウトウトしてしまいましたが、運転手のターボはそれが出来ないので、この時無性に眠かったのだそうです。

歩きながら寝ていたらしい。

ごめんね~🙇💦💦


石の鳥居がある四合目までやってきました。


現在地の写真がありました。

うん、確かに四合目だ!

男体山でみられる野生動物たちの説明もありました。

結局この日、どの動物にも会うことはありませんでしたが。


四合目からは再び山道です。

この辺りはシロヤシオが沢山あります。

ターボの前方はシロヤシオのトンネル。

5~6月に来れば、可憐な白い花がきっと見事なことでしょう。


避難小屋がある五合目、到着!

ここで、小腹がすいたので、立ったままパンを食べました。


更に登ると時々展望が開けます。

この角度からだと社山が見えています。


シロヤシオの葉っぱの赤い縁取りが可愛い💠

そして、六合目に到着です。

漢字の「六」ポーズ。


六合目を過ぎると岩が大きくなってきました。

これぞ、男体山!


息を整える(休む)ために、時々立ち止まって景色を楽しみます。


9時4分、七合目に到着です。

ターボが数字の「7」ポーズ。

ここでバナナ休憩しました。

標高は2050Mほどの場所。

そうターボに伝えると「まだあと400以上登るのか、、」と暗い感じで呟いていました。

「400なんて大したことない、ない!巻機山で初めて展望地に出た時あと700登るって思ったことを考えりゃ大したことないよ!」と力付けてみました(笑)

さぁ、ゆっくり登りましょう。


サビサビの鉄鳥居をくぐり、しばらく行くと、、


ようやく八合目到着です。

ほぼ一定間隔だと思う合目石ですが、この七合目から八合目までは長く感じます。

実際他の合目間隔は25分ほどですが、7~8は35分かかりました。


八合目から先は岩場がなくなり、少しだけ道が緩やかになります。

少しだけね。

シャクナゲがまだ咲いていました。


九合目~⤴️

ここまで来れば山頂は目と鼻の先!!


崩れかけた階段を登り、、


ザレ場に出れば、あとは山頂目指してジグザグに登るのみ。

私は前回ここでどしゃ降りの雨に見舞われたのですが、今回は雨は降ってない!!

でもやっぱりガスガスだーーーっ!

なんてこったい!

前回雨宿りした祠前のスペースが見えてきました!


ヤッターー!

ターボ、男体山、初登頂!!!

時刻は10時45分でした。

出発から4時間20分!

やはりお気楽は時間がかかる、、でも登れたのだから問題ナッシング👍️


前回に続き、ガスガスの男体山で~す!

なぜ晴れん!!!

まぁ、そのお陰で涼しく登れたんだけども。


男体山名物のステンレス剣と。

青空が良かった~😆


前回、全く見えなかった火口が少しだけ見れました。

木々が生い茂り、知らなければ火口とは気がつかないかも知れません。


でもYAMAPの立体地図を見ると、ドでかい火口なのだと分かるんですよね。

大きな火口壁の端っこにチョコンと乗っだけなのだと分かりますよね。

山の裏側から登るルートもいつか歩いてみたいですね。


さて、今日は絶対暑くなる!と思って、ランチメニューは冷やし茶漬けにしてしまったのですよ。

温かいもの一切なし!!

なのに、なのに、寒いやないかーーーいっ!!

ガスで太陽の日差しは届かず、風が吹いていて、汗冷えが半端ない!

しかも登り途中、暑かったので、クールスプレーを上半身にかけまくった効果絶大。

回りの人たちが温かいカップラーメンを食べているのが心底羨ましかったです(涙)

お気楽がお茶漬けやキンキンフルーツポンチなど用意すると、なぜか必ず寒いんですよ(涙)

お気楽七不思議の一つに数えましょう。

他の七不思議、、なんだったっけ??

ターボのダジャレは思い出せない、、これが一番なのは覚えているけど、、、最近は、な~んも思い出せなくなってきた┐(´д`)┌


あ、少しだけ雲がきれて、中禅寺湖(千手ケ浜辺り)がチラ見えだ!!

火口壁を歩く軌跡を、今回は点でなく、少しだけ線にしましょう。

剣とは反対側の端っこにある太郎山神社まで足をのばしました。

ガスが取れないか、粘ってみようかと思いましたが、時々突風が吹いていてめっちゃ寒い(ダウンを着ている人もいた!)ので、下山開始することにしました。


ザレ地を下る途中、ガスがパーっとはれて戦場ケ原をわずかに見ることができました。

山頂からの大展望、、今回も叶わず!!!

またリベンジしなくちゃです(涙)


下山はピストンなので、ほぼ写真は撮らず。

シロヤシオがすてきだったので撮った数少ない一枚です。

花の季節に再訪したいね!


下山完了は午後3時6分。

結局前回とほぼ変わらない所要時間でした。

進歩しないなぁ、、

ただね!

前回より辛くなかったのですよ。

下りで膝が痛くなることもなかったし。

所要時間は変わらなくても、体は前より楽だなと思いました。

ほんのわずかですが、体力がついてきているかな?とも思います。

でもこのスピードだと、健脚の人に追い付く頃には100歳になってそうな気がする🤣



今回は大展望を!と期待して登りましたが、今回もガスガスでしたね~😆

でも前回よりはちょびっと良かったかな🎵

ガスの間から中禅寺湖、戦場ケ原、山頂火口をチラ見することができ、まぁまぁ、良しとするかって感じです。


そして、何よりターボが初登頂できて良かった🎵


次は紅葉シーズンか、シロヤシオの咲く頃再訪したいです。


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