50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、水上】昨日の疲れも取れぬまま、憧れの谷川岳に挑む。紅葉が始まった三連休の中日は、譲り合い、すれ違いの岩場歩きとなりました。2018年9月23日(日)

《登山難易度 4》

谷川岳からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


昨日の根本山、熊鷹山の疲れが取れぬまま、2日連続でのチャレンジ登山です。

目指すは紅葉の谷川岳。

三連休のうち唯一晴れ予報の日曜日ですから、土曜日予定の方が順延し、月曜日予定の方(我々のような)が前倒ししてやって来るでしょうから、通常の三倍は混雑が予想されます。

少しでも早く登り始めたいところですが、ロープウェイの運行が朝7時からなので、それより早くすることはできません。

もちろん田尻尾根や西黒尾根を利用して下から自力で登れば夜明け前にスタートすることも可能ですが、ちょっとでも楽したいお気楽隊としては谷川岳ロープウェイは必須なのです。

自宅を4時に出て、いつものようにコンビニ経由(昨日も今日も同じお兄さんで、「ついに2日連続で来たよ、このオバハン」と思われているはず)、関越道を使ってやって来ました。

駐車場に着いたのが6時15分。

駐車場に着くとすでに沢山の車、車、車。

ひぇー、やはりみんな考えることは同じだ~。

支度を整えてチケット売り場のある6階に行くと、長蛇の列!

チケット販売開始を待つ人々が多分200人位はいたんじゃないでしょうか?

昨日の熊鷹山とはえらい違いだ。

列が長くなりすぎたようで、「代表の方だけ並んでください」とアナウンスが流れるほどの混雑ぶりです。

順番でトイレを済ませ、最後はナースに順番待ちをお願いし、その間に私は登山届けを提出しました。

ホールの外でナースがチケットを買って戻るのを待っていると、大きな観光バスが到着し、沢山のハイカーが吐き出されてきました。

皆関西弁バリバリのおばちゃん、おじちゃんです。

こりゃあたまらん。

少しでも早く歩き出さねば!と気持ちが焦ります。

ロープウェイは7時少し前には動きだし、天神平でリフトに乗り換えました。

今日はピーカンの晴れで、谷川岳の双耳峰がくっきりはっきり見えます。

リフトに乗って天神峠へ向かいます。

もう楽しくって楽しくって仕方ありません。

天神峠に着いたのは7時30分でした。

もう一度山頂駅のトイレをお借りしてから、7時35分に歩き出しました。

今日のメンバーは、ハガレーナ、ナース、私の3名です。

岩場でとりあえず谷川岳の勇姿を写真におさめておき、とりもなおさず先を急ぎます。

分岐まで一旦下ることになります。

こんな岩場も何のその。

とにかく先を急ぎます。

ドンドンドンドン。

後ろからハガレーナの「みほさん、早っ!」という声が聞こえてきました。

昨日の私とは違います。

いつもは記録のために絶えず写真を撮っている私ですが、今回は写真が極端に少ないです。

ほぼ最後尾を歩くハガレーナの写真でお届けします。

谷川岳、カッコいい~!

私は登るのが2度目となりますが、前回登ったのは四半世紀前なので、体力が全く違います。

やっと来れた。

やっと再び貴方に会えたという感慨もひとしおです。

が、そんなこと言っている場合ではありません。

早く行かねば、後ろから団体さんに追い付かれます。

天神平から登ってくる道と重なる分岐までやって来ました。

時刻は7時56分。

天神峠から21分でした。

標準タイムより5分遅れ。

ヤバい、ヤバい、先を急がねば。

次の熊穴小屋までは地図上の標準タイムは30分です。

さて何分で着けるでしょうか?

滑りやすい木道を行きます。

階段もガシガシ登ります。

更に谷川岳が近くなってきた気もしますが、、

だいぶ下から見上げる感じになってきました。

どうやら相当下っているようです。

8時23分、熊穴小屋に到着しました。

標高が1470Mですから、天神峠(1502M)より低い位置にあるのですね。

天神峠までリフトで登った意味が有ったのだろうか?と初めて気がつきます。

いやそんなことはこの際どうでもいい。

問題はコースタイムです。

分岐から27分でした。

ん?27分?

標準タイムよりも早いじゃないですか!

写真も大して撮らずスタコラサッサと歩いてきたら、登り下りがあったのに(しかも滑りやすい道だった)、標準タイムで歩けるとは!

私でもやればできるんじゃん!とびっくり。

水分補給をしてとっとと出発します。

ここから次の「天狗の留まり場」までは45分です。

早速岩場が始まりました~。

落石に気を付けながらも、前を行く人から遅れないよう、リズム良く登って行きます。

行けども行けども現れる岩場登りが続きます。

だいぶ息が上がったので、岩場の上に座って少し休みました。

水分補給をし、塩飴や梅干しで塩分も摂取して、再び歩き始めます。

谷川岳から伸びる稜線が色鮮やかに見渡せます。

今日は視界がクリアです。

肩の小屋辺りが見えてきました。

9時6分、天狗の留まり場に到着しました。

岩場の上には沢山のハイカーが座っていて、とてもスペースが見つからなさそうだったので、私だけ代表して岩場の隅っこに登り、二人の写真を撮りました。

天狗の留まり場の隅に立つ私。

登りながら見える、一ノ倉岳と茂倉岳。

きついガレ場の登りが続きます。

右手に見えるのは西黒尾根。

ここを今朝登ってきたという男性が、笹の中から突然子熊が飛び出してきて、5メートル位の距離で遭遇したんだと話してくれました。

それは恐ろしい。

早朝だとまだ人も少なく、熊の活動時間帯だったのでしょうね。

この階段が意外ときつかったです。

肩の小屋が見えてきました。

9時54分、肩の小屋に到着しました。

天狗の留まり場から45分。

まさに標準タイムです。

他のハイカーと同じペースで歩いているのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが、あれだけの辛い登りを人に遅れることなく歩けている自分たちに感動しています。

やろうと思えばできるんだ!(さっきも同じ事を言った気がしますが)

5分程休憩して、水分補給とウインドブレーカーを着ました。

風が少し吹いていて、雲が増えてきています。

振り返ると雲がだいぶ増えてきて、下界が見えなくなってきました。

10時6分、トマの耳(1963M)に到着です。

あ、トマの耳って、私の生まれた年と同じだ!

なんだか運命を感じるわ🎵

記念撮影の順番待ちをして、撮って頂きました。

雲が流れて、突然西側斜面の紅葉が現れました。

うわ~こんなにキレイだったんだ~!

オキの耳へ行く途中に雲が再び切れ始め、皆が一斉に西側を見つめます。

向こうに見える頂はトマの耳です。

山頂こそ雲に隠れてしまいましたが、斜面の錦繍を見渡すことができました。

さっきまで雲に隠れていたオキの耳が見えてきました。

マチガ沢を上から覗いてみたところ。

少し霞んでいます。

行き交う人々とのすれ違いがなかなかに大変な狭い尾根道です。

11時36分、オキの耳(1977M)に到着。

再び順番待ちをして記念撮影です。

山頂の隅にスペースを見つけてランチタイムにしました。

目の前は断崖絶壁で、下には一ノ倉沢があるはずですが、あいにく何も見えません。

オキの耳の稜線にて昼食を楽しむ人々が見えます。

すごく危険に見えますが、それぞれちゃんと足場を確保してるんですよね。

なんともシュールな絵ですよね。

誰が好き好んで、何も見えない霧のなか、危ない岩場に座ったり立ったりして、お湯を沸かしているのでしょう(笑)

なんとも愉快。

絶妙に面白い。

非日常の最たるものですね(^-^)

30分程山頂で過ごし、11時6分、下山開始です。

トマの耳を11時30分通過。

肩の小屋を11時36分通過。

一応トイレに寄っておこうかと思いましたが、行列ができていると聞き、やめておきました。

辺りはすっかり霧に包まれていました。

雲がかかっているのは、肩の小屋辺りだけだったようで、すぐに雲の下になり、遠くまで見渡せました。

12時14分、天狗の留まり場まで戻ってきました。

行きに寄ったときよりもすごい数の人々が集っています。

外国人も多く、さながら原宿か浅草寺のような賑わいです。

天狗の留まり場を過ぎると、一番大変な岩場の下りになります。

登ってくる人と下る人が同じ位なので、ずっと登り優先という訳にもいきません。

登りの方の邪魔にならないよう隅の方を下って行きました。

岩の表面は磨きこまれたように黒光りし、ツルツルなので急ぐのはとても怖いです。

しかし、下る人も多いので渋滞して迷惑をかけないように、できるだけスピーディーに下らなければいけませんでした。

皆さん必死に下っていると思いましたが、どこに足を置いたらいいか分からなかったり、どう下るか考えながらなので、それでも遅れる場合はあります。

一番後ろを歩くハガレーナにはすぐ後ろを歩く男性の「チッ!」という舌打ちの音が聞こえていたそうです。

自分のリズムで下れないことに苛立ちを覚える人もいるのでしょうね。

そういう方はこんなに混雑するのが予想される時に登るべきではない気がします。

昨日の熊鷹山を教えてあげたいくらいですよ。

でもほとんどの方が気持ち良く譲り合い、お礼を言い、他の人を思いやって登り下りできていたと思います。

12時58分、熊穴小屋に到着しました。

天狗の留まり場から下り40分。

標準タイムは30分なので、やはり譲り合いに時間がかかっているようです。

水分補給だけして、すぐに出発です。

分岐を13時26分に過ぎ、人が少なくなった木道をどんどん下ります。

あんなにいたハイカーが一気に減りました。

みんなどこに行っちゃったのだろう?

天神平が見えてきました。

13時47分、天神平まで戻ってきました。

熊穴小屋から47分でした。

ビューテラスてんじんに寄り、ハガレーナとナースは舞茸天ぷらうどんを、私はカレーライスを食べ、アイスコーヒーで乾杯しました。

いやぁ、谷川岳、素晴らしかったです。

さすが百名山といった感じ。

その均整の取れた美しさは、そんじょそこらの山とは格が違いますね。

山頂付近では残念ながら展望を楽しむことはできませんでしたが、登る途中で美しい稜線を見れましたし、雲が切れたときに現れた山肌に広がる紅葉のジュータンが見事でした。

人も多く、登山道は大変な混雑でしたから、気を使うことも多かったですが、お陰で標準タイム通りに歩くことにもチャレンジでき、とても満足感が高いです。

外国の方も多く見掛けました。

日本の山の美しさを体験してもらえるのは、日本人として誇らしい気持ちにもなります。

久しぶりだったナースも大満足だった様子。

ハガレーナと私は2日連続登山というチャレンジを、怪我することもなく達成でき、少し自信もつきました。

外圧に弱い日本人らしく、後ろから追われると思うと、素早く行動でき、いつも以上に力を発揮できることを知りました。

それから、このブログ。

いつもはすごい数の写真から選んで、その写真にあったコメントを考えてと、とても時間がかかるのですが、谷川岳に関しては写真が極端に少ないので、まとめるのもスーイスイでした。

いつも写真を多く撮りすぎるのだと反省です。

今後は歩くことに注力して行ければ、いくらか体力が向上するのではないか?という発見もありました。

ターボがあんなに行きたがっていたのに、今回参加できませんでした。

他のメンバーも含めて、いつか連れてきてあげたいと思うのですが、あの混雑の中の山行は、私たちからすると、無理をして怪我する境界線ギリギリなので、もう少し人出が少ない時がいいかなと思っています。

景色を楽しむのも、いつもの半分くらいでしたから、もっとゆっくり谷川岳にいる幸せを噛み締めれば良かったとも思います。

人に遅れないよう、人を待たせないよう、大混雑に巻き込まれないよう、、なんてことばかり考えていて、気持ちに余裕がなかったのだけが残念でした。

景色を楽しむ事と標準タイム通りに歩くことを両立できればいいな。

次回以降の宿題にします!


天神峠0735~(21分)~分岐0756~(27分)~熊穴小屋0823(3分)~(19分)~岩場0845(5分)~(16分)~天狗の留まり場0906(4分)~(44分)~肩の小屋0954(6分)~(6分)~トマの耳1006(5分)~(25分)~オキの耳1036(30分)~トマの耳1130~(24分)~肩の小屋1136~(6分)~天狗の留まり場1214(3分)~(41分)~熊穴小屋1258~(28分)~分岐1326~(8分)~分岐1334~(13分)~天神平1347

全行程 6時間12分

(うち歩行時間 5時間19分)

標高差 657M(1320M~1977

M)

歩数 15000歩

パーティー 3名(コマクサ探検隊)

費用 一人当たり約4000円(ロープウェイ代1910円(モンベル会員で100円引き)片道リフト代400円位+駐車場500円+高速料金1440円×2、ガソリン代1520円)

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