50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、みなかみ町】仏岩ポケットパークから吾妻耶山へ。熊の気配におののきながら行って来ました《前編》2019年11月23日(土)

吾妻耶山登山道、仏岩からこんにちは❗


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(*^^*)


《登山難易度2》


この週末は実は妙義山中間道を歩き、前回チャレンジできなかった大砲岩やカニの縦ばい横ばいを体験したかったのですが、天気予報が下り坂になってしまいました(涙)

金曜日の午後から雨が降り始め、夜も降り続いていましたので、濡れた岩場は危険と判断し予定を変更することにしました。

自宅を出た時点では『榛名山』に向かうつもりでした。

しかし関越道を走りながらネットで天気予報を見ると南ほどお天気が悪く、北に行くほど良いお天気であることが分かり、駒寄パーキングに車を停めてどこに行くかミーティングです。

さぁ、どうしましょう。

なるべく北へと行っても、出発が遅かったこともあり、上越国境の山はハードルが高いです。

そこで先週長男ケイと番犬ひまと共に登った十二ケ岳から見えた『吾妻耶山』へ向かうことに決めました。

谷川岳を眺める展望台として有名な山です。

しかもそこまで行程が厳しくないお気楽隊向き。

ハガレーナがどんな山か調べていて『みんな、熊が怖いとか、熊の臭いがしたとか、熊の事ばかり出てくるよ!』と警戒アラームを鳴らしていましたが、私が『この辺りはどこもかしこも山には熊がいるよ。そんなこと言ったらどこにも行けないよ』と言うと『まぁ、確かに、、』と渋々納得してくれました。

、、結果的にはハガレーナのこの情報は正しかったことが後程判明することになります💦

『吾妻耶山=熊に遭遇!』と言ってもいいほどに!😱

この時はそんなこと、知る由もなかったのです、、(涙)

気にしていたのはお天気のことばかり。

午後から晴れてほしい!

それが無理なら曇りで!

何とかカッパを着ないで歩きたい!

、、そんな私たちの希望を打ち砕くように、霧雨が降り続いています。

仏岩ポケットパークです。

降ってますねぇ、、(涙)

ポケットパークのトイレです。

外見は結構アレですが😅、中は驚くほどキレイ(清潔)でした。

トイレットペーパーの先が三角に折られてましたよ。

扉が曇りガラスなので中も自然光で明るかったです。

今日は急遽この山に来たので地図を持っていません。

ヤマップは途中の駒寄パーキングで慌てて地図をダウンロードし、登山計画を提出してきましたから現在地の確認はできるのですが、、。

私たちは仏岩峠から吾妻耶山へピストンします。

後でヤマップの記事を調べると、多くの方が大峰山と合わせて登っているみたいです。

かつて水上町から猿ケ京へ抜ける赤谷越(仏岩峠)として利用されていた交易ルートみたいですね。

時刻8時54分。

今回はスタート地点のヤマップ写メを忘れませんでした!😁

結局カッパを着て歩き始めます。

簡単に登れてお昼過ぎには下山できると思っていたので、食料は車に置いて行きます。

下山してから東屋でランチにするつもりです。

東屋近くの登山口から入山します。

のっけから意外と急登なので、ストックを出しました。

辺りは丁寧に下刈りされた植林帯です。

雨降りの時は苔(水滴)の接写を楽しみます。

真っ直ぐに伸びる杉や檜。

枝うちされているので、森が明るいです。

木立の間に大きな岩が見えてきたので、『あれ、仏岩かね?』と言うと、ターボが『違和感(いわかん)ないね』と😅

またダジャレかよ!と思い『いわかんって、、(苦笑)』と言うとすかさず『そんな事いわないで~』と言ってました。

こんなダジャレ、絶対帰りの車では何を言ったか忘れちゃうよと話し、忘れないように『さっき、岩に関してなんて言ったんだったかね?』と反芻したので、何とか覚えていられました😅

、、あ、結果、これは仏岩ではありませんでした。

名もなき断崖絶壁。

何となく尾根っぽい景色が見えてきました。

、、とこの時は思ったけど、まだしばらく登りは続きました。

赤松の倒木がありました。

ターボが倒木をまたぎながら、『姉さん(何度も言いますが、私とターボに血の繋がりはありません)、これまたげる?』と聞いてきた。

『失礼な!楽々またげるわい!』と思ったけど、股関節が固すぎて、『ちょ、ちょっと待って!💦』となりながらドッコイショとまたぎました😅

尾根に出ました。

ここが赤谷越えの仏岩峠という所ですね。

時刻は9時36分。

登山口から約40分で、標高差150M登って来ました。

こちらは赤谷方面(猿ケ京)への道です。

紅葉した付近の尾根が雲の間に見えています。

山頂からの展望が楽しみだ~\(^^)/とこの時は思っていました。

私たちは左手へ、尾根を登って行きます。

登山道にそれはそれは仲良しの木がありました。

根っこの所から上の方まで『んもぅ!絶対ぜ~ったい離れない!』と言ってるみたいに見える😁

そんな写真を撮っている私を見てターボが『あっ、あんなところに篠山輝信がいるぞ!』と言いながら撮りました😅

お、あれは今度こそ『仏岩』ではないですか?

仏岩に到着です。

時刻は9時47分頃。(↑このヤマップ写メは到着して散々写真を撮ってから『忘れてた!』と思い記録に残したので、到着はこれより5分程前でした)

仏岩峠から10分程で標高差40M登って来ました。

ターボが仏岩を下から支えるんだ!と言いながら、それらしい写真に何度もチャレンジしてました。

みんなターボの顔がイマイチだったので、何度目かのチャレンジでようやく撮れたこの写真を採用します。

この時は仏岩のこの出っ張りを『鼻』だと思っていたので、風邪っぴき仏様の鼻水を受けるターボの図。

仏岩の側まで行ってみました。

すると美しい西側の山並みを見渡せる場所がありました。

隣の峰の中腹にジグザグに広がる雲が面白いです。

ターボの鼻息攻撃を受けるハガレーナの図。

振り返って仏岩を見たところです。

どこをどう見たら仏様なのだろう??

近くに行って見上げてみると、なんと中間地点に鎖が設置されてます。

えええ、ここを登る人がいるの~???

どこをどうやってあの鎖の所まで行けるのか、しばらくみんなで考えました。

今日は雨模様で岩が滑りやすかったので、チャレンジはしませんでした。

私など最初の取っ掛かりから足が届きませんでしたよ💦

仏岩を後にし、振り返って見ると、あ!なるほど!こちらから見た姿が仏様の後ろ姿だ!と思いました。

ここからしばらく尾根歩きです。

【前編】として投稿します。

最後までよろしくお願いします🙇⤵️

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