50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、赤城】霧と雪と雨。赤城、大沼湖畔の『駒ヶ岳』と『黒檜山』で真っ白な世界を歩く霧氷三昧の旅。2018年12月23日(日)

《登山難易度 4》

赤城、駒ヶ岳からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。


約1ヶ月ぶりにターボと山に行って来ました。

初めはターボとハガレーナと3人で浅間山の蛇骨岳まで行き、そこから裏コースを使って雪道モフモフ歩きをしたいと思っていましたが、ハガレーナが風邪っ引きで戦線離脱。

ブログでもあまり目にしない裏コースは二人だと少し不安なので、それは別の機会に取っておくことにしました。

インレッドさんが歩いていた五輪尾根で霧氷を見るのもいいかなと思いましたが、晴れ予報だった(と思ってたんだけど、どこで予報が変更になったのだろう?)ので、どうせ霧氷を見るなら展望も楽しめる黒檜山に行ってみるかということになりました。

石井スポーツのSさんもしきりに黒檜山をオススメされていたので、きっと素晴らしい展望が待っているはず!

しかもこの一週間は暖かい日が多かったので、そこまで雪の量が多くないでしょう。

Sさんが「黒檜山は急な坂道が多いので、12本歯アイゼンでないと危険だよ」とアドバイスしてくれていましたが、きっと大丈夫だよ、何とかなるっしょ?(何の根拠もない)と思って決めました。


霧氷を見たかったので、少しでも早く歩き始めたいと思い、ターボが自宅を4時半に出て、うちに4時45分頃迎えに来てくれる予定にしていました。

なのに、今朝は私が目覚ましで起きれず、寝坊~(涙)

3時過ぎの目覚ましは止めた記憶があるのですが(そもそもこの時間設定が間違っていた。3時じゃ早すぎですよね)、はっ!と目が覚めたとき、「あれ?!さっき目覚まし止めてからえらく長い間寝ていた気がする!」と思い携帯を見ると、4時45分!

そこにピロリンとターボから「着いたよ~😃」のラインが。

ひょえ~(涙)

ごめ~ん、今起きた~(涙)

ちょっと待ってて~(涙)

そして、私はオッサン並みのスピードで歯磨きと洗顔をし(髭剃りがないから早い)、ブッチギリのスピードで着替えをして、5時にはターボの車に乗っていたのでした。

いつものようにコンビニ寄ったりしながら、高速→赤城道路(4号)で、駒ヶ岳登山口駐車場に着いたのは7時でした。

駒ヶ岳登山口駐車場にはトイレが無かったので、車でもう少し下っておのこ駐車場に車を停めました。

霧が出ていて、な~んにも見えません。

多分目の前に大沼があるんだと思うのですが。

トイレと支度を済ませ、7時31分に出発です。

少し車道を来た方に戻り、駒ヶ岳登山口から入山します。

登山口付近は雪が無かったので、アイゼン無しで歩き始めます。

登山口から稜線まで標高差160M程です。

地図上の標準コースタイムは50分。

辺りは霧で、真っ白な世界です。

久しぶりのターボ。

冬靴デビューです。

ターボの冬靴の中には、一番上等な中敷きが敷かれています。(羨ましいぜ)

500m歩いて来ました。

駒ヶ岳まで残り900mだそうです。

鉄の階段が現れました。

手すりに触ると濡れています。

いつの間にかわずかに雨が降っているようです。

あれ~?

今日のお天気は晴れなんじゃなかったのかね。

今雲の中にいるだけで、抜けると晴れてたりしないかなぁ、と思いながら登っています。

急坂をジグザグに登っていきます。

やはり私の方が体力がないみたいで、少しずつターボと離れてしまいました。

雪というより、氷の道になってきました。

滑って危なくなってきたので、

軽アイゼン装着です。

余談ですが、先日の浅間山ソロハイクで使わなかった膝サポーターを布の手提げ袋に入れたまま洗濯機の前に放置していたら、どうやらうちのロクタ(2番目の猫)がおしっこをしたらしいのです。

袋から強烈な匂いがしていたので、それは洗濯に出したのですが、中にあった膝サポーターにも染みていたらしく、そこはかとなく妙な匂いがしているのに気がつきました。

気がついたのが昨夜寝る前に荷物を準備していてだったので、もう洗濯しては乾かないと思い大量にファブリーズしてきたのですが、アイゼン装着のために座って膝に顔を近づけると、ぷ~んと匂ってきます。

ゲゲゲゲゲ~、勘弁してよ~(涙)

猫のおしっこの臭いを撒き散らしながら、山歩きするの嫌だ~(涙)

ロクタは捨て猫なので(ひまとの散歩中に水路の壁に小さな爪をたてて、流されないよう必死にミャーミャー鳴いていたのを発見し、水路に降りて私が保護したのです。捨て猫を助けたまでは良かったのですが、その後その水路(高さ1.5メートル以上の垂直の壁だった)から上に登ることができず、危うく遭難しかけた逸話があります(涙)ひまが水路の上から四苦八苦する私を心配そうに見つめていたのを思い出します)、モモタ先輩(友人の親戚からもらったお利口さん)とは違って、色々やらかすんですよね。

辺りの木々に霧氷が見られるようになってきました。

アイゼンを着けると、氷にガシガシ爪が食い込むので、体力的にとても楽になります。

ターボが「アイゼンはアンゼンだね」と言って、私の方を見てニヤリとしました。

私は苦笑い。

「そんなんじゃ、平野育ちさんに負けとるぞ!」と渇を入れておきました。

私は「ドS隊長どぇ~す」から(笑)

そもそも、二人は何を競いあっているのでしょう。

と思っていたら、再びの鉄製階段(涙)

雪のない階段はアイゼン着けていると、なかなかに歩きにくい。

ハイヒールはいて階段登ってる気分です。

しかも結構長い階段です。

雪が階段の隅にあり、小さな氷の斜面になっています。

なるほど、こういう所だと、靴の前に爪のある12本歯でないと、滑って危険なんだなと思いました。

お、分岐に到着かな?

駒ヶ岳まで400mの標識がある所に8時45分に着きました。

標準コースタイムは50分ですが、1時間10分程かかりました。

ここは地図によると、「快適な尾根道、展望良好、好天なら富士山も望める」のだそうですが、白い世界が広がるばかり。

この辺りは展望が良い分、風の通りも良いようで、霧氷が更に美しくなってきました。

すすきの霧氷もキレイです。

霧氷を見ることだけが、今の私たちの慰めです。

真っ白な尾根道を歩きながら、ここはお天気が良ければどんなに絶景が広がっていることだろうと思いましたが、実はこういう世界も嫌いではないです。

白く閉じられた世界にいると、何となく守られているような(例えば嵐の夜に家のこたつで皆で外を眺めているみたいな)、独特のワクワク感があるのです。

それも強い風が吹いていない事が条件なのですが、この尾根道歩きは静かでとても心地よかったです。

美しい霧氷の尾根道を行きます。

背景が青空なら、もっともっと美しく見えたことでしょうね。

白に白じゃ、なんのことやらです。

最後の階段を登り、9時6分、駒ヶ岳(1685M)に到着です。

分岐から20分でした。

地図によると、小沼や関東平野方面の展望が良いそうな。

へぇ、そうなんだ~。

な~んも見えんよ。

なので、記念撮影だけして、とっとと次を目指します。

いきなりの急坂。

しかも凍っている~(涙)

先が見えないほど凍った階段が長く続いています。

駒ヶ岳への登り途中で、唯一お会いした下山途中の男性に、雪があるかと聞いたら「雪はあまり無いですね。黒檜山の方は凍ってて危険です。まぁでも軽アイゼンつけてれば大丈夫」と言ってもらっていたのですが、なるほど~、こりゃガッチガチのツッルツルだわ~(涙)

慎重に慎重に下っていき、

9時20分、少し広くなった鞍部に到着。

ここが大タルミかね?と言いながら進むと、

標識が現れました。

やはりここは大タルミでした。

1620Mだそうです。

駒ヶ岳から標高差65M下ってきたのですね。

この辺りは地図に「アカヤシオ」と書いてあります。

春にはピンク色に染まるのでしょうか?

大タルミを過ぎると再び登りに。

そうそう、さっきからお気づきの方も多かろうと思いますが、ターボの背中にくっついている大きな赤いお尻。

これシリセード用のそりです。

先日モンベルで530円で購入しました。

もしもどこかにモッフモフの雪があって、そり遊びできるところがあったらやりたいと思って持ってきましたが、今回は張り切って持ってきて、時々辺りの木にぶつけながら、結局しょんぼり持ち帰ることになりそうです。

相変わらず辺りは美しい霧氷の森です。

この山域は針葉樹をほぼ見ません。

ずーっと落葉樹の森が続いています。

細い枝の低木はもしかしたらみんなツツジなのかもしれませんね。

そして、延々続く階段です。

後で地図を見ると、ちゃんと「木の急階段が長く続く」と書いてありました。

階段には沢山の氷の欠片が落ちています。

風で飛ばされて頭の上にもパラパラと落ちてきました。

ターボが何か叫んでいます。

私も後から追い付きます。

10時6分、分岐に到着です。

大タルミから46分でした。

左に行くと鳥居まで2分、山頂まで5分、右に行くと60歩で展望スポットと書いてありますが、今日はその展望スポットも真っ白な強風スポットだと思いましたので、立ち寄りませんでした。

枝についた霧氷が鯨のひげみたいです。

良く育った霧氷を見ながら進んで行くと、

鳥居が見えてきました。

10時13分、黒檜大神に到着です。

時間などメモを取る私。

ターボの下らないダジャレも最近は書き留めるようにしています。

そうしないとすぐに記憶の彼方に消え去るのです。

わずかに残るペンキの跡を見て、「元々は赤い鳥居だったんだね」と私が言うと、ターボがすかさず「赤くても黒檜なんだ」と言って、チラッと私を見ました。

、、、。

はぁ、、。

一応メモに残しました。

鳥居からはわずかで分岐です。

まっすぐ行くと下山ルート。

黒檜山へは右に行きます。

10時20分、黒檜山山頂(1827M)に到着です。

大タルミから標高差207M登って来ました。

「黒檜山からの展望をお楽しみください」という看板。

黒檜山は赤城山では一番高い山だそうです。

この写真を撮ったときは、下の空白に雪がくっついているのかと思っていました(この時小雪が舞っていましたので)が、どうやら山頂から見える山の名前が書いてあったみたいですね。

今気がつきました。

強風の中、記念撮影。

山頂は広く、風がなければここでランチにする予定でしたが、写真でわかるかしら?強い風で木々がゴーゴー音を立てて揺れていましたので、ランチは下山途中にすることにしました。

この先10分程行くと展望地があるようですが、もちろん今日はスルーです。

広い山頂で何もすることがないので、ジャンプして写真に収まろうとしましたが、数センチしか飛べないので、こんな風な写真しか撮れません(涙)

私は何がそんなに嬉しかったのだろう?

満面の笑みですね。

ジャンプできなくて苦笑いか、、。

分岐まで戻り、靴紐を絞め直すことにしました。

ついでにバナナタイム。

10時43分、下山開始です。

凍ってる。

凍ってる。

凍ってる~(涙)

しかもこちらの道は岩が多いです。

こちらの霧氷もキレイです!

氷の世界を歩いているみたいです。

道はこんな感じ。

12本歯が欲しくなります。

時々立ち止まって霧氷を眺めながら。

下りはまだまだ続きます。

山頂から標高差440M下らねばなりません。

駒ヶ岳からの道では誰にも追い抜かれることがなく、登山者がわずかだった印象ですが、こちらからは沢山の登ってくる人とすれ違いました。

黒檜山を先に目指す人の方が多いようです。

左手が大きく開けた所も通りました。

本当なら大沼が見える場所なのではないでしょうか。

今日は何も見えないので、先を急ぎます。

再びの展望地。

どうやらここからは富士山が見えるらしいです。

尾根から離れ、また森の中へ。

尾根の向こうからは強い風の音が聞こえていますが、登山道までその風が届くことはなく、とても静かです。

下山途中でランチにするかと言っていましたが、凍った登山道で、あまり平らな所もなく、何となく下ってきてしまいました。

下山してから温かいうどんでも食べようということになり、少しお腹がすいたので、11時40分、少しお菓子を食べました。

そこから下ってきた道を見たところです。

山頂から標高差250M程下って来ました。

とにかくこの道は直登ですね。

駒ヶ岳までの道はジグザグもありましたが、こちらは岩場を真っ直ぐ登るばかり。

相当大変そうですね。

こちらを下山で使って良かったと思いました。

12時2分、猫岩を通過します。

何が猫なんだろう?

良くわかりませんでした。

雪のない岩場です。

少し前から登山道が濡れている感じになってきて、氷や雪が減ってきました。

このままアイゼンを着けていると、歩きにくいかとも思い、岩場の端でアイゼンを外すことにしました。

アイゼンさん、ご苦労様。

今日のお役目は終わりよ。

と思って歩き始めましたが、またすぐにツルツルに凍った道に変わってきました。

えー、何~(涙)

滑るよう。

やっぱりアイゼン必要だったか~(涙)となり、

再びアイゼン装着(涙)

こんなツルツルの道をアイゼン無しで5分程下ってきましたから、転ばなくて良かったです。

準備完了。

また安心して歩き始めましたが、その瞬間、ターボがアイゼンの爪を木の根っこに引っ掛けて前に激しく転びました。

太い木の根と岩の上を横向きにゴロンと一回転したように思います。

私たちを追い越して下っていた若者が驚いて「大丈夫ですか!?」と立ち止まり振り返ってくれました。

脛の横をぶつけたようですが

大きな怪我は無かったので、「大丈夫みたいです。ありがとうございます」と言いました。

黒檜大神で、「下り道で怪我をしませんように」とお願いしておきましたから、そのお陰かもしれません。

大したことなくて、ホントに良かった。

アイゼンを装着した途端に、今度は雪のない岩場になるという、、。

アイゼンの爪に落ち葉が突き刺さる、突き刺さる。

車道が見えてきました。

12時40分、黒檜山登山口です。

山頂直下の分岐を出発してから約2時間もかかってしまいました。

標準コースタイムは1時間10分です。

モッフモフの雪道下りなら、標準タイムより早く下れるかもなどと思っていましたが、なんのなんの。

ガチガチツルツルの岩の多い下りはなかなか骨が折れました。

12本歯のチェーンアイゼン買おうかなぁ。

軽アイゼンを外し、車道を歩いて駐車場に戻ります。

車道を歩いて行けば20分で駐車場ですが、赤城神社に寄り道しましょうか。

この辺りの大沼は凍っています。

神社の裏手から境内に入ります。

大沼は全く見えない(涙)

美しい神社ですね。

お参りして今日の山行のお礼と、息子の受験のお願いをしておきました。

赤い橋を渡って車道に戻ります。

先が見えない。

午後1時15分、駐車場に戻ってきました。

とにかく霧で何も見えないのて、歩いていてうっすら前方に現れた「見晴館」を見て、あっ、駐車場に戻って来たんだ、と分かった次第。

帰り支度をしてから、見晴館でお昼を食べることにしました。

おきりこみとワカサギの唐揚げを食べました。

食堂にあったポスター。

へぇ!

神社から駐車場までの景観はこんな風になっているんだ!

そして、こちら!

これ、真ん中の山が黒檜山ですって!

こんなに見事に大沼から見えるんですね。

あー、お天気が良ければ、絶景の一日だったろうに。

お店のご主人曰く、この時期にこんなに霧が出ることなんてないのだそうです。

そんな稀有な日に来てしまったとは、貴重な体験ができたとも言えなくもない。

展望は残念でしたが、霧氷はむちゃくちゃキレイでした。

それに大沼からあんなにキレイに黒檜山が見えるのなら、また大沼に来ようと思いました。

黒檜山自体はあの長い下りがちょっとくたびれましたから、しばらくいいかな、と思ってしまいます。

そのうちまたね。

ということで、午後2時過ぎに駐車場を後にし、帰路につきました。

帰りに関越道の上里パーキングに立ち寄り、スタバで某保険会社のバイタリティー保険のリワード(「いっぱい歩いて偉かったね」のご褒美チケット(500円))を使い、キャラメルマキアートビッグサイズを頂きました。

ちょうど500円でこれだ!と思ったのですが、消費税を計算にいれてなくて40円の持ち出しでした(笑)

今度はもう少し小さい飲み物とクッキーにしようっと。

今日のウェアラブルデバイスのデータです。

歩行時間はしばらく切り忘れていて、食堂の中でストップしたので長めに出ています。

こちらは歩いたコース。

標高差の図です。


駐車場0731~(1時間14分)~分岐0845~(21分)~駒ヶ岳0906(3分)~(11分)~大タルミ0920~(46分)~分岐1006~(7分)~黒檜大神1013(4分)~(3分)~黒檜山1020(4分)~(2分)~分岐1026(17分)~(1時間19分)~猫岩1202~(38分)~黒檜山登山口1240(3分)~(32分)~駐車場1315

全行程 6時間35分

(うち歩行時間 6時間4分)

~何度もアイゼンを着けたり外したりのロスタイム含みます。

※標準CTは3時間50分

最大標高差 467M(1360M~1827M)

累積標高差 584M

歩数 8000歩


パーティー 2名(ターボと私)


最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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