50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野 菅平】台風で予定変更。花の百名山『根子岳』と『小根子岳』を巡る花の旅 2018年8月10日

《登山難易度 5》

小根子岳北の肩からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)


お盆休みですね。

この休み中に天候が許せば4回山に行くというハードスケジュールを立てました。

行きたい山が多過ぎて、ここぞとばかりに欲張って沢山予定を入れてしまいました。

山に行かない日には法事や仕事が入り、ゆっくりはできないお盆休みになりそうです。


まずはお盆休み第一弾。

初めは9日に日本百名山の四阿山と根子岳を周回するコースに行く予定でしたが、台風13号が関東に接近、通過したため、日程を翌日に変更。

10日は友人に夜予定があったので、コースを大幅短縮して四阿山は諦め、根子岳とその隣にある小根子岳をピストンすることにしました。

展望の良い尾根歩きが楽しめるはずですが、さてどうなるでしょう。


夕方早めに帰宅したいので、久しぶりに夜中出発。

午前3時の暗いうちに家を出ました。

いつものようにコンビニで朝昼ご飯を仕入れ、4時前に本庄児玉インターから関越道に乗り、上田菅平インター通過が5時15分。

峰の原高原到着は5時45分の予定でしたが、少し道に迷ったことと、私のピーゴロ事件で大幅遅着となりました。

夕べお風呂上がりに飲んだ飲むヨーグルトが8時間後に急に威力を発揮したのです。

それにしても最近お腹が弱くなって度々メンバーに迷惑をかけています。

ストッパをいつもリュックに入れておけとか、究極は紙パンツ登山を勧められています。

歩く度シャカシャカいうのは嫌だと言うと、今のは性能がいいから薄手でそんな音はしないのだとか。

でも蒸れてあせもができそうですよね?

、、、と結構前向きに考え始めている自分が怖い。

お腹の緩さでお困りの皆さん(そんな方がいるかわかりませんが)、是非良きアドバイスをよろしくお願いします。


ということで、いきなり爽やかな朝にシモの話でスタートし、暗雲垂れ込める嫌な予感もしますが、予想では楽勝で大展望の行程ですので、楽しんで行きましょう。

さてさてどなたかのブログに登山口が分かりにくいとあったので、まずは車に乗ったまま登山口探しです。

最初登山口分岐を行き過ぎ、少しウロウロしましたが、結果テニスコート脇の駐車場(トイレ併設)から先に進み、最初の分岐を右折、ペンションが建ち並ぶ道を行くと青年の家に向かうカーブの手前左手に、根子岳登山口の看板がありました。

車道から目立つ所ではなく、わずかに登山道に入った場所にあるので、確かに分かりにくいです。

登山口を確認できたので、駐車場に戻ります。

トイレと支度を整えて、6時37分出発です。

当初予定では6時丁度出発だったので、約40分の出遅れです。

駐車場の向かいに展望スポットがありましたので、立ち寄ります。

展望表示板もありました。

山の辺りには雲がかかっていましたが、町並みは肉眼ではくっきりと見え、今日は視界がクリアなことがわかりました。

展望の尾根歩きが楽しみになってきました!

ではスタートしましょうか。

まずは車道を歩きペンションのある道に入っていきます。

両側にペンションの建ち並ぶ道の脇にはベンツや大きな4WD車がズラリと並んでいます。

菅平高原ではラグビー部と見られる屈強そうな青年達が大勢朝練をしていましたが、このペンション辺りでは陸上部の合宿に来ている女子が柔軟体操などしていました。

気温は23度です。

いくらか、いやだいぶ下界より涼しいのでしょうね。

10分程で登山道に入ります。

見て頂くとわかるように、登山道の標識が少し登った所に設置されています。

部活動の男子がトレッキングコースに駆けていったのを左手に見送り、私たちは右の木製橋を渡って林に入っていきます。

標示があるので迷うことはありません。

下山時に気がついたのですが、どうやら青年山の家の敷地際を歩いていたようです。

トレーニングに励む青年達の声が聞こえていました。

ミヤマモンキチョウの案内板を私が音読していると、突然ターボが私のリュックに吊るしてある熊鈴を大きく振り鳴らし、悲鳴をあげて後ろに飛び退きました。

何事かと思いましたが、どうやら近くの笹原からガサガサガサという音が聞こえたのだそうです。

熊鈴を鳴らしたらその音が止んだのだと花子と二人で大騒ぎしています。

私は音読していたので聞こえなかったのですが、なんだか怖いので蝶の勉強は中断して先に進みます。

小さな橋を渡ると料金所です。

牧場の敷地内を歩くことになるので、大人一人200円の料金を支払う必要があるようです。

早朝だからかどなたもいらっしゃらないので、下山時に支払うことにしました。

この時気温は27度。

止まっていれば暑くはありません。

牧場を右手に見ながら、有刺鉄線に沿って登って行きます。

牧場から右手に目を転じると、菅平高原のスキー場と、その手前に広がる農地が見渡せ、朝日を浴びて地面に敷いてある白いビニールシートが輝いていました。

牧場内の池で牛が水を飲んでいる長閑な光景です。

私たちがスマホを取り出したりしていると、好奇心旺盛な牛たちが近づいてきました。

あらあら牛さんこんにちは。

ちょっと触らせてよ(^-^)

ドアップが撮れたと思いましたが、朝日の残念な筋がはいってしまいました。

私たちが餌を持っていないことに気がつくと、大きく「フンッ!」と鼻を鳴らして去っていきました。

さて、牛さんとサヨナラして再びの直登です。

一気に汗が吹き出します。

左手はゴルフ場のようです。

地図を見て想像していたのは左手が開けて展望を楽しみながら登れる行程でしたが、左手には樹木があり、その向こうはゴルフ場で、見えるのは右手の牧場のみなので、足元の花を楽しみながら暑さを紛らわして登ることにします。

マツムシソウに蜜蜂が止まっています。

登山道左側にあるシラビソ。

青空が広がっていて、尾根歩きが楽しみ。

ヤマハハコでしょうか?

写真だとただの草原にしか見えませんが、肉眼では色々な色の花が沢山咲いていました。

シシウド。

牧場の上端にやってきました。

ここで15分毎のタイマーが鳴りました。

本日4回目の給水タイム。

登りは石がゴロゴロした直登だったので、息が上がりますが、みんなまだまだ元気です。

牧場上部の草地の間、火山岩が転がる道を登ります。

牧場上部で給水をした辺りから現れたと思うのですが、【←ダボスへ】と書かれた赤茶けた看板が10Mおきくらいに設置されています。

これは一体何なんでしょうか?

道は一本道ですし、迷いようがありません。

かつてここがスキー場だったとして、看板の向こうに行かないようにしているのでしょうか?

でも看板の奥にはシラビソの森があるので、スキーでもその先には行かないように思いますし、もしもあの森が埋まるほど雪が降れば看板も雪の中だよね、と私が言うと、ターボが「そうなったらおダボス(お陀仏)だよね」と。

下らない親父ギャグを連発して回りを白けさせるのが得意なターボですが、不覚にもこのギャグには笑ってしまいました。

またアラームが鳴り、5回目の給水。

避難小屋まで0.5キロの場所です。

気温は27度。

ほぼ無風なのですが、またに頬を撫でていくそよ風が気持ちいいです。

小屋が見えてきました。

8時13分、避難小屋のある分岐に到着です。

登山口から1時間22分かかりました。

地図上では所要時間50分なので、1.6倍かかっていますね。

地図を見ての「めけんとう」ですが、登山口が1500M位なので、標高差300Mほど上がってきました。

ここで丁度アラームが鳴り、6回目の給水です。

エネルギー補給にミックスナッツをみんなに配ると、ターボが「夏でもナッツ、冬でもナッツ」と。

あー、はいはい。

さっきおダボスが受けたので今日は口が滑らかなようです。

かつて登山道が崩壊して別ルートが敷かれている方は何となく心配なので、左手の北の肩に向かうルートを選びました。

本日のメンバーは花子とターボと私の3人です。

何だか雲が多くなってきた気がします。

北の肩に向けては、等高線を斜めに横切る形の緩やかな道になります。

ヤナギランが満開です。

北の肩までは標準タイム1時間です。

私たちだともう少しかかるだろうから、給水は5回かなぁ。

まぁ4回位で北の肩に着けるといいね、と言いながら歩きます。

7回目(避難小屋から1回目)の給水。

辺りはすっかり雲の中になってしまいました。

気温は24度。

気温としては涼しいはずですが、霧っぽくなってきたこともあり蒸し暑いです。

今回初めて持ってきた蚊取り線香が一本終わってしまい、二本目に着火です。

時々ダケカンバの林に入ります。

日陰で涼しいかも!と期待しますが、むしろ風がなく蒸しっとしました。

辺りは背丈より高く茂った笹が密生しており、朝のうちのガサガサ事件を思いだし、突然熊さんが笹藪から飛び出してきたら怖いと思い、時々笛を吹きながら歩きました。

霧が濃くなったり薄くなったり。

とにかく誰にも会わない静かな登山道です。

ダケカンバの林を抜け、辺りが開けてきました。

あー、この辺り、本当なら展望がいいのかなぁ。

霧に巻かれてな~んにも見えません。

9回目(小屋から3回目)の給水を取っていると、一瞬霧が晴れ、笹尾根が少し見渡せましたが、すぐにまた霧の中へ。

少し行くと4回目の給水を待たずに分岐に到着です。

9時22分、北の肩分岐です。

避難小屋から標高差190M位(これも「めけんとう」です)登ってきました。

標準タイムより若干早く歩くことができたようです。

なんて珍しい!

霧に巻かれて展望がなかったので、写真を撮ることもなく黙々と歩いたからでしょうね。

私たちは寄り道(立ち止まり)が多すぎるのだと思います。

こちらは小根子岳方面。

すっかり雲に隠れてしまいました。

左手に気持ち良さそうな所が見えます。

北の肩ですね。

行ってみましょう!

北の肩からの展望(北側)です。

これはすご~い!

登山道のない美しい笹の尾根が広がっています。

なんて素敵な場所でしょう。

こちらは米子瀑布方面です。

滝を流れる水のゴーゴーという音が聞こえてきました。

今日は途中からずっと霧の中で、ひたすらのだらだら登りに疲れていたので、この大展望にみんな大喜びです。

これから向かう小根子岳方面を背景に、三角点にタッチ!

調子に乗って、ヤッホーと叫んでいたら、ターボがいつものようにふざけて「おーい!」などと叫んでうるさいです。

しばらくするとヘリコプターのプロペラの音が聞こえてきたので、もしかして私たちを遭難者と間違えて探しに来たのじゃないか!?と思い、「ヤバイヤバイ」と言いながら慌てて歩き始めました。

さぁ、では花の咲く尾根を小根子岳へ向かいましょう。

標高差145Mです。(「めけんとう」)

マルバダケブキ。

半分まで来ました。

笹の尾根道は緩くなったり急になったりを繰り返し高度を上げます。

濡れた笹の葉が腕や脚をこする狭い道です。

ミネウスユキソウ。

背丈よりも高い笹が張り出している所もありました。

そういう所は大体急坂です。

ここは少し平らです。

緩急交互に現れるので、急坂で乱れた息を少し整えることができます。

もしかしてもうじき山頂?

ありゃりゃ、まだ先でした。

でもきっとあれが山頂ですね。

北の肩から2回目の給水アラームです。

あとわずかだとは思いますが、給水しておきましょう。

山頂まであと3分位かな?と私が言うと、ターボが私の「めけんとう」が正しいか確かめるために「じゃあ3分後にアラームが鳴るようにセットしてみるよ」とのこと。

アラームをセットして歩き出しました。

右側から回り込む形で登って行くと、ガレた山頂のはじっこに到着。

これが山頂かと思いましたが、左に少し登った所がてっぺんみたいです。

ここでターボのアラームがピピピピと鳴り響きます。

3分経過。

花子が「さすが、親分!」と私の「めけんとう」を誉めてくれました。

花の咲く小道をてっぺん目指して行きます。

ほんのわずかで小根子岳山頂到着。

2128Mです。

北の肩から41分かかりました。

標準タイムは35分です。

周りは雲に囲まれ、残念ながら視界ゼロ。

大展望の山頂のはずなのですが、今日はずっと霧に巻かれる日みたいです。

ここで本日初めて他のハイカーに会いました。

写真を撮りながら多分根子岳から下ってきた方です。

小根子岳山頂にも三角点発見。

遠くの視界はゼロですが、足元の岩場の下がきれいに見えたので、山頂のはしっこに座ってランチタイムとしました。

辺りは相変わらずのガスガス。

避難小屋からのもうひとつのルートとの分岐が見えます。

20分程休憩し、再び歩き始めましょう。

うわっ、ブルッときた~!

汗がひいて寒いくらいです。

気温は21度。

でも歩き出せばすぐに暑くなるのがわかっているので、上着は着ないでスタートします。

分岐まで下る道から小根子岳を振り返ります。

こちらから見ると右側に角が飛び出したような特徴的な形をしていますね。

ノアザミ。

笹と花の道を分岐まで下ります。

この花は昆虫に大人気ですね。

避難小屋からのもうひとつのルートと交わる分岐です。

根子岳へ向け、最後の登りにとりつきます。

足元には彩り豊かな小さい花が沢山咲いています。

山頂直下のシラビソの樹林帯です。

あともう少し!

山頂が見えてきました。

おお、やっと人がいくらかいる。

花の百名山、根子岳に到着です。

2207M。

小根子岳から標高差80Mでした。

わずかの標高差なのに、腿の筋肉が悲鳴をあげ、私には結構辛い登りでした。

小根子岳から一回の給水を挟み、28分かかったことになりますね。

標準タイムは20分なので、1.4倍です。

あー、分かっちゃいたけど、やはりなにも見えない~(涙)

こちらは菅平高原から登ってくるルート方向です。

もしかしてこちらのルートの方が展望良かったのかもしれません。

がいずれにしても今日はガスガス。

四阿山方面。

山頂が雲に隠れています。

ターボが雲がきれるのを粘り強く待って、ようやく四阿山全貌が現れました。大きな山ですね~。

花子と私は写真をターボに任せてとりあえず休憩。

山頂部は広く、ガレていて、ベンチにおあつらえ向きの岩が点在しています。

ご飯を食べてから、私は今日は行かない四阿山へのルート、特に大隙間という美しい鞍部を見たくて、ちょっと覗きに行ってみました。

そこには根子岳西側にはなかったこんな花が。

ウメバチソウでしょうか?

少し行くとこんな景観が目の前にどーんと広がります。

あわわわ、これはすごい!

元はひとつの山だったのに、噴火で四阿山と根子岳という二つの山ができたのだそうです。

大きく削れた鞍部まで40分かけて下って一時間かけて登り返さなくては、あの頂きに立つことは叶いません。

わずかに見える大隙間の美しい景観と、四阿山のドでさかに圧倒されます。

かつての噴火の痕を思わせる、根子岳の南面。

下の方には崩落でなぎ倒されたダケカンバの白い幹が見えます。

この景色は見ないと損です。

急いで二人を呼びに戻りました。

花子は去年赤岳の岩場を歩いた時のトラウマ?か、高度感のある岩場などは足がすくんでしまうらしく、ここまでしか来れません。

ターボと私は◯◯は高い所が好きということわざ通り、こういう所が大好きです(笑)

ターボの後ろに見える大きな岩場の上に人が立っているのが見えました。

できればあそこまで行って大隙間を覗いてみたい衝動に駈られますが、あそこまでアップダウンがある可能性もあり、時間が押しているので諦めるしかありません。

大隙間、キレイそうですね~。

でも行けない。

私たちでは今後も多分行けないと思います。

最初は菅平から根子岳に登りあの大隙間を通って四阿山に登り返し、ぐるっと回って菅平に戻る計画を立てていたのですが、今回あの大きな四阿山を初めて見て、大隙間からの登り返しを想像したら、私たちの体力レベルではかなり無理がある計画だったことが分かりました。

このルートを平気で回ってくる方が多いのに、自分の体力のなさにほんと悲しくなります。

続けていれば少しづつ体力つくかなぁ。

とりあえず向上より下降防止することが私たちのテーマです。

焦らずゆっくり行きましょう。

何しろこのブログのタイトルは【お気楽】ですものね。

尾根にあったトリカブト。

最後に皆で記念撮影をして、靴の紐を締め直し11時53分下山開始です。

来た道(右側)を下ります。

この蝶は羽を閉じると枯れ葉のようなのに、開いた所は鮮やかな色合いでした。

なかなか上手く撮れないのですが。

小根子岳まで戻ってきました。

山頂直下を巻きたいようですが、山頂を経るルートしかないので、登りました。

すると、さっきは雲の中だった根子岳が顔を出していました。

再び笹の道を下ります。

北の肩分岐と北の肩が見えてきました。

こんな素敵な尾根道を下っているのです。

地図には旧道が復活された展望の良い道と書いてあります。

晴れていればどんなに素晴らしかったことでしょう。

再び北の肩に到着です。

下山は根子岳から51分(標準タイムは45分)でした。

ここでおやつタイムです。

気温は30度。

背中に太陽の陽射しをまともに浴びると暑い❗

トンボが沢山飛んでいます。

午前中は良かった展望も、今は雲の中(残念)。

20分ほど休憩し、そろそろ歩き始めましょう。

またまた霧の中へ~。

この緩やかな道も晴れていればどんな展望が待っていたのでしょうか。

下山時は給水タイマーを30分に設定しておきました。

なので北の肩から避難小屋まででは一回の給水でした。

避難小屋が見えてきました。

避難小屋までは42分(標準タイムは40分)でした。

行きには寄らなかったので、参考のために避難小屋見学。

中には大量の薪やストーブが置いてあります。

どんな人が使うのでしょうか?

雷や雨に降られた人ですかね?

牧場脇を下って行きます。

地図には北アルプスの展望良いと書いてありますが、今日は見えても向かいの菅平高原まで(涙)

残念でした。

この避難小屋からの下り道で二組(3人)の軽装の若者とすれ違いました。

部活動の罰ゲームか、休み時間のお散歩か、どちらにしても水も持たないで登って行きましたが、どこまで行ったのかしら?

避難小屋あたりで引き返してくれたのなら良いのですが。

時刻は一番暑い午後2時前後。

給水無しじゃ命に関わりますよ。

牛さんたち、ただいま~。

この子たち一日ずっと草を食べていたのかしら?

それともメンバー変更してるのかな?

避難小屋から一回の給水を挟み、午後2時34分、料金所に帰りつきました。

行きと同じく料金所には誰もいません。

このルートを今日歩いたのは私たちだけだったと思います。

部活動(?)の若者3人以外誰ともすれ違わず、誰にも追い抜かれず、根子岳山頂滞在中も、一人も同じルートから登ってくる人も下る人もいませんでしたから。

料金所を通過したのは私たち3人とさっきの軽装の若者3人だけでしょう。

番人がいるのは菅平の料金所なのかな?

あっちのコースの方が人気なのでしょう。

無人ではありましたが、登山道整備の費用にして頂けると嬉しいので、一人づつ200円を料金箱に入れておきました。

牧場を歩かせて頂き、ありがとうございました!

登山口に着いたのは2時43分。

避難小屋から56分(標準タイムは40分)でした。

後半は長いガレた道の下りで足の爪が痛くなり、なかなか辛かったです。

車道歩きになると、久しぶりに膝が笑うという症状が現れました。

楽勝コースだと思っていても、自分たちの体力だと結構ギリギリなんだと、今回改めて感じたハイキングとなりました。

歩いた歩数は26000歩。

案外歩いています。

計画するときの見通しが甘いのか、、全然楽勝じゃないじゃん!

次回またこの山域を訪れるときは、パルコールスキーリゾートのゴンドラを使って、四阿山に登る位が良いのかなと思いました。

花の百名山「根子岳」。

花のシーズン真っ盛りではありませんでしたが、長く続く辛い登り下りを可愛い花たちが彩りを添え見守ってくれました。

いつか展望の良い季節に再訪したいと思います。


峰の原高原駐車場0637~(5分)~登山口0652~(13分)~料金所0705~(1時間8分)~避難小屋0813~(1時間9分)~北の肩分岐0922~(3分)~北の肩0925(11分休憩)~(41分)~小根子岳山頂1017(23分休憩)~(28分)~根子岳山頂1108(45分休憩)~(22分)~小根子岳1215~(29分)~北の肩(21分休憩)~(42分)~避難小屋1347~(47分)~料金所1434~(9分)~登山口1443~(15分)~駐車場1458


全行程8時間21分

(うち歩行時間 6時間41分)

※参考(標準CTは 5時間10分)

最大標高差 752M(1455M~2207M)

(参考)ターボのウェアラブルデバイスのデータです。

パーティー 3名(メイちゃん山岳会)

費用 一人2450円

(高速料金1670円×2 ガソリン代2260円 牧場通行料200円)


行程図は後ほど

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